その345 (2005-01-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今日の夕飯に久しぶりにお酒を飲んだ母が一言。「くぅ〜、ごぞうろっぽに染み渡るぅ〜」それを言うなら「五臓六腑」。「ぷ」だよ。「ぷ」!(日光の手前)


僕が手持ちぶさたでコインを北斗七星のカタチに並べて遊んでいると、隣にいたY君が「あ!それ、カシオパヤ座でしょう?」と得意げに言った。カシオパヤ座→カシオペア座だし、カシオペア座じゃなくて北斗七星だし。そんな二重の言いまつがいをしていたY君も、いまでは立派に一児の父です。(できちゃった婚)


エグザイルのボーカルの方がテレビで「25歳なんです」と言った瞬間、思わず出ちゃった言葉は「安〜い!」いやいや、心の中では確かに「若〜い!」と言ってたハズなのにな〜。(ISHIO)


体育の時間に親友のYちゃんと卓球をしていて彼女のパフォーマンスがあまりにもおもしろいので卓球台にしなだれかかって、おもわず「‥‥だめ‥‥おかしろっ!」と言ってしまいました。たぶん、おかしいとおもしろいの合体系だとおもいます。(Abe)


うちの母と一緒にテレビを観ていた時、その番組がよほどおもしろく、かつ楽しかったらしく満面の笑顔で私を振り返り、「たのしろかったね!」とのたまった。(ちゅーぼー2年生)


会社の近くに、タン麺とタンタン麺が美味しい中華料理屋さんがあります。ある日、会社の先輩とそこへ食べに行きました。先輩は「タンタン麺と半ライス下さい」と注文。僕は、タン麺とタンタン麺どっちにしようかな〜、と迷った挙げ句、「タンタンタンと半ライス」と注文。すぐさま先輩に「どっちだよ!」と突っ込まれました。(たんじろう)


昨日友達とバイキングに行ったときのことです。友達がポテトが食べたいと言ったので二人で探していると、私が先に発見!ちょっと離れた所にいたので、「ポテトここだよ!」と呼ぼうと思ったら「ポコだよ!」と略して大声で叫んでしまいました。恥ずかしさいっぱいで動転して「早く!ポっちポっち!!」とさらに自分に追い討ちをかけてしまいました。(seta)


同僚は、近所の店で食べた定食がいたく気に入ったらしく、昼ともなるとその店に行きたがります。メニュー名を聞くと「まぐろのチャンピオンステーキ!」と堂々と言いますが、彼が気に入ってるのは「まぐろのシャリアピンステーキ」です。あまりにも堂々と言うので、もはや職場では「チャンピオン食べに行こうか」と言うほど。(家鴨右衛門)


彼と沖縄料理を食べにいきました。オーダーしてるときです。彼がメニュー見ながら店員に「あ、ゴーヤチャンピオンひとつね」。真顔でした‥‥。(あまぼと)


このあいだの夕飯は、こんにゃくステーキでした。食べ始めた時、ちょっと冷めてきていたので、母が一言。「もっと熱ければ、温かいのに‥‥」そりゃそーだ。(ぱちぱちうに)


学校の休み時間。とあるクラスメイトはこう言いました。「あ〜、お腹減ったが」どこかの方言かと思ったら、「『が』を入れるところを間違えた」とのこと。(トシゾー)


コンビニで働くアタイの母ちゃん。ある日社長が店に来てアタイの母ちゃんに「オーナーいますか?」と聞いた。すると母ちゃん‥‥。「今、お持ちいたしますので!」オーナーかついじゃう?(yuzu)


電車のストの日。朝10時。「局長さん、います?」と偉い人から電話。同僚の応対。「ストのため、まだ届いておりません」(荷物か?)


両親との夕食時、インターネット関連の、セールスの電話をとった母。数分、話した後、内容がちんぷんかんぷんだったらしく、「お待ちください。今、係の者に替わりますから」と横にいた父に受話器を渡していました。うちは、会社組織だったのかっ!(ざるざる子)


高3の時。担任は生徒指導の担当で、空手道部の顧問でした。クラスの提出物の忘れ物が多かったとき、すごい剣幕で、「明日は、必ず持ってくるんだぞ。朝のホームルームで、パパに提出しろ」とおっしゃった。ちょうど赤ちゃんが、生まれた頃でした。(隆)


「鳴くよ○○ホトトギス」の合体系言いまつがいがありましたが私も短大生時代にやってました。友人数人との会話中に一人が「思い立ったが関の山」と言いまつがい、もちろん全員で突っ込んだのですが、別の友人が「それを言うなら『思い立ったが百年目』」と言いまつがい、「違うよ、それは『ここで会ったが三年目』」「え?三年目?」「関の山はどこいったの?」と、短大生とは思えないお馬鹿会話をしたことがあります。17年経った今でも、「思い立ったが」とくると「関の山」と続けてしまいます。(「吉日」よりも「関の山」の方がゴロがいい)


数年前、幕張で行われていた恐竜博に孫を連れて行くため、猛勉強した父。しかし、会場では、恐竜大好きな6才の孫の知識量にかなわず、喜ばせるどころか、いいとこなし。このままではじーちゃんの面目丸つぶれかと思われた矢先、父は嬉々としてして走り出し、先回りした場所から叫んだのでした。「ディカプリオだ!お前の大好きなディカプリオがいるぞ!」指さす先にあったのが、いわゆる翼竜の化石であったころから、父の頭の中にあったのは、プテラノドンであったろうと思われます。(ブリ助)


友達が私の耳元でそっと呟いた。「社会の扉が開いてるよ」(恥ずかしいどころじゃなかった)


みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる