その392 (2005-03-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私も、電車とホームの間に落ちかけたこと、あります。忘れもしない横浜駅での朝、京浜東北線でした。大量の乗客が押し寄せるにもかかわらず、足の踏み場がないのです!そのまんま押されて、落ちました。で、とっさに支えようとしてくれた親切な人がいたんですけど、勢い余ってその人の手は私のムネをわしづかみに‥‥!きゃああ!そりゃあ事故なんだけどさー、不可抗力だったんだろうけどさー、まだ乙女だった私には、非常にショックな出来事でありました。(アキコ)


私の友達は、私と並んでホームを歩いていて突如線路に落ちていました。こういう場合落ちた本人も恥ずかしいでしょうがホームに残された私に刺さる「突き飛ばしたんじゃないか疑惑目線」がヒジョーにツラかったことを今でも思い出します。そしてホームというものは見た目以上に高い!「ダイジョーブ?」と手を差し伸べても届かない感じなのですが電車が来たら危ない!という状況が、火事場の馬鹿力を発揮させるのか、落下した運動音痴の友達はスカートであったにもかかわらずかばんも手放さずにその高いホームにえいっ!と自力で上ってきたことに超驚きました。ちなみに私は本当に、突き飛ばしていない!(あつこ)


友人が電車に乗り、私はホームで見送り、お互いバイバイ〜と手を振ったときに、急に友人が電車の中を猛ダッシュ。走り去る電車とともに私の視界から消えていきました。後日談で、手を振ったときに指輪が抜けて飛んだとのこと。おもしろかったです。(かよらん)


電車とホームの間に自分が落ちたことはありませんが、お年玉を落としたことならあります。ぽち袋に入れた状態で。電車のドア付近に立っていたのですが、鞄から物を取り出した瞬間にポトリ。呆然としているうちに電車のドアが閉まり、遥か遠くの駅まで運ばれてしまった私。乗っていたのが急行だったのです。次に止まった駅で急いで降り、引き換えしました。お年玉は無事に戻ってきたのですが、駅員さんの「お年玉だから落としたんだね!」というお茶目なジョークのためホームの人に事の次第がばれてしまい、まわりの人の「いい年してお年玉もらってしかも落とすなよ」という冷たい視線がとても痛かったです。(しかも夜中の12時)


高校の時、部活の合宿に行きました。その日の夜は男女ペアになり、肝試しをしました。肝試しも終わり、しばらく外で皆がたむろしている時でした。肝試しに使用した無気味なお面があったのですが、A子がそのお面をかぶり、B子を驚かそうとしていました。そ〜っと、そ〜っと、後ろから近付いて行くA子。そんなこと、まったく気づかないB子。僕はドキドキしながら見守っていました。すると突然、A子が消えました!ふと見ると、A子は足元にあったドブに見事にはまり、まるで湯舟につかるオヤジのような体勢になっていました。暗闇でお面なんかかぶるから、足元見えなかったみたいです。(もっち)


学生時代に戦隊物のヒーローショーのバイトをしていたのですが、ある日のショーはモデルハウス会場で、舞台は屋外にありました。無事ショーが終わり、「よい子のみんな、声援ありがとう」と手を振って、走ってテントへ戻る途中、僕の前を走っていたブルーのヒーローが急に視界から消えました。あれっと思って振り返ると、道路の側溝の中で横倒しになってもがくブルーの姿が‥‥。ヘルメットをつけると視界が狭くなり足もとが見えにくくなるんですよね。ちびっ子どもが見てなければよかったけど、と今でも思います。(てらら)


学生時代、学校のエントランスの屋根から落ちたときのこと。両手でぶらさがる私に、あわてて駆けつけたこわーい体育の先生がひとこと。「いいかー!両手をはなしてゆっくり落ちてこい!」先生、ゆっくり離すことはできますが、ゆっくり落ちることは物理的に無理です。(bird)


僕の通っていた高校の行き帰りにある自販機は、デカビタCを買うとランダムに2本または3本がよく出てきました。貧乏な学生には無限に溢れ出る泉のようなもので、大変重宝させていただきました。ごくまれに4本出てくることがあり、そんな日は1日幸せな気分になれたものです。(ゆーたん)


中学校の頃、公園の近くのアイスクリームの自販機で買い物をしようと、100円入れてボタンを押しました。でもうんともすんとも言わない自販機。いっしょにいた友人がひと蹴り。すると、出てくる出てくる。計10個のチョコモナカ。持って帰ると溶けるので公園で遊ぶ子どもたちに配りました。そばいたお母さん方から感謝され「いや〜たいしたことないです〜」と、逃げました。(あっちい)


高校の頃、学校においてあるジュースの自動販売機はカップのタイプでした。友人がお金を入れてボタンを押したところ、大量の氷が落ちてきて、彼は、なぜかあわてて取り出し口の扉を開けました。周囲に飛び散る氷。しかもその後、氷がてんこ盛りになったカップの上から律儀にジュースが出てきました。飛び散りまくるジュース。最終的に氷だかジュースだかわかんないカップを持って、学食のおばちゃんに「自販機壊れてるよ」と知らせに行った彼は、「あぁ、よくあることよ」と言わんばかりの顔をしたおばちゃんからなぜか代金ではなくチョコを3個渡されていました。(さとこ)


大学生の時の話です。学校内の紙コップ式の自販機で紅茶を買おうとボタンを押したところ、出てきたのはただのお湯でした。悔しいので、友達が止めるのも聞かず、紅茶が出るまで買い続けました。結局、私の手元にはお湯入りの紙コップが数個。悔しいので、お湯入り紙コップを持って、校内の事務課に行き「押しても押しても、お湯しか出ない!」と訴えたところ大笑いされただけでした。その翌日、学校の掲示板の前でみんながクスクス。掲示板には、「昨日、お湯入りの紙コップ数杯を持ってきた生徒。お金を返すので、事務課に来るように」と。お湯しか出なかった自販機より、その張り紙がいちばん悔しかったです。(マユ)


缶ジュースが1本100円だった時代、千円札でジュースを1本買ったら、ジャラジャラとお釣りが出てきてきて、「え?ラッキー!」と思ったらおつりが50円玉で18枚出てきました。(しゅしゅ)


私は、自動ドアと相性がよくないです。ちょっとばかし軽いせいか、開いてくれないことがあり、ぴたりとしまったドアの前で足踏みしたり、ジャンプしたり‥‥。けっこうなさけない。先日、前の人に続いて通過しようとしたところ、なんと、とつぜんドアが閉まりました。思いっきり、頭の両側からがつーん!とはさまれました。すっっっごく痛かった。なんでこんなに無視される?と思ったら悲しくなりました。(まっちゃん)


私は、ボタンを押して開くタイプの自動ドアで失敗したことがあります。ある日コンビニに入ろうとして、ドアのボタンを押したのですが、開きませんでした。もう1回強く押してもダメ。「何で開かないの?」とむきになって何回も連打しているうちに、手元にはっきり「故障中なので手で開けてください」と書かれた紙が貼られているのに気が付きました‥‥。(そういえば電車とホームの間にも落ちたことあります)


英検の面接試験のときのこと。緊張していた私は、神妙な面持ちでドアをノック。さぁ部屋に入りましょうと思った瞬間、ドアが開かない!ドアノブをひねって引いても引いても、まるで鍵が閉まっているようなのです。「もしやこれは『鍵を開けてくれ』と交渉するところからが試験なのか!?」と思った瞬間、試験監督のお姉さんがうつむいて笑いをこらえながら、「ドア、押してください‥‥」ノブの横に大きく「PUSH」と記載されていたことに、そこで初めて気づきました。ちなみに、この試験は不合格。中でもアティチュード(態度)の得点は、3点満点中僅か1点でした。(英検は2級)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる