その347 (2005-01-26)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校の漢字のテストのとき「竹刀」の読みがなは?で、友達は思いっきり「しなちく」と‥‥。ちなみに「小豆」は「えだまめ」と記入。なんだか台所的回答。(dai)


小学6年生の弟が、社会(歴史)の問題をやっていました。「縄文時代、貝殻などを捨てていた場所は?」正解は「貝塚」。それを「ゴミ捨て場」と書いていました。確かに当たってるんだけど‥‥。(みんと)


社会のテスト。始まる前の休み時間に何人かで教科書を広げていました。私が「フビライってさー、エビフライみたいな名前だねぇ」と言ったんです。そしてテストが終わり、その中の一人が「出たね、問題にエビライが!いやぁ〜、ギリギリ教科書見ててよかったな!」って‥‥。間違ってることを教えたら「お前のせいだ〜」と責められました。(わたしのせいか?)


高校の生物の時間。先生にあてられた友人は教科書約1ページを一人で読まされました。その中に「生物」という文字が頻繁にでてきましたが、最後まで気づかずに「なまもの」とよんでいました。「この生物(なまもの)の生態系は‥‥」読み終わった後、先生が「この時間は、せいぶつの時間であって、なまものの時間ではありません」と一言つぶやいた。(ぼくらはみんな生物)


宮沢賢治の『雨にもマケズ』を朗読していた女の子が「味噌と少しの野菜を食べ‥‥」の部分を「味噌と少しの醤油を食べ‥‥」塩分取りすぎだよねーと、心の中で突っ込んでいました。(あーおば)


中学の国語の授業中、教科書の朗読を指名されたクラスメート。歌舞伎の「女形」を、「オカマ」と読みました。そう読みたくなる気持ちはわからなくもないが、正しくは「おやま」。(Mint)


娘(小4)の理科のテストの答えを見て愕然としました。「水のかさは次の時どうなりますか」という問いに「熱したとき→(あつくなる)冷やしたとき→(冷たくなる)」こんな当たり前なこと、テストで訊いてくる訳ないじゃないの!(理科苦手だった母)


息子の宿題の冬休みドリルを見たら、国語「とらぬたぬきの(計)算用」理科「アンナモイト」社会「沖ノ島島」などとと書いてあり、自分で赤丸つけするのですが、こんな解答に全部平気で赤マルがつけてありました。(なずぐ)


中学の英語の授業中、小テストがあり、「技術者」を英語で書けという問題が出た。とっさに思い出せず、仕方なく「〜する人」つながりでミュージシャンとかエステティシャンを連想して書いた答えが「テクニシャン」。自己採点でよかった〜!(正解はエンジニア)*「テクニシャン」でも合ってますよ〜、というメールをいただきました。合っていてよかったですね!(ほぼ日)


国語の教員という商売柄、いろいろな「まつがい」に出会ってきましたがなんと言っても「森羅万象」を「もりらまんぞう」が出色のできでした。まんま読んだだけなのに答案を読んだ瞬間、大爆笑。しばらく経つと、なんだか人の名前みたいで、不思議な味が出てきたのを思い出します。(gyu)


小学2年生の息子。担任の先生は、年配の女性でとってもきっちりした、きびしい先生。1年生のまとめの国語のテストでのこと。問題:「や○や」の○部分にひらがなを入れて、お店の名前にしましょう。余白には、トマトやりんごのかわいい絵まで書いてあります。すかさず息子の解答欄を見ると「やずや」と堂々と書かれていました。解答には、○もペケもなく、脇に小さな赤ペンの染みが‥‥。あの先生の採点の手を止めた息子の解答に、小さくガッツポーズ。そして、減点しなかった先生に、ちょっぴり親近感。(み)


高校の時。世界史のテストに「全ての道はローマに通ず」を英語で書けという、ちょっと邪道な問題が出た。すると「Subetenomichiha‥‥」と書いた強者が。思わず丸を付けそうになったという先生。そのような問題は二度と出しませんでした。(AllroadsleadtoRome!)


私が中2社会科(歴史)の塾講師をしていたときのこと。さっさと終わらせてしまおうと思い、テストの採点をガンガンしていたら、とある女生徒の解答欄に「知ってるけど教えてあげない‥‥」と書いてありました。お色気のつもりらしい。正直、不覚にもしばし採点の手が止まりましたが、(10年早いわ。この小娘が)と思い直し、知っているならとハナまるをあげたのち、「マルあげるけど点あげない‥‥」と書き添えておきました。(ふみひこ)


高校の日本史の試験で、「8代将軍の徳川吉宗は、その所業からなんと呼ばれたか」という問題が出た。一文字分の空白がある「○将軍」という解答欄に同級生のH君は、それはそれはミクロな字で「暴れん坊」と書いて、2点のところ1点を獲得していた。(タロミ。)


塾の試験で「井伊直弼が暗殺された事件は」という問題に「桜田門の外」と書いてしまいました。正解は「桜田門外の変」ですがなぜか○をもらいました。皇居の前をとおるたびに「ここが桜田門の外か〜」としみじみしてしまいます。(きりん)

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