その329 (2005-01-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


寒い朝、急いで靴下をはいたら、片っぽない。くそー、この寒いのに!と思い、引き出しを探しても、まわりを探しても、どこにもない。変だなー、確かに出したときにはちゃんと揃っていたのに‥‥。と思いつつ、寒いので別の靴下を取り出し、はいている靴下を脱いだら‥‥ハイ、ありました。あまりに急ぎすぎて、続けて2枚、右足にはいていた私。情けなさと、左足の冷たさで涙が出そうになりました。(REIKO)


車で娘(小5)を送っていく途中にクリーニング店に寄って洗濯物を出していこうと思いついた。後部座席に娘と洗濯物。店に着いて、大急ぎで渡して、「お願いしま〜す」と開いてたドアから車に乗り込んだ。ドアをばたんと閉めたその時、娘が「誰が運転するん?」お願いします、は店員さんにかけた言葉のはず。とっさに、私の頭の中で、その言葉と開いた車のドアが微妙に結びつき、自分の運転すべき車にもかかわらずタクシーに乗り込む状態を再現してしまった‥‥。(目的地まで笑いっぱなし)


コンビニで609円の買い物をして500円玉、100円玉、10円玉をだしたら「ごひゃく、ひゃく、じゅう円お預かりします!」「?????」レジのお兄さんは間違いに気づいて慌てたのかレジに「50010010円」と打ってしまい、さらに慌ててわけがわからなくなってしまったようで電卓を持ってきてお釣りの計算を始めしばらく経ってから恥ずかしそうに「お待たせしました。1円のお釣りです‥‥」次の展開が楽しみになっちゃって見守っちゃった‥‥ごめんね。(すあま)


ストローって、「吸う」ためだけでなく「吹く」ために使われることもありますが、私はストローを口にするとかならず反射的に吸ってしまいます。シャボン玉のせっけん水もわかっていながら半分くらいは飲んでしまっていました。みんな「どんくさい」と笑うのですが、ひとりだけ「私も!」と言ってくれた友人がおり、なんでも病理学部の実験で培養中のカビを吹き散らすつもりがつい吸い込んでしまって大変だったとのこと。「死なないように、おたがいストローには気をつけようね」としんみり握手してしまいました。(るーぴょん)


たぶん同じ経験をしたことある方はいらっしゃると思うのですが、随分前に友人の誕生日を違う日に祝ったことがあります。しかし最大の失態は、パーティの人数が大規模過ぎたこと。そして、「誕生日ならカラオケ代がタダ」であることを考慮に入れた上で費用を計算したことです。自分もろとも参加者20名弱が、しばらく生活苦を強いられたことを覚えています。(ゆーたん)


後輩が買ったばかりのノートパソコンを大学に持ってきていました。数人が集まり環境設定していて途中でわからなくなったようなのでここはパソコンが得意な私の出番!と割り込み「貸してごらん!」とマウスをつかんだつもりがACアダプターでした。そう、そのノートパソコンは外付けマウスはなかったんです。優しい後輩は言いにくそうに指摘してくれました。(ねこ)


数学の時間、眠気と闘いながら教科書に書き込みをしていたところをふと見直したら、「0は正の数でも負の数でもない」のうしろにハートマークがついているのに気付いて慌てました。誰も見てないけど恥ずかしい‥‥。(Yamamoto)


小学校低学年の頃、風邪を引きやすかったため、夜クーラーをつけて寝かせてもらえませんでした。でも、すごくすごく暑かったんです。そこで、鼻が詰まって苦しくなったとき、母が鼻の下にタイガーバームを塗ってくれたのを思い出したのです。すーすー鼻が通って気持ちよく眠れたことを‥‥。何を思ったのか、全身にタイガーバームを塗ったのです。初めはすーすー気持ちよかったのですが、すぐに猛烈な寒気を全身に覚えました。真夏なのにも関わらず、冬支度で寝ました。効果が切れた後は、季節外れの冬支度で暑くて辛かったです。「タイガーバームを目の中にいれると受験勉強なんて痛くてできない」という方がいらっしゃいましたが、そのお気持ちよぉくわかります。(たこりーな)


先日、息子(小学2年)の個人懇談の時、少し時間が早かったのですが先生しか部屋にいてなかったので、「○○ですが、いいですか?」と言って部屋に入り懇談が始まりました。「成績も申し分ないし、これからもこの調子で頑張って下さい。」と、うちの息子にしては、おほめの言葉をいただき「おかしいなー?」と思いつつ、色々話を聞きもう終わりかなと言う頃「そうそう、××君はよく漢字も読めて」と先生が‥‥。やっぱり!と思い、「先生、あの、○○なんですが‥‥」と言うと先生は大慌てされ、私も笑うしかなく、先生も大笑いしつつ、「では、もう一度最初から」と、第二回目の懇談会が始まりました。もちろんいただいたお言葉は、うちの息子らしくきびしいお言葉でした。(息子をとりかえたい母37才)


知り合いの外国人留学生のやりまつがいです。元同級生の結婚披露宴に招かれ、夫婦揃ってばっちり民族衣装で着飾って、会場のホテルに行きました。漢字は読めないので、ちょっと怪しい発音で「○○さんの会場ですか?」と聞いたら、「はい」と言われたので、ほっとして会場に入りました。知らない人ばかりでおかしいなあ、と思いながらも、飲み物など勧められて、ニコニコしながら席についていたら披露宴が始まりました。初めて見る日本の披露宴に、わくわく。そして、いよいよ新郎新婦の入場。そこではじめて「違う!」と気づいたそうです。新郎新婦も、全然知らない人たちだったのです。ほんとの会場は、隣の部屋でした。「ごめんなさ〜い!」と駆け出して、呼吸できないくらい笑い転げながら、正しい披露宴に遅刻してきました。それにしても、誰からも、まつがいを指摘されずに出席していたのが、不思議といえば不思議。両家とも、相手側の招待客だろうと思ってたんでしょうね。(たまごっつ)

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