その310 (2004-12-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名前は素子です。素の字を説明するときに「味の素の素です」と説明します。ある日郵便物には「味子様」と書いてありました。(素子)


私の名前は「晶子(あきこ)」というのですが、滅多にちゃんと呼ばれません。小学生時代から、「昌子(まさこ)さん」と呼ばれ続けています。それには慣れっこなのですが、さすがに「品子(しなこ)さん」は参りました。(あきこだってば)


私の女友達は「晶」と書いて「アキ」と読みますが、保険証更新の後、病院に行った時の事。「○○アキラさーん」と呼ばれ、「あーまた読みまつがい‥‥」と思いながらもよくある事なのであまり気にせず、診察室に向かったのですが、看護婦さんに微妙な顔されて、診察中もじろじろと見られたそうです。おかしいな‥‥と思いつつ、戻ってきた保険証をみると、名前どころか、性別が「男」になっていたそうです。診察券ならまだしも‥‥。(りえ)


わたしの名前は「千春」といいます。先日、夫が銀行に電話していました。「奥様の名前は?」と聞かれたらしく、「千春です」さらに「どういう字を書かれるのですか?」と聞かれたらしく、夫は「数字の千に、春夏秋冬のシュウです」と答えていました。それじゃ「千秋」です。(それは誰ですか)


私の名前は「千晴」です。よく「千春」とまつがえられるので、「春じゃなくて晴れる!」と説明します。日本語を勉強中の外人さんに、私の名前の漢字を「晴れる」と説明したところ、外人さんは大変困惑した顔で、練習用ノートに「千腫」と書きました。いや‥‥確かにそれも「ハレル」だけど、腫れるだなんて名前、いくらうちの親でもつけないから。(腫れない女)


私の名前は「ゆま」なのですが、なかなかちゃんと呼んでもらえません。病院に行くと必ずといっていいほど「まゆさんどうぞ〜」と呼ばれます。どうやら「ゆま」というふりがなはぱっと見「まゆ」と読みまつがいやすいみたいです。最初は一回一回訂正していたんですが、最近必殺技を発見しました!それは、名前のふりがなを「ゆま」という風に離して書くことです!これならぱっと見でまつがうことなくちゃんと呼んでもらえます。(ゆま)


私の名前には、「実」が入ってます。でも女性なので、「美」とよく書きまつがわれます。やはり友達で、「美」ではなく、「実」がつく名前の子がいました。お互い、「書き間違われて寂しいよねー」と熱く共感し合っていたのに、ある年、私が彼女に出した年賀状の宛先に「美」と書いていたようで‥‥。年明けに、すんごい怒られました。(はさみ)


アメリカ人の友人が話してくれました。彼の名前はRyan(ライアン)。ある日彼の元に届いた手紙には、「To.Rayon(レーヨンへ)」と書かれていたそうな。「俺は化学繊維か!」と突っ込みつつ差出人を確認すると、彼のおばあちゃんからだったそうで。ショックが倍増してました。(のんの)


「TAKASVGJI」で思い出しました。海外からの手紙が多い職場にいるのですが、そこに以前、渡辺さんがいました。その方に届いた手紙の誤字ベスト2は、「Watanble」「Watansky」でした。「俺は何人だ」とぼやくことしきり。(ロシア人かも)


カキノキさんという友人からの電話を取り次いだ父。「モモノキさんだかウメノキさんだかから電話だぞ〜!」どっちも間違ってますから。(きょろ)


姉の結婚式でのことです。式も滞りなく済み、親族紹介になりました。立ち上がったうちの父、「祖母の××です」「叔父の○○です」「伯母の△△です」などと、いつものアガリ症が嘘のような滑らかな口ぶり。そして、いよいよ私の番。「妹の‥‥妹の‥‥こいつ、なんだっけ?」と、父は母に聞いたのでした。‥‥薄情もん。(存在感の希薄な娘)


私の名前はのりこです。「乃子」と書きます。これまで、「及子」「方子」「B子」など、いろいろな書きまつがいダイレクトメールをいただいてきました。最近来た最強の書きまつがい‥‥。「万子」(いくらなんでも)

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