その389 (2005-03-09)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


家族でヨーロッパ旅行をした際、外資系航空会社の機内で。食事のサービスが終って、客室の照明が落ち、ほとんどの乗客が眠り始めたというのに、父の後ろに座っていたアメリカ人女性客が、酔って大声でおしゃべりをし続けていた為、堪りかねた父が「ビー・クワイエット!(お静かに!)」と言おうとして間違って「シークレット!(秘密!)」と言ってしまった。薄気味悪く思ったのか、アメリカ人女性はすぐさまおしゃべりを止めた‥‥。「ビー・クワイエット!」と言うよりかえって効果あるかも。(max)


私の妹が、卒業旅行でハワイに行ったときのこと、ハワイ大学に行きたかったそうです。市街バスに乗り込み、バスの運転手さんに「このバスは、ハワイ大学に行きますか?」と聞きたかったはずなのに、彼女は、「GototheHawaiiUniversity!」と高らかに口走ってしまったそうです。さしずめ「ハワイ大学に行け!」バスジャックと間違われなくてよかったと言っていました。(Libby)


前にアメリカ人の女の子を家でお世話していた時、高校生だった私は慣れないカタコト英語で苦戦。彼女が「ドライヤーはどこですか?」と訊いてきた時「InMyHair!」と。部屋→ヘヤととっさに出たけど、理解はしてもらえなかった。(どんだけでっかい頭なんだ)


昔、念願の国際部に転勤になった私は、ヨーロッパからお客様を迎える仕事をしていました。ある日、お客様の一人が腹痛を起こしたため病院へ連れて行きました。ちょっと辛そうだったので、私は彼女に「Iamveryanxious.」(とても心配しています)と言うつもりで「Iamveryannoyed.」(すごく、イラつくわ)と話しかけてしまいました。すると彼女は驚いた顔で「annoy?」と聞き返してきました。「心配に決まっているじゃない、もう!」と思った私は再度、思い切り「Yes,Iamveryannoyed!」と答えました。彼女は黙ってしまいました。いえ、本当に「anxious」と言っているつもりだったのよ‥‥。(ゴメンよシェリル!)


海外在住です。先日友人とショッピングセンターの中を歩いていました。先を歩いていた友人(男)がエスカレーターの方に向かっているのが見えました。そのときふと目に入った、バージンメガストア。友人に「ねえ、ちょっとバージンへ寄る?」と声をかけようとしたのですが、すでにエスカレーターへ向かっている。乗ってしまったらまずい!と慌てて大声で声をかけたのですが‥‥出てきた言葉は、「doyouwantvirgin?」(処女、欲しくない?)あわわわわ。ほんとは「doyouwanttogotovirgin?」(バージンへ行かない?)と訊くはずだったのに、焦ったため肝心なところを省略してしまったらしいです。(名前が悪いんであって、私は悪くない)


うちの弟は中学生の時、英語のテストで、「earlythismorning(今朝早く)」を日本語にしなさい、という問題に、「エリーおはよう」と答えていた。(Yuko)


高校生の頃、英語のテストに「Whisper」を訳させる問題が出ました。答えは「ささやく」。しかし約半数の生徒は「もれない」「吸収する」などと答えたそうです‥‥。ちなみにうちは男子校でした。(耳年増)


米国に住んでいた頃。レストランなどでもらう持ち帰り用の袋を「DoggieBag」と言って(うちの犬に持ち帰りたいので、ということから)、小食な日本人の私たちはよく利用していました。ある時、一緒に留学していた東大出身のA先生、「BaggieDog下さい」と言ってしまいました。袋状の犬(“Baggy”Dog)?(やまやんま)


コンビニでバイト中に、外国人に日本語で道を聞かれました。「国道**号線はどっちですか?」その道なら近くだと知っていた私は、指をさして一言。「ア〜ッチ〜ィ〜」(英語風に)相手は英語じゃないし、私の言葉は日本語だし‥‥。(4月から社会人)


タイのバンコクへ行ったときのこと。バンコクの中心部、サイアムスクエアに行こうとしてトゥクトゥク(三輪タクシー)をつかまえて大きな声で運ちゃんに、「タイムズスクエア!」と叫んでしまいました。運ちゃん、困った顔をしていました。トゥクトゥクで太平洋越えて地球の反対側のニューヨークまで行きたくはないっす。(英語は話せないが片言の筑後弁は話せる国際人)


英語を習って4年の7歳の息子。いまだにアルファベットも書けません。「英語の歌を習ってきた!」と張り切ってハミングしたりして、母心を切なくさせてきました。先日やっと「一つ覚えてきた」と威張るので、聞いてみたところ「にんじんは英語でキャベツ!」‥‥新テキスト代27300円、払うのツライっす。(キャまでは正解)


アメリカに嫁いだ娘を訪ねて日本からはるばる旅立った友人のお母さん。現地のスーパーへ買い物に出かけた時、一緒にいた娘に「人とぶつかりそうになったら、『エクスキューズミー』って言うんだよ」と教えられた。娘がちょっと母親から離れて買い物して、母親の元に戻ろうとしたら、背の高いアメリカ人を見上げて母親が「キスミー」と言っていた。アメリカ人は結構困っていたらしい。(にゃあちゃん)


それは、小学校の卒業文集。私は覚えたばかりの英語を使って、カッコ良く小学校に別れを告げたのです。「doog−bye」と。その後留学もしたけれど、今でも英語は苦手です。(ルビー)

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