その418 (2005-04-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


このあいだ会社で、隣の同僚に、「あ、さっき渡したそれ(書類)、問題なかった?」と言われ、「うん。オッケー」と言おうとしたのになぜか、「うん。ロッキー」と言ってしまった。しらーと仕事を続けようとしたが、「今なんつった?!」(さんきち)


高校生のころです。まじめなまじめな学年主任の先生が、教室からこっそり抜け出そうとした生徒たちに「こら!モグリだな!?」いいえ先生、サボリです〜。(わいわいはっと)


スーパーにわけぎが売ってあった。「お母さん、わきげが売ってるよ。わきげ買おうよー」‥‥息子、また言いまつがってます。ほんとにもう〜。「あのね、それを言うなら‥‥わ・き・げ!」息子につられて私もわきげ。スーパーで母子してわきげ、わきげと連呼。(RYO)


とあるデパートで、母とトイレに行った時。お母さんが足取りも軽く向かった先は、あろうことか男性用。その角を曲がり切らないうちにひき止めなくては!と焦った私の口から飛び出したのは、「お母さん!そっちお父さん!」(Yamamoto)


父と二人で銀座の街を歩いていると、「お、あんなところに飛んでるぞ、気球」数分後。「あ、遠くに行っちゃったな、さっきの飛行場」さらにしばらくしてから。「今度は真上に来てるぞ、あの宇宙船」少なくとも私の目には、どれも同じ飛行船にしか見えなかった。(はんぞー)


以前勤めていた会社で、電話を受けてました。天下の伊勢丹のバイヤーからの電話で、あまりにもテンパって「伊勢丹でございます」「お、お、お勢丹様でございます(お世話様でございます)」と、言ってしまいました。伊勢丹の前を通るたびに思い出します。(トモコ)


女の人が白い小型犬を散歩させているのを見て、うちの旦那は「あの犬、スヌーピー?」えっーと、それはプードルです。(ちゃーりーぶらこ)


満員バスでの会話。高校生2人が言い争っている。とうとう1人が折れた。話の内容からして、多分自分に責任を感じたのだろう。「わかった!ごめん、それ、私がたいたまめだから」「‥‥」その瞬間、車内は必死で笑いをこらえ、もだえ苦しむ集団に変わった(あの苦しさは忘れない)


友人が大学に受かったというので、お祝いの電話をかけたときのこと。「じゃ、今度はどこの駅から通うの?」と私が尋ねると、友人は「ばかたのぱぱかな〜」頭の中にバカボンのパパが登場しました。(高田馬場)


よく、休憩中に本屋さんで本を買う私。今日も千円しかないお財布を抱え、本を買い職場に戻ったところ、「また本買ってきたの?」と、言われ、「おもしろそうだったので、ついつい。もう、お財布はスッカカランですよ?え?スッカカラン?え?スッカッカラン?え〜!」「スッカラカンでしょ」「あ〜、そうそう、スカンカランでした」もう嫌だ。(ゆう)


私の妹が「あの人ってあっけんからりとしている」と何度も言ったので「あっけらかんでしょ」と訂正すると「でもあっけんからりの方が感じが出てるよね」と開き直った。からりの部分がね。(とっぺんぱらり)


「さて、そこでは問題です」という言いまつがいがありましたが、我が家の娘は「さて、それでは次の問題はなんでしょう?」とよく言いまつがいます。(わかりませんよね、次の問題は)


友達に簡単なクイズを出して遊んでいました。答えてくれた友達に「ピンポーン」「ピンポーン」「ムー」「ブー」のはずが、なぜか「無」の漢字が浮かんで出てきてしまいました。(ファルコン)


娘が幼稚園時代、父母会で自己紹介がありました。最初に子どもが名前を言い、その後で親が「○○の母です」と言うパターンです。次々と紹介が終わり、南ちゃんが「○○南です」すぐに「南の母です」と言ったのは南ちゃんのお父さん!一瞬空気が固まり、次に爆笑の渦。ご本人も笑っていました。南ちゃんのお母さんは臨月なので、お父さんが参加。全出席者の中でお父さんは一人でした。(taruho)


昔、兄の結婚式での事。親族紹介の席で、祖母の番になり‥‥。「私は、大二郎の孫です‥‥。あららら、え〜、大二郎の、え〜と‥‥。おばあちゃんでございます!」「祖母!祖母!」と、必死で小声で叫ぶ家族の声が響き渡ったのは言うまでもありません。おばあちゃん、かわいかったよ。そんな祖母も、87歳。今ではお兄ちゃんの事が思い出せなくなりつつあります。噴き出しそうなのを必死で堪える、お兄ちゃんの真っ赤な顔を、私はいつも思い出します。(ana)

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