その427 (2005-04-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


お風呂上り、冷蔵庫からお茶のペットボトルを出し、キャップを取り、左手で持って右の手のひらへドボドボドボドボ〜〜。はあああああ〜〜っ!これは初めてでした。(きらら)


友達のお母さんのやりまつがいです。ご飯を炊くのにお釜に水を入れずに米だけのまま炊飯器のスイッチを押してしまったようです。見事に焼米ができあがっていたとか。作り直す時間もないので、友達は仕方なく今日の朝ごはんにその焼米をポリポリ食べてきたと言ってました。(メグミ)


メールを書いていて、漢字で「番号」と書こうとしてかなを入れて変換キーを押したのに、漢字が出ない。変だなぁと思ったら、「なんばー」と入力してました。(たまごっつ)


会社のトイレ(個室)に入って電灯のスイッチを左手で入れてから鍵を右手で閉めようとしたら、同時にスイッチもパチ(切)。慌ててスイッチを入れ直そうとしたら、同時に鍵をカチャ(開)。さらに慌てて数回繰り返し、明滅する灯りの中、パチとカチャがリズミカルに響き渡りました。(ちょっと疲れ気味)


旦那が店の用事で買い物にでかけ、そこで領収書を出してもらうよう店員さんにお願いした時、店員さんに「宛名はどうされますか?」と聞かれたので「あ、ハンコだけで(いいです)」と答えたそうだ。手元に来た領収書には宛名のところに「はんこだけ様」と書かれてたらしい。一体どんな会社だ。(上様で頼めばよかったのに)


車の運転中のこと。ハンドルの向こう側(スピードメーターなんかがあるところ)になんだか忘れましたが取りたいものがあり、ハンドルの中に手を通してそれをつかみました。と、同時に、左折することになりハンドルをギューーーっと左に回転。中に通された腕もろとも。あああ、腕が折れる〜〜。でも戻せない〜〜。まるで腕の骨がミシミシ音を立てて折れていくような痛み。ようやくハンドルをもどし「ハア‥‥助かった‥‥」と、安心したんだという話をダンナに話したら「なんで腕をださなかった?」と言われました。なるほど。(きらら)


ある日私はいつものように車を運転していつものスーパーに停め、いつものように買い物をして車に乗ろうと駐車場に戻ったとたん「ああっ!」間違いなくそこに停めたはずのマイ高級車が、ヨレヨレの軽自動車にすり替わっているのです!私はパニックになり駐車場誘導係のおじさんに一部始終を話し、警察に連絡をする前に震える手で夫に電話をし、「大変よっ!車を盗まれたっ!」と叫ぶと「なにっ?代車をか?」その言葉に私はすべてを悟りました。そう、私が乗ってきたのは車検の為に借りている代車だったのです。私はこのまま爆発したいと思うほど恥ずかしく散々土下座しても足りないくらい謝りまくったのですがあの日からあのスーパーには行ってません。というか行けません。(こめこめ)


スーパーの駐車場に車をとめたところ向かいの車のライトが点いたままだったので急いで走り去る持ち主を追いかけて「ライト点いてますよ」と教えて、いい気分だったがその人と戻ってみると点いていたのはウチの車のほうだった‥‥。(でこちゃん)


気合いを入れて久しぶりに自己啓発本なるものを買ってみた。タイトルは『女が28歳までに考えておきたいこと』。仕事、恋愛、美容、人間関係から時間の使い方まで。ん〜、めいっぱい詰まっていてこれからの私にきっと役立つわっ。早速帰って、読んでみる。2、3ページ読んだところでふと手が止まった。あれっ?私ってもう既に28歳。ってことはこの本はうちにとって意味なくない?なんだよぉ〜!その本を手に取った時にそれに気付かなかった自分にがっかり。やる気で燃え上がっていた気持ちも萎えた。というより落ちた。言うまでもなくその先を見ることなく静かにページは閉じられたのでした‥‥。(けいこ)

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