その388 (2005-03-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ラーメン屋に行ったら思ったより大きなどんぶりで、「うわぁ、どっかいでんぶり!」(美香)


ふと思い出したのですが、高校のときに友人と何が食べたいか、という話をしていて、「みかんパフェ」と言うところを、「みぱんカフェ」と言いまつがいました。なんとも言えない響きが、10年経っても忘れられません。(和歌山県出身なので)


夫とその友人夫妻と居酒屋で。まずはビール、夫が注文。「生ビール!チャッピーで!」おいおい、かわいいペットでも呼ぶのかよ!(ピッチャーからおつぎします)


コンビニに何か温かい物を買いに行こうかという話になり、父に「何がいい?」と聞かれた弟は、「アメリカンフルト!」と叫んだ。(爆竹)


土曜日の朝、母に、「チーズトーストとピザトーストとどっちにする?」と聞かれ、私はピザトーストと言おうとして、「ピズトースト」と答えてしまいました。(朝ご飯)


今朝、京葉線東京駅に向かう長〜い通路で、動く歩道の脇を歩いてた青年が大声で「今、歩くエスカレーターのところにいる」と携帯電話の相手に言っていた。(にってち)


大阪在住の、ママ友達との会話。「今度赤ちゃん連れて、城崎行くねん。城崎って行ったことある?」「ああ〜、あるよ、独身の時、寝返りで行ったわ」何回寝返りするね〜ん。(ほんとは日帰り)


学校の先生が一人称を「パパ」にしてしまう言いまつがいがいくつか()ありましたが、父が教員をしている我が家では逆の現象が起こることがあります。私の受験の時期ともなると、もうしょっちゅう。「先生思うんだけどな」「先生が受験したころは」「先生こないだ見たんだけど」お父さーん!(娘兼生徒)


教員をやっています。うち学校でも低学年が女性教師を「お母さん!」と呼ぶことはよく起きているのですが、逆転現象が昨日起きたようです。既婚の女性教諭が児童を呼ぶときに、「剛君!」と呼びまつがってしまいました。因みに剛君とはご主人の名前だそうです。(みすたー)


友人の子どもはみかんが大好きで、1日に8個も食べるという話を聞いて、そんなに好きな食べ物があってすごいな〜という意味を込めて、「大人でもそんなに食べないよ!」と言いたかったのに、「人間でもそんなに食べないよ!」と言いまつがってしまった。一瞬、場が凍りついたが、そのあと大爆笑。(象じゃないんだから)


音信不通だった同級生にばったり出会いました。近況報告などお互い話していると、彼女が既婚者であることを知りました。「えー!結婚しちゃったのっ?!」と叫んだつもりの私。しかし実際私が叫んだのは、「えー!結婚できたのっ?!」彼女は大変に憤慨いたしました。当然でしょう。それ以来またも音信不通になりました。当然ですよね。ごめんなさい。(はなや)


「清楚な感じだね」と言おうとして、つい「質素な感じだね」と言ってしまった方の投稿がありましたが、私は高校時代、みんなでお弁当を食べているときに「○○(私)って、化粧したらケバクなりそうだよね」と言われたことがあります。その瞬間、グループの誰もが固まり、言った本人もまつがいに気付いて「化粧映えしそうと言いたかったんだ」と一生懸命言い訳してくれましたが、10年以上たった今でもたまに、化粧をするときに思い出します。(当時はびっくりしたけど今となってはいい思い出)


まだまだ寒い日の夜、ジャケットも着ないで出てきた友達に「うすぎたねぇ」薄汚ねぇ‥‥薄着なんだってば。(悲しい目をした友達)


劇団のオーディションでシリアスな芝居のセリフを読まされ、「兎に角!」を「うさぎにつの!」と大真面目に叫んでしまいました。大爆笑はとりましたが、落ちました。(umi)


高校生1年生のとき、友達の言ったことに驚きを隠せなかった私は、「マジでー!!なんでー!?」というつもりが「マンデー!!」と省略系になってしまった。(生グミ、生ごめ、いまそかり)


高校時代、コンビニでバイトしていた時のこと。お釣りを渡す時「○○円の思い出になります」と言ってしまいました。(てるり〜)


ウェイトレスをしています。お子様向けのメニューも出しているのですが、フルーツをイチゴとさくらんぼから選べるようになっています。私「こちら、チェリーとさくらんぼ、どちらかお選びいただけますが」お母さん「‥‥え?」私「フルーツが乗っていまして、チェリーかさくらんぼ、お好きなほうをお選びください」お母さん「あのう〜‥‥」3歳くらいの男の子「チェリーはさくらんぼだよぅ」‥‥はぅっ!出直してきます。(ゆき)


まだ新人だったころの、会社の先輩との会話です。私がミスをしたので、言い訳しようと「いや〜、どうもあの件はそらおぼえだったんで」と言うと、先輩の目が点に。「やばい、言いまつがった!」と焦った私は、「いや、ちがった、うわのそら?いえ、うわおぼえでした」と。しかし、ますます沈黙する先輩。すると、横から別の先輩が、「うろ覚えだろ!」(ピカチュウ)


不動産会社勤務です。新入社員の女の子がカッコいいキャリアウーマンよろしく、受話器を肩に挟んで両手で書類を整理しながら応対していました。その電話はお客様からのクレームの電話でした。どうやら水道関係の不具合のようです。そのとき、受話器が肩から滑り落ち、ガタン!と大きな音が響きました。慌てた彼女はお客様に、「す、すみません!電話の蛇口を落としてしまいました!」と真っ青な顔で謝っていました。左手で受話器を持ち右手でメモするよう、厳しく指導したのは言うまでもありません。(ちゃぶ)


帰省した時のこと。孫たちとトランプをしていて、うちのおばあちゃん、うーん、と考えた後、言いました。「ペス!」‥‥犬じゃないんだから。出すカードがなくて、パスしたかったようです。(さっちん)


長男が、朝仕事に出かける前に「パンある?」と一言。あるよ、と答えると、しばし沈黙のあと、「靴下の間違いだった‥‥」パンと靴下、どういう共通点があるというのだろう?!(くらむぼん)


神前結婚式の最後あたりに両家の父親によるそれぞれの親族の紹介がありました。「‥‥次におりますのが新婦のおばの○○です」「次におりますのが新婦のいとこの××です‥‥」と、滞りなく紹介が続きました。出席の親族全員を紹介し終わってほっとした様子のお父さん、最後に自己紹介。「そして、わたくしが、新婦の△△でございます」もうちょっとだったのに!惜しかったです〜〜!(ハッピー)


妊娠4ヶ月のころだったでしょうか、看護師さんに「お母様のお年は?」と尋ねられ、たいそうはきはきと「52です!」と答えたことがあります。看護師さんは大笑いされたあと、「えっとあの(おなかを指し示しながら)お母様の」と。そっかー、もうお母様なのか〜、と自覚のない自分にちょっとへこみましたが、子供はなんとか育ってます。(あきこ)

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