その397 (2005-03-17)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


テレビで、中国の若者のあいだで村上春樹の小説が流行しているというニュースを観た旦那が一言。「あ〜、俺ももう一回読みたいな、『モルウェーのノリ』」笑いすぎて涙でました。(新婚五ヶ月)


私が「あの映画の主題歌、『コーリング・ユー』っていいよね〜」すると姉が、「ああ、『モハメッド・カフェ』ね」『バグダッド・カフェ』だーっ!(しゅんたまこ)


妹との会話妹「昨日、日本アカデミー賞やってたよ」私「今年はどんな映画あったの?」妹「なんとかあきらの‥‥あぁ、中尾彬の『なかおち』!」私「それ、『はんおち(半落ち)』って読むんだよ‥‥そして、中尾彬ではなくって寺尾聰だから」(さやか)


ある飲み会の席でうかがった言いまつがいです。親子で映画を見に行こうと、お母様が提案したそうです。「あの、寺尾聰主演のなんだっけ‥‥。『半殺し』?」娘さん、「『半落ち』です‥‥」映画館のチケット売り場で、映画のタイトルをくれぐれもまつがうことのないよう、娘さんはかなり気を付けようと意識して言ったタイトル名が「すみません、『中落ち』大人2枚」(魚屋さんではありません)


「いやー『血と肉』すごかったねー」と焼き肉屋で聞いた。ちょっと怖かったです。『血と骨』でしょーが。(たつ)


私の父はタレントの「モンキッキー」を「チンパンジー」と呼んでました。確かに霊長類だけど‥‥。(松八亭)


うちの母です。自信満々に、「たけし軍団のベンガルって、阪神好きだから、息子の名前『甲子園』ってつけたんだよ。知ってた?」お母さん、ベンガルさんは軍団にはいません。正解はダンカンさんです。(もと)


私「私の足大きいけどさ、タレントの深田恭子も足大きいんだって。旦那「フキャキョンね!」私「ふきゃきょん?」(ますかっと)


うちのオカンがテレビを観ながら「最近スズアン・ビー見ないねぇ」との発言をされました。(でぃび)


冷静で有名な女性キャスターが司会を務める番組でのこと。ゲストは永六輔さん。彼女はやってしまいました。「さて、エイスケさん」まぁ、気持ちはわかるけどねー。(エイスケさんはそのまま流していた)


私の母はテレビを観ていたとき「あー、この人よく出てるなー、ビリー加藤!」ビ、ビリー‥‥?見てみるとテリー伊藤でした‥‥。「リー」と「藤」は合ってるんだけど。(私は美空ひばりの息子加藤和也の別名かと思った)


ダンナ様の母上が、第九を歌われるとのこと。その会場のパンフレットを見ていました。地方のホールかなと思っていたところ、世界的に有名な楽団なども演奏するようで、興味深く見ていたところ、見たことがある名前が。「あ、この人知ってる。ピアノの人だよね」「ヘミコ・フジング!」あまり違和感がないと思ってしまったのは、私だけなのでしょうか。(フジコ・へミングさんですよね)


先日、芸能人について語った際、友人が田村正和の名前が出てこなかったらしく、咄嗟に「あの古畑任三郎の中の人!」とのたまいました。しかも皆なんとなく納得してしまったために、ツッコミが随分遅れました。(ゆーたん)


父の知人のまつがい。ダブルユーのメンバーの話をしていて、知人が、「カゴちゃんとヒゴちゃん、どっちが好き?」と、聞いたそうです。ダチョウ倶楽部じゃないですよー。(辻ちゃんは?)


学校の卒業式に、長い髪をモヒカン状につっ立てるという気合いの入った髪型で挑んだ私。それを見た友達のコメント。「すごーい!カッコイイ!オダリギリジョーみたい!」(立つんだジョー)


旦那「それってコックピットの映画みたいだね」私「ああ、あれね‥‥(映画の題名が浮かばない)トム・クルーズが出てるやつでしょ?」旦那「?」私「♪ハーレーフーロー、デンジャーゾーン!(主題歌まで歌う)」旦那「?」私「わかった!『トップ・ガン』!」旦那「ちがう」その後、彼が最初に言いたかったのは、コックピットでなく、ヒッチコックの鳥だったことが判明。トム・クルーズが出てきた時点で、はっきり「ちがう」と言ってくれ。(はま)


過去の名作映画の話をしていた主人と私。「俺、あれ見てみたいんだよねー、ほら、ローマ圧制を描いたアカデミー賞とってる大作、戦車競技が出てくる、えーっと‥‥『ガン・ホー』!」「‥‥ガ、ガン・ホー?」(『ベン・ハー』)


私の母は、「マクドナルド」のことを「ドナルドダック」と言っていました。(ドナルドより)


ホワイトデーのお返しを父と選んでいるとき父が言いました。「カットキット、うまいんだよなー」お父さん、一瞬なんのことかわからなかったよ!キットカットの方がもっとおいしいと思うよ!(しの)

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