その408 (2005-03-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


娘に夕ご飯を聞かれて、「水炊き(みずたき)」と答えました。ご飯前、近所の方々に娘は、「うちのきょうのごはんみずだけやねん!」と言い振らしてました。あの時のご近所の奥さんの目が今も忘れられません。(もり)


節分の豆まきで「おにはーうちー」と言いまつがったという投稿がありましたが、友達の子供(2歳)は「おにあーそぼー!」と言っていたそうです。(赤いおさかな)


お風呂上がりに、3歳の息子が「ポキラちょうだい!」視線の先には「ポカリ」。母音が入れ違ってる!「これはポカリだよ」教えた後、もう一度「これなんだっけ?」と聞くと「ポ‥‥キ‥‥ラ?」とちっちゃい声で答えていました。以来うちではポキラと呼んでます。(しゅんたまこ)


7歳の娘。学校の友達が水泳が得意だと聞いてきました。「ねえ、ヨーコちゃんってすごいんだよ。エビフライできるんだって」「え?」「エ・ビ・フ・ラ・イ」「それをいうなら、バタフライでしょ!」本人あわてて、「あとね、ゴーグルもできるんだって」それは、たぶん、クロールにちがいない。(しの)


「たつのおとしご」にはみんな苦労してるんですね。私の姪も小さい頃、たつのおとしごを「おとしのなつ」と言いまつがって、なかなか直りませんでした。(姪も今は中一)


ディズニーシーに行ったことのない娘が、「今度ディズニー・フォーに行こう」とはりきっています。(はま)


名古屋には東山(ひがしやま)動物園という大きな動物園があります。今日は、娘の遠足の日。何日も前から「ヒヤヒヤ動物園行くんだ」と楽しみにしていました。いい天気で本当によかったね。(はま)


5歳の娘がスローモーションと言うところを「スモーローション」夫婦でなんとな〜く気持ち悪いものを想像してしまいました。(関取)


3歳になったばかりの息子は、今まさに日本語獲得中。‥‥が、最近、「えかきうた」を「へこきうた」と言いまつがってマスターしてしまいました。うけねらいでもなく、嬉々として「へっこきっうた!」と節まで付けて言う毎日。(seiko)


娘(6歳)の話をテキトーに「はいはい」と聞き流していたら、厳しいひとこと。「もー、ママったら、『はい』はいっぱい!」「『はい』は一回」と言いたかったようです。(幸)


言葉の遅いわが息子。バスの窓から外を眺めながらニコニコと、「ドングリ・ミッキーさん!ドングリ・ミッキーさん!」‥‥?ドングリとミッキーマウスなんて、どこにも見あたらないけど?息子の視線の先には「コンクリート・ミキサー車」が。(なんとなく納得)


ある日の夕食に、冷や奴を出しました。息子「この冷たい豆腐、食べにくい」私「『冷たい豆腐』じゃなくって『冷や奴』。じゃあ温かい豆腐はなんていうか知ってる?」息子「う〜ん‥‥あ、わかった!『あちちっこ!』」(やすこ)


食事の支度をしている私のところに息子(小1)がきて、「今日はじゃあじゃあだね」と言います。「雨が降ってるの?」と思ったら、「あ、しゃぶしゃぶだった」と言い直していました。(なんとなく似てる?)


小二の娘に小三の娘が「ここでね落花生がぱかっと開いて振ってくるの、開かないと大変なんだよ」と言いました。ふ〜んそうなんだと一瞬思ってしまいましたがぱかっと開いて振ってこないと大変なのは落下傘です。落花生がぱかっと開いて振ってきたらピーナツがでてくるだけ。(きりん)


小学校のお昼の校内放送。流れてくる音楽を聴いたTくんが。「これ知ってるよ!十二がつごうでしょ!」は?と思って他の子の反応を見ると。「そうそう十二ばくぼう!」「楽器のひとでしょ。十二がつどう!」「えー、中国の音楽の人だよ。十二ばつどうでしょ」‥‥びみょーに合ってはいるんだけど、まつがってるよ。けっきょくその場で緊急国語の授業。「十二楽坊のがくは、音楽のがくでね‥‥」わかんなくても仕方ないか。まだ1年生だもんね。(あと1ヶ月で2年生)


のんびりした午後、乗客の少ないバスの中。前の座席に座った小学校2〜3年の女の子と母親の会話。女の子「これ、おーがたバス?」母親「そうよ」女の子「ふ〜ん‥‥えーがたとかびーがたもあるん?」母親「しーっ!」母よ、もっと洒落た返事を期待していたのに‥‥。(あんな子供を育てたい)


幼稚園児のかくれんぼでの言いまつがい。鬼「まーだだよー」隠れ人「もーいーかい?」先生、教えてあげて。(よ)


次男が幼稚園の時、虫歯ができたので歯医者さんに連れて行きました。治療も終わりに近づいた頃、待合室で待つ私の耳に、「はい、じゃあブクブクしてねー」という歯科衛生士のおねえさんの声が。と、続いて「あらっ!ふふふっ。えーっと、そうじゃなくてねぇ‥‥そうだ!グジュグジュペーしてね?」と。後で聞いたら、彼はコップの縁に口をつけ、ブクブクと空気を吹き込んだんだそうです。(おとみ)


他の地区もそうなのでしょうが、私の地区の指定ゴミ袋には、それぞれ「燃やせるごみ」、「燃やせないごみ」と大きく書かれています。ある日私がごみを出す準備をしていると、横で見ていた当時4歳の息子が私にたずねました。「ママ、今日は『やせない』ゴミ?」思わず自分がその袋の中に入ろうかと思いました。(ゴミに出せるものなら出してしまいたい)

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