その419 (2005-04-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友人と話をしている時、浮気の話になり、私「彼女はやっぱり気付くもんかね」友「うん、虫の息だよね」私「?」友「アレ?虫の声‥‥は歌か。虫の音‥‥虫‥‥虫‥‥」‥‥「虫の知らせ」と言いたいの?(ぽち)


妹がまだ高校生だったころの話です。夜更かしをして、友達と長電話をしていた時、親に聞かれてはマズイ話になったのか、妹が言いました。「え?何?うちの親?大丈夫、もうとっくに寝て、虫の息やから!」‥‥違うやろっ!(寝息をたてていられなかった姉)


飼い猫の「ジュニア」が首輪をなくしてきたので、新しい首輪を買ってあげました。それをしているジュニアを見た3歳の娘。「ジュニア、新しいクビ、もらったの?」(み)


愛地球博開幕のニュースを見ながら母が一言。「見に行きたいわ〜。冷凍保存のモンスター!」はい、母上。冷凍怪物がいるなら私も行きたいです。(マンモスも見たい・さてらいと)


兄上とトランプをして遊んでいたところ、「つぎ、なにする?」と、聞かれたので、元気に「オニババ!!」と、答えました。(ぶんぶんぶ)


息子が小さい頃、美容院で散髪してもらった時のことです。落ち着きのない息子がよく我慢して、もうあと一歩でカット完了というところまでこぎつけて美容師さんが一言「は〜い、あとは耳を切るだけだよ〜」そのとたん息子は激しく泣き出しました。そりゃそうだ、耳は切らないでほしいよね。あとから、美容師さんも「耳の上!耳の上の髪の毛だよ」と、あわてて言い直しましたが、時すでに遅し!(ち〜たん)


「独眼竜政宗」。テレビかなにかでその言葉を知った幼少の私は、「毒饅頭政宗!毒饅頭政宗!」と近所で騒いでいたそうです。(Kayo)


同僚曰く「人の不幸は鶴の味って言うしね」一瞬怪訝な顔をした私に向かって「ほら、鶴よ〜。おめでたい鳥」はい、私も鶴は知ってます。でも、鶴の味って?普通、鶴は食べないし〜。(ひろこ)◎編集部註:昔は鶴を食べたこともあったそうです。びっくりですねー!


10年以上前、コンビニでアルバイトしていた頃のこと。クリスマスの夜、近所でラーメン屋を営む夫婦の奥さんが三角巾に白い割烹着のまま慌てて駆け込んできて、レジの私にこう尋ねた。「サンタの足、まだありますか!?」ブーツの形の入れ物に入ったお菓子詰め合わせのことだというのはわかるんですが、ちょっと表現が違う気が‥‥。(売り切れました)


昔、OL時代に社内旅行に行った時のこと。宴会で後輩のA子さんがかなりお酒を飲んで酔っ払っていた。その様子を見て、私は言ってしまった。「A子さん、かなり酔っていて、とぐろを巻いているよ」「くだを巻いている」と言いたかったんだけど‥‥。とぐろ巻いてたら、恐い。(めだ吉)



近頃、旅行づいてきた還暦過ぎた母。「今度、ミステリーサークル行こうと思うのよ!」それを受けた姉。「すごーい。そこまでいったか!(気持ちが)」‥‥しかし、母が行きたいのは「ミステリーツアー」でした。ミステリーサークルのど真ん中なのは、あなたですお母さんっ。(みぃ)



以前、とあるレジャー施設で働いていた時のことです。館内はすごく混み合っていて、子供や仲間とはぐれるお客様続出。注意をうながすために、しょっちゅう「お連れ様おそろいの上で奥へどうぞー」「お連れ様が揃われてから奥へどうぞー」と言っていたのですが。このふたつが混じって「お連れ様、襲われてから奥へどうぞー!」と叫びました。(常にサバイバル)



先日電車に乗った時のことです。次の駅で終着駅の時の、車掌さんのアナウンス。「この電車はこれでおしまいです」何事もなく駅につき、当たり前ながらホッとしました。(かねごん)


みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる