その426 (2005-04-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


会社の友達(超美人)と旅行で、とある観光地の運河沿いのホテル「ホテル・カナル(運河という意味)」というところに泊まりました。旅行から帰ってきて、友達が会社のおじさんたちに旅行の話をしていました。おじさん「なんていうホテルに泊まったの?」友達「ホテルアナル!」おじさんたちは喜びましたけどね‥‥。(ちび太)


家族で給食の話をしてたとき、母は「あのー、なんだっけ、スプーンとフォークが合体したやつ‥‥あー、股われスプーン!」お母さん、それを言うなら先われスプーンです。(なっちゃん)


始業式の朝、玄関から出て、扉を閉めようとしていた中学生の息子に向かって「ちょっとっ!ちゃんとブラジャー持ったのっ?」と叫んでしまいました。ご近所にも聞こえていたはず‥‥。いえ、あの「鍵」って言いたかったんです。ブラジャーを干そうと手に持ってたんです。許せ、息子よ‥‥。(懺悔する母)


歯科衛生士として、歯科医院で働いています。歯の治療の途中で歯を仮封するもののことを、「ストッピング」といいます。先日、とんでもない言いまつがいを、午後のおだやかな光差し込む歯科医院の中でしてしまいました。「先生、ストッピ‥‥ス、スワッピングでいいでしょうか?あっ!違います!スワッピング、ス、スワッピング‥‥あれっ?スワッピング‥‥」合っていたのになぜか言い直して言いまつがえて、言いまつがいを正そうとしてさらに危険ワードを連呼し、墓穴を掘り進める私。あまりの恥ずかしさに、本気で辞職を考えた出来事でした。(a)


先日、取引先の偉い人に会いに行ったときのことです。共通の知り合いの話になり、少し緊張していた私は、つい「ああ、彼は最近結婚されたんですよね。確か名古屋で強姦で知り合ったとか」と言ってしまいました。相手先さんは「それを言うなら合コンでしょ」と、大笑いされました。思いもよらない言葉に、自分自身もびっくり!(にゃーな)


昨日、山田詠美さんのエッセイを読んでいた母(61)に「枚挙(まいきょ)にいとまがないってどういう意味だっけ?」と尋ねたら、「何?」と聞き返してきたので、「枚挙にいとまがない!」とやや大声で言ったら、「マイクに玉がない!?」と叫びました。影響を受けやすい母の聞きまつがいでした。(のじゃっくあま)


若者の相談を受けたという飲み屋のママが「若者はみんないちもつの悩みを抱えてるんだ」と真剣な顔で語っていました。確かに悩んでいる人もいるでしょう。(d)

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