その517 (2005-07-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


母の日に、「おかあちゃんに似合う、ピアス選んであげるね!」と張り切っていた娘。選んでくれたのは、きれいなトルコ石がはいったプチピアス。早速身につけて、お披露目したら、「素敵な、どくろ石だね!」とのコメント。絶句です。(おんこ)


小さい頃、口いっぱいに食べ物を頬張るのでのどにつまらせたり、むせてせき込んだりすることの多かった妹。よく母に「のどに詰まると息できなくて死んじゃうよ」と注意されていました。ある日、夕食のカレーも、いつものように頬張りすぎて、むせ返っていた彼女に、母が「ほらアンタ!また死ぬよ!」と言い放っていました。(ぱあこ)


倦怠期の夫と久しぶりのドライブ。風が強いので「窓閉めて〜」と言おうとして「首絞めて〜」と言いまつがいました。(マダムジンジン)


今日の外出中、急に強い雨が降り始めたときの友人の言葉です。「うわー!すごいタコ殴りの雨だね!」「よこなぐり」と言いたかった模様です。タコ殴りの雨‥‥。当たったらすごくイタそう。(書留タロウ)


時間を守らない父に業を煮やした母に向かって、冗談交じりに「罰金取っちゃえば?」と言おうとして、「慰謝料取っちゃえば?」と言ってしまった娘の私。(離婚してほしいわけじゃないのに)


私がきょとんとしていたら、彼いわく「何、鳩が鉄砲玉くらったような顔してんの?」そんなものくらったら死んじゃうよ!(鳩ぽっぽ)


家族そろって映画を観に行こうとしたときのこと。大人は字幕スーパーが、子どもは日本語吹き替え版がいいと、いつも揉めるのですが妥協してくれた娘がポロッと一言。「わかったよ。じゃ、今回は自爆スーパーでいいよ」(爆発しちゃイヤ)


歴史や年表とは関係ない世界で生きている小学2年生の娘が言いました。「イイクニツクロウかまくらばくは!」造ってんの?壊してんの?(ぴぃ)


とあるテレビ番組の予告CMで、「豪華演歌歌手の競演による至極の演歌ショー!」を聞きつけた我が娘、「おかあちゃん、地獄の演歌ショーって、なに?」との質問に絶句。(おんこ)


健康食品のカタログを制作していました。ある食品の原料は、メキシコ・チワワ州産のものが上質で有名だとのことで、「原料はチワワ州産100%!」と書いた原稿をデザイナーさんに渡しました。戻ってきたデザインには、でかでかと「原料はチワワ100%!」ぜったい飲みたくありません、そんなもの。(るーぴょん)



学校で司書やってます。こないだ生徒に突然「先生、どんな死因は好き?」と聞かれました。いきなり何ちゅう質問やねんな。死因って言われても‥‥と戸惑いつつ「首吊りは嫌やし、樹海に入って、でも嫌やなぁ。やっぱりあんまり苦しまない種類の病死とか?」と答えていたら、「何の話?先生、どんな神話好きなん?」と言われました。なんだか普通の質問だったみたいです。(理想はぽっくり)



「しきたり」を「したきり」と書いたサディスティックな国語の先生がいました。(ジュンコ)


みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる