その370 (2005-02-18)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


さっきダンナの母に携帯メールを送りました。「すこぶる元気で」と打ったつもりでしたが「すけべる元気で」と打ってしまってました。‥‥新婚なだけに恥ずかしい。(るーぴょん)


コンビニでバイトをしています。ちょうどお昼のピーク時に、小さなお弁当と飲み物を買ったOLサンに店長がひと言。「一緒の布団でよろしいですか?」耳まで真っ赤になっていました。(ぷくぷく)


いつも楽しく拝見しています。先日祖母とデパートに行きました。そこにあった大きな柔らかそうな抱き枕を見て、祖母が、「あら見てこのダッチワイフ素敵ね!」と大きな声で言い放ちました。どうしようかと思いました。(千華)


先程、これから寝ようとする次男(中1)が、「今夜は寒いから、タンポン入れてくれよ〜」と騒いでいました。一瞬「どこに入れろと?」と考えてしまいました。息子よ、それは湯タンポだろっ!(マダム)


先日久しぶりに飲みに行きました。外で日本酒飲めるのが嬉しくって。一緒に飲んでくれるという人が三人いたので、お店の人に、「おとこ三つください!」と大きな声で言ってしまいました‥‥。(おちょこが欲しかったんです)


高2のときの現代文の授業でのできごと。先生に指されて教科書の朗読をしていた友達が「波にもまれて‥‥」という文章を「彼にもまれて‥‥」と読み間違い。先生も生徒も爆笑でした!(まきまき〜)


ずいぶん以前のことですが、病院の待合室で。「お車の移動をお願いします。ナンバー××−××白のランジェリー」そんな色っぽいものが、外に落ちてたのか。(たぶんラングレー)


旅行会社勤務時代の事。お客様から、宿泊するコンドミニアムにコインランドリーがあるかどうか訊ねられた後輩は「コインランドリーはありませんがランドリーサービスがあります」というべきところを「コインランドリーはありませんがランジェリーサービスがあります」と説明してました。(なんかヤラしそう。そのサービス)


8歳の息子。ある日突然「かあさん。マンチョ好き?」と意味深な質問をしてきた。かあさん、とってもドキドキしつつ、どうにか平然を装い「マンチョって?」と尋ね返すと、息子はググーッと力を込めて上腕二頭筋を固くして見せました。もしかして、それって「マッチョ」って言いたかったのかい?(chihana)



小学生のとき。友達数人と言い争いになり「それで先生にくちづけするんでしょ!」と私。ちょっと大人ぶって「つげぐち」って言いたかったのです。(ubuko)



海外旅行の話になった、母と同僚のおばさま。母が「今なんて、韓国に行くのも安くなったわよねー」と話を振ると、おばさまは「ほんとよねー。うちの子の修学旅行なんて高いのよー。どこ行くわけでもないのに。旅行会社に、なんだっけ、ほら、高いバージンとられちゃうからさー」この話を私に教えてくれながら、母曰く「そんな恐ろしい修学旅行、嫌よねえ」。ごもっとも。(ぱっくん)



夫婦で、ある人のことを噂してたら、夫「あの人、インキンな人だから‥‥」暗いとは思うけど、そういう病気かどうかは知らない。(ゆにこ)



兄と宮崎アニメの作品のホームページを見ていると、私が『魔女の宅急便』に出てきた声優を見つけて、兄に一言。「あ、この人、『マゾの宅急便』に出てるんだねー」マゾの‥‥宅急便‥‥。(サドもある?)



高校生のころ。女の子の友達と期末試験の話をしてた時のこと。その女の子は、「こないだの保健体育の試験で避妊具の試験があったでしょ」と言いたかったそうなのだが、「こないだの保健体育の試験で、体位の試験があったでしょ」と言いはなった。思わず「なにそれ?実技?」と言ってしまった。(ホルンちゃん)



私は二人姉妹のせいか、誰彼かまわず「お姉ちゃん」と呼びかけてしまう癖があり、夫や友人からは「お姉ちゃんじゃないよー」と突っ込まれます。先日、病院でうっかり、ナースに向かって「お姉ちゃん」と声をかけてしまい、これはなんだか、セクハラおやじみたいなシチュエーションではありませんか。その後、「私、姉がいて‥‥」と一生懸命言い訳したのも情けなかったです。(REIKO)



私の実家に家族で出かけ、皆で夕食。貝があったので私が母に「これって何貝?」と聞いたところ母、大声で「え〜っとね〜それは‥‥そうそう!ボッキ貝よボッキ貝!」と自信満々に答えてくれた。さりげなく冷静を装い「ホッキ貝ね」と訂正したところ、母自分のまつがいに気づきあわてて「でも私の郷の方言ではボッキ貝って言うのよ、たしか!ボッキ貝って」と変な言い訳をしながら連呼。義理の母の微妙な言いまつがいを笑うに笑えない私の夫は肩を揺らし、私の父は「そんな訳あるか、バカが‥‥」と母に聞こえぬ小さな声でつっこみ、動揺し続け何度も「方言はボッキ貝」を連呼する母、何だか不思議なその場の様子に6歳の娘は「どうしたの?」としきりに聞いてきたが、その質問に答えられる者は誰もいなかった‥‥。(くるっぽー)



新築完成したマンションを見てきた女性営業マンたちが「できがいい」と上司の私に報告に来ました。建物の外観から、シャワーヘッドやドアノブなど細かなところに至るまで、統一されたデザインがとてもいい、と。担当の企画マンをほめてやらねばと思った私は、彼を指差し、「そりゃあもう、ひとつひとつを‥‥」彼が「選んだ」と言おうとした瞬間、おしゃれなセレクトショップのイメージがよぎりました。「‥‥彼がエレクトしたからねっ!」「選ぶ」と「セレクト」が混ざってまいました。ベテランはうつむきながら吹きだしてましたが、若いメンバーは意味がわからないのかキョトンとしてました。(オジサンだって、erectなんて単語、すっげえ久しぶりに使っちまったよ)



こないだ、雪が降った朝。4歳の娘が大喜びで、まどから雪を見ながら「大きく、ちんこきゅーっ!」‥‥たしかにパパは、そうなりそうな寒さだった。でもうっちゃんは深呼吸したかったんだよね。(アキアキ)


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