その468 (2005-05-27)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


夫の同僚夫婦、数組と飲み会。珍しく硬く政治的な話に会話が進み、話にちゃんと乗れてるんだぞ、ということを表に出そうと言った一言が「それって何かの陰毛よね」。ぎゅわぁ、陰謀だったわよ、陰謀。(どうすべ?)


自分のことを「童顔で、情けないです‥‥」と言おうとして「童貞で、情けないです‥‥」としれっと言ってしまいました。あ〜あ。(KT)


友人と女性専用車両について話していたとき、まつがって「痴漢専用車両」と言ってしまいました。(絶対乗りたくね〜)


昨夜の夕飯に、塩鮭を焼いたのに大根おろしをそえてだしたら、娘が。「ママー、この、だんこんおろしさー」娘にとっては単なる言いまつがいなのに、それを聞いた大人は瞬間的に頭の中で「男根おろし」と変換し、それを想像して、ヒーッと縮み上がった。(オロシガネ)


ビーチサンダルで街を歩いていたところ、指の股が痛い!それを友達に伝えようと口から出た言葉は「足の股がすれて痛いんだけど!」足の指の股でした。(むすめ)


お母さんと『まどぎわのトットちゃん』の話をしていました。「たしかね、トットちゃんは体育の時間、ブリーフに憧れてたんだって。近所のお姉さんがね、ブリーフをはいてて‥‥」そこでお母さんが変な顔をして、「ブリーフ?」と聞きました。「あ‥‥ブルマーだった!でね、その後の話だけどね、体育祭にはえっとー、ワイシャツだかTシャツだかと下にはブリーフをはいて行ったんだって」お母さんが「ワイシャツとブリーフだけなら、変質者じゃん」と言いました。(きょんぴー小6)


今日、会社の昼休みにビルの屋上に出たら、コンクリートの屋上なのにどういうわけか草がぼうぼう生えてたんです。それを見た友人がすごい大声で「大変!あそこから毛が!」そこにいた人すべてがハッとした顔でこっち見てました。屋上でのんびりお弁当食べようと思ってたんだけど周囲の視線にいたたまれなくて早々に退散しました。(緑の毛)


何年か前のお正月、一家全員で初詣に行った時のことです。その日は、息子以外は全員着物で、道々、妻も娘も久しぶりの着物姿にはしゃいでいました。そして、初詣客で混み合う地下鉄の改札を出る時、私の前を娘といっしょに歩いていた妻が、肩にかけていたものをフワ〜ッと落として気づかずに行ったしまったのです。私は、あわてて拾って、先へ行ってしまった妻に、大声で言ってしまったのです。「お〜い、ショーツ落としたぞ、ショーツ!」その日私は、わが家の女性陣から口をきいてもらえませんでした。(一瞬おかしいな、と思ったけど、言ってしまった父)


ラッキョウ好きの父は玉黄金(たまこがね)という大玉なラッキョウを愛好していますが、この玉黄金を「おうごんだま」と読むのだと思っているようです。これぐらいのまつがいならかわいいのですが、こないだは買い物リストに「大金玉」と書いていました。(Ackieee)



母子手帳の「2歳になって」のページに書いてあるんですよ。「ワンワン、キタ、マンマ等の言葉が話せますか?」って。「ワンワン、キンタマ、マンマぁ?!」って普通に言いまつがっちゃいましたよ。私だけじゃないはず!(KT)



先日、主人と動物園に行きました。その動物園は動物と触れあえることができ、それぞれの動物の檻の前には触れあえる時間のお知らせの看板が立っていました。馬のいる場所の前に立っている看板に変わったことが書かれているなあと思い、読み上げてみました。「11時から12時まで、キンタマに触れます」馬のそれに触れるなんて、珍しい催しごとだな、と思っていたら、旦那が隣で大笑いしながら「キンタマじゃなくて、キソウマだよー」どうして木曽馬(キソウマ)だけ、カタカナで書かれてあるの〜。間違えたの私だけじゃないわ〜。ちなみに動物園は愛知県豊橋市ののんほいパークです。(ウマか棒)



主人がソファの上で体を丸めてテレビを見ていたので「寒いの?」と尋ねると「なんで?」と聞き返されました。「そんなにちぢこまってるから」と言おうとしたのに、口から出た言葉は「そんなにちんこ‥‥」そこまで言って固まっている私。夫は「どうにかなってる?」と、不安そうでした。(新妻)


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