その445 (2005-05-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今朝こたつの上の母の買い物メモに「モーグルト」と書いてありました。(おまめ)


実家の冷蔵庫に入っていた瓶のフタには「焼の肉たれ」と書いてありました。なんとなくわかるけど‥‥。中はママお手製の美味しい「焼き肉のたれ」です。(さっちゃんママ)


今日、自分で作った買い物リストに「人物」と書いてありました。「人参」と書いたつもりだったんですが。(栗鼠)


課長のメモの一文。「シュナイダーごみは金曜」シュレッダーごみですよ、課長。(マリンバ)


折りたたみのテーブルを買いました。大きなダンボールに梱包されていました。ダンボールには、中に入っている商品名と色が表示されていて、「折りたたみテーブル色:ナチョラル」とありました。何度読んでも、力が抜けます。(あっちい)


自分の昔の日記を読み返していたら、現彼に告白された日のページがあり、どきどきしながら読み進めていたらば『(彼に)告白されて胸がギョンとした』と書いてあった。気分台無しでした。(胸キュン)


入試の願書を記入し終え見直すと、名前の欄で「子」と書くべき場所に「5」と書いていました。ものすごくびっくりしました。(浩5)


先日、就職活動で企業の合同説明会に行って見つけた書きまつがいです。若手社員と直接話せるコーナーがあったのですが、ある企業の手書き案内カードには「本根で話します」この企業はない、と思いました。(聞きたいのは本音)


娘の小学校では毎年マラソン大会をしています。完走した子どもには記録を書いた賞状をくれるのですが、「持久走大会」のルビが「じきゅうそうかいかい」と書いてあります。4年生の子が1年生のときから4年間ずっと「かいかい」だそうです。子どもたちはひそかに「あっ、今年もかいかいのままだ」と楽しんでいるのです。(来年も楽しみmarina)


私には安田という友達がいるのですが、化学の時間、この元素は安定とか不安定とかたくさん書いてるうちに、いつの間にか「安定」を「安田」と書いていました。安定、不安定、安田、不安定、安田、不安定、安田‥‥。(史)


一応進学校の高校に入学して間もなく、クラスの子は平仮名の「が」を書くとき濁点を3つも付けていた。「か」は普通に書けるらしい。「入試の時も書いてたのーーー?」とか聞かれてましたが、高校レベルなら平仮名を重視して見ませんから。(かわいいから許せる)


小学生の時に、ひらがなの練習で「おむすび」と書くところを、まつがって「おお」と書いてしまい、とりあえずまつがったものは仕方がないので、続いて「む」を書こうとしたら、またまつがって「お」を書いてしまい、結局「おおおすび」と書いてしまったことがあります。(むはどこに消えた?)


しゃべりながら手紙を書いていた母。手紙の冒頭に「お変わりお過ごしですか?」(ぷぷぷ)


休暇簿にお休みの日時と、その理由を書いて上司に提出したのですが、すぐに戻されていました。よくよく見ると、「人間ドック」と「健康診断」が合体してしまったようで、備考欄に「人間検診」と書き込んでいました。(mmm)


私のバイト先のレストランのマネージャーはカタカナ表記が苦手です。先日「ヨッチャンクラブ様」という予約名を看板に書く際、「ヨッチンクラブ様」になってたので「マネージャー、ここ間違ってます、小さい『ヤ』が抜けてますよ」と指摘したら、今度は堂々たる達筆で、「ヨチャンクラブ様」と書いてくれました。(CHAI)


以前メモしておいたリラックス法の手順を読み返していた時のこと。じっくり読んでみると、文章の一部にどうにも違和感。「イメージが消えたらゆっくり深吸吸して‥‥」‥‥吸い過ぎやろ。正しくは深呼吸。(えま)


今年の年賀状。短大以来の友人が「第3子が生まれたよ」と報告してきた。でも、賀状には「第3子を生産いたしました」とありました。(カオリ)


知り合いの女の子の書きまつがいです。今から5〜6年ほど前のことです。ある日、彼女の作文を読んでいたら、「希望」の「望」が書いてあったのですが、なんと、部品の「亡」と「月」と「王」が全部違うところに配置されていました。それを見た全ての人が、そこで絶句していました。(当時彼女は中学生)


オペラ・コンサートを聴きに行きました。有名なモーツァルトの『魔笛』からの演目です。パンフレットに「夜の女王が娘に向かって怒りをぶつける超難度のアリア!『復習の心は地獄のように』」なんだ受験生の歌だったんだ‥‥。曲を聴くと必死な感じが伝わってきて、笑いがこらえ切れませんでした。(正解は『復讐の心は地獄のように』)


明日から小学生の子どもが学校に持って行く、体操着を入れておくための布袋。「体育袋」と書かなければいけないその袋に、私は油性ペンで太々と「体育館」と書いてしまいました。パニクる私に、子どもは「いいよ、体育館でも」と言いオットは「体育館」の文字の回りに、跳び箱やサッカーボールのイラストを描いてくれました。子どもは明日、学校に持って行って「ボクのおとうさん、絵が上手でしょ!」と自慢するそうです。とほほ。(ちこりん)

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