その343 (2005-01-22)

言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。

今しがた、しでかしてしまったやりまつがいです。「♪ピンポーン、ペリカン便でーす」「はーい」印鑑印鑑‥‥。玄関で荷物を受け取り、宅配便のお兄さんに印鑑を渡す。するとお兄さんが何か言いたげな様子。よく見るとそれは爪切り！だって大きさがおんなじなんだもーんっ！（えり@えり） 収入印紙の必要だった私。家のそばの郵便局まで歩いていき「すいません、収入印紙ください」と言うと困った顔でカウンターのおばさんは言いました。「あの、ここ農協なんです‥‥」顔から火が出そうでした。（リリ） 眼鏡の上から顔を洗うというお話がありましたが、私の場合、すでに眼鏡を取っているにも関わらず、再び眼鏡を取ろうとして、顔をつかんでしまいます。（はな） 眼鏡をかけたまま洗顔された方が載っていましたが私は眼鏡をかけたまま日焼け止めを塗ってしまったことがあります。（きりん） 私は視力が0.1以下。お風呂はいつもコンタクトはずして入ります。ある時お風呂場のタイルにナメクジが！虫類が超苦手な私はバスタオルを巻いて、リビングにいる弟に急いで助けを求めました。ティッシュ片手にそぉーっとヤツに近づいていく弟。捕獲！一応中身を確認してみる弟。「これナメクジじゃない。‥‥しいたけ」（なぜしいたけがタイルに貼り付いていたのかも謎） 病み上がりのある日、ベッドのわきを見ると一匹のなめくじが。「なんでこんなところに？」と泣きそうになりながらよく見ると、それはゆうべ食べた卵がゆに入れたしいたけの一片。半泣きした自分がおかしくてひとりで笑いながら指でつまみ上げると、しいたけと思ったものはぐにっと動き出して‥‥やっぱりホントに一匹のなめくじさんでした。なにもよりにもよってしいたけ食べた次の日に現れなくてもいいじゃないか。（こたにりえ） 雪が降ったので長靴を履いて買い物に行き、帰り道坂をあがっている時自分の足を見ると左右が外側を向いていた。「けんかしてるみた〜い」って思っただけで、履きまつがってるとは全然気が付かず家に着いてしまった。脱ぐ時にわかったけど、履きごこちには違和感がなかったのはなぜだろう？（はらまき） エレベーターに友達数人で乗り込んだ時のこと。「閉」のボタンを押そうと私が指を伸ばしました。なんとなーく赤いボタンに目がとまり、なんとなーくそのボタンに指が伸びてしまいました。途端に「ジリリリリ！！」という、けたたましい音が。なんとなーく「非常時の緊急ボタン」を押してしまった私は、もちろん一緒に居た友達、係員の方に怒られまくったのでした。（マユ） 15年ほど前でしょうか。トランジットで降りたベルギーの空港のトイレで。個室をガチャッと開けたら、金髪の女の子が！幸いズボンは履いてたからよかったけど、「Sorry!!」とあやまり、次の個室をガチャ。そこには太ったインド人のおばさんのおしりが！「ぎゃあー！Sorry!!」外人さんは個室に鍵をかけないのかっ？！次の個室はめでたく無人。やれやれ、とパンツをおろして座ったとたん‥‥。黒人の女性がドアをガチャ！！そこには東洋人の女の子が！（私だ！）インターナショナルにみんなでまつがいました。（ベル吉） ある日、母が、新婚間もない我が家に犬を連れ、泊りがけで遊びにきていた時のこと。前日からお腹の調子が悪かった犬のことを気にしていた母は、朝、ダンナがトイレから出てきたのを、私が犬の散歩から帰ってきたのと勘違いして、尋ねたそうです。「ねぇ、ウンチした？」なぜ、いきなり義母から排便の有無を尋ねられなければならないのか‥‥と戸惑うダンナ。それでも、気を取り直して「う、うん‥‥」と答えたそうな。重ねて訊く母。「どうだった？どんなウンチだった？」「え、えーっと‥‥」その後の詳細は控えますが、今や母とダンナはすっかり仲良しです。（何でも言い合える仲） 大学生のとき。イナカに住んでいた私にとって交通手段は自転車でした。ある日、忽然と私のオンボロ自転車が姿を消したので、友達に、「とうとう自転車がぬすまれたー」と嘆いていました。あんなオンボロも盗まれるんやー、と感心された数日後、友達の一人が「スーパー○×の前で見たで」と、教えてくれました。無事だったマイ自転車を見た、その瞬間、思い出しました。なくしたと思った前日、スーパーに自転車で行き、買い物の帰り、そのことを忘れて歩いて帰ってきたのです。しかも、数日間放置していたため、自転車にかけてあったチェーンが盗まれていました。私のオンボロ自転車の価値はチェーン以下のようです。っていうか、泥棒！自転車のほうを盗めよ！

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください！

ページトップへ

前へ

次へ

感想を送る

ほぼ日のTOPへもどる