その469 (2005-05-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場の銀行が変わり、キャッシュカードも新しく発行され、前の銀行のカードは使えなくなるので処分しようと折りたたんでつぶして捨てました。後日、姉と買い物に行くのに銀行によったところ出てきたのは前使ってたカード。これがあるってことは新しいのは‥‥。(固まるばか)


たった今、大学生の娘が半べそ状態です。市に提出の公的書類を、緊張ながら記入し、きっちり見直して、「よし、大丈夫!」さて最後に印鑑をと、力一杯押した場所は、なんと、市長名の横にある(印)の上です。今、「ああ、市長の押すところだ。どうしよう」と自分の愚かさを嘆きつつ、「ごめんなさい」とメモを付けています。謝るだけで済むのかな?(実況中継)


ある朝、早く目が覚めたので公園までランニングしてみたときのこと。たくさんの人が散歩やらヨガやらランニングしていて、「おはようございます!」と声を掛け合っている。こういうのいいなぁ〜とホクホクしながら芝生でストレッチしていると、向こうの方でもおじいさんがストレッチしている。私からも挨拶してみようとニコニコしながら近寄っていくと、でかい切り株でした。5mぐらい近づくまでわからなかった。よくできた切り株でした。(よこたけ)


近所のホームセンターで買い物を終え、駐車場につながる自動ドアに向かってすたすたと近づき、1〜2m手前で手に持っていた車のキーのリモコンをドアに向かって「ピッ」。まったくスピードをゆるめることなく、開いたドアを通り抜け、「フフン」と自己満足していましたが、良く考えたら私の実力じゃありませんでしたね。(きまった!と思ったんだけど‥‥)


ガソリンスタンドで働いている友人が、閉店しようとチェーンを張り終え、明かりも消した時、一台の原付バイクが、パーン!とチェーンを破って突っ込んで来て、「いや〜、初めてなんですよ〜、ガソリン入れるの!」と満面の笑顔で言い、最後まで閉店してたことに気づかずにうれしそうに帰っていったそうです。(こうめ)


小さかった頃、わーい、ロールキャベツだーっ、がぶっ!と勢いよく食べ始めたら、何やら歯では噛み切れないものが。口からだしてみると、なんと輪ゴムが。「あら、おまえのだけ、輪ゴムとるの忘れちゃったのね。ほほほほほ〜」キャベツが外れないように、結んでいたらしいのです。後日、再びロールキャベツが食卓に並び、いやーな感じがしたものの、もう輪ゴムはないだろうと、おそるおそる口へ。「痛っ!」中から、今度はつまようじが。「今回はつまようじにしてみたんだけど、また抜くの忘れちゃったわ〜。おまえだけまた当たっちゃったわね〜」もうロールキャベツは食べない。と子供心に誓ったのでした。(おふくろの味は輪ゴム)


旅行会社に勤務していた時の話。おじさんが来店し「約束した○○だ」誰と約束?どのような?とうかがうも「○○だ。今日2時に行くと言ってあるだろう」。ややご立腹。しかし誰もそのおじさんの事は聞いていません。何とかヒントをつかもうと「恐れ入ります。ご旅行のご予定日は?」と聞くと、ついには「おまえら俺をバカにしてるのか!」とキレられました。慌てて上司が来て、奥の応接室へご案内しました。‥‥数分後、そのおじさんが出てきて、「わりーね!」と頭をかいて帰られました。隣の銀行とまつがえたそうです。(店構え、似てるかなあ?)


学生時代、バックパッカーをしてました。とある発展途上国で出会った日本人男性に「事件などの不可抗力で病気が移されることもある!だから女の子もコンドームは持っていた方がよい!」と力説されました。なるほど!と思い、次の日、コンドームを買いに行きました。それまで自分で買ったことがなく、さっぱりわからなかったので、とりあえずエロチックなデザインをした紫色の正方形の箱を購入しました。幸い、旅行中、お世話になることはありませんでした。後日、コンドームの観察をすべく、箱を開けると、ピラリと一片の紙が。「使用方法:お楽しみ1時間前に食べましょう。めくるめく快楽に溺れること間違いなし!」と英語で書かれていました。‥‥私が買ったのは「媚薬ガム」でした。お世話になることがなくて、本当によかったです。(タコリーナ)


私はVodafoneユーザー。先日の仕事帰り、料金の引き落としに使っている口座を替えてもらおうと、Vodafoneショップへ向かいました。用件を伝え、書類を書いて、印鑑を押し、さぁあとはお店の人に処理をまかせるだけ、と思っていました。そこへ、「ではお客様、お使いの携帯は、Fomaでしょうか、Movaでしょうか?」の一言。えっ!?あっ!ここは、も、も、もしかしてドコモショップ?そこは、VodafoneとDocomoが並んで建っている通りだったのです。あまりの恥ずかしさに、すぐには言い出せず、しばらく間をおいて真相を明かすと、お店の人はにっこり笑って、親切にもVodafoneがまだ営業しているかを電話で確かめてくれました。(nekoおんな)


銀閣寺と間違えて金閣寺に行ってしまった男子の話つながりですが、長い受験勉強が終わってこれから青春!という大学1年の春、コンパの連絡で「(渋谷の)109前に集合ねー」と聞いて、キャンパスの校舎の薄暗い109号室前で、一人ただずんでみんなを待っていた男子がいました。地方出身者でした。(メイ)

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