その518 (2005-07-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


子供の頃、大嫌いな運動会の日にザーっという音が聞こえたので、やったー、運動会中止だー!と喜んでいたら、母がおべんとうにつめるから揚げを揚げている音でした。(2M以上離されてドベ)


私の祖母は家族旅行で泊まった某高級ホテルの中華レストランで取り皿とまつがえて、ガラスの灰皿で食べていました。翌日の朝食バイキングでは、トレーにお皿をのせておかずを盛り付ける所を、直接トレーに盛り付けて食べていました。トレーを大きな四角いお皿と見まつがえたそうです。(おばあちゃん大好き!)


缶ジュースを傾けるタイミングと、缶を口につけるタイミングが合いません。ようやく缶をうまく口に運べても、今度は缶の口が正面にきておらず、ほっぺたあたりがジュースで濡れ‥‥。もう三十路なので、ちょっと落ち着かなければと、ときどき思います。(イナオ)


新潟在住のウチの母が上京し、東京在住の叔母とともに新宿西口で私の妹と待ち合わせした時のこと。母は、なかなか来ない娘の携帯に電話しようと、「ちょっと電話するね」とおばに言って、すぐそばにあった電話ボックスらしき場所にささっと入りました。しばらくあれこれしたのち出てくると、叔母に「最近の電話むずかしくてよくわからないわー。どこにお金入れるの?」と聞きました。突然ATMのボックスに入ってしまった連れをぼーぜんと見ていた叔母は手を打ち鳴らしての大爆笑だったとのこと。(たけ)


息子(4才)のやりまちがいです。朝、子供にひとりで着替えをさせていたら、「ママー、パンツないよー!」行ってみると、ズボンとシャツはあるけど一緒に用意したはずのパンツがない‥‥。おかしいなー、と子供を見ると、「あんた、パンツはいてるじゃないの!」パンツをすでにはいていたのを忘れて、探していたとは‥‥。(横山やすしのメガネメガネかと思ったよ)


実家の駐車場は、洗濯物干し場にもなっていて。あるよく晴れた冬の日、原チャリで走っていたら、なぜか通行人の注目を浴びてる気が。気のせいね、と思いつつ、踏み切りで止まっていると、わざわざ、後ろの車から降りてきたおばさんが教えてくれました。タイツが後ろに垂れてるって。シートに座った時に、お尻の下に、干していたタイツを挟んでしまったんですね。お礼もそこそこに、バッグにしまい込みました。そして数日後、同じ踏切で車で止まっていたら、後ろの車から降りてきた人に、ノックされました。なにかへんなものがぶら下がってるって。やはりウィンドウを閉めたときに挟んだらしいタイツが、ぶらりん。黒くて足の形だから、はっきりくっきり。あんまりびっくりしたので、おなじタイツだったかどうかまでは、覚えてません。(当時はソバージュ、ミニタイトに黒タイツだった)


子供の頃の話です。夜中に目が覚めてしまったので真っ暗な台所に水を飲みに行きました。ふと見るといつもは冷蔵庫の中にある緑の麦茶ポットがそこにありました。熱い麦茶をポットに入れて冷ましているんだろうと思いそれを飲むことにしました。コップにも注がず直飲みしたら、激マズ!変に思ってよーく見たら麦茶ポットは漂白中でした。私は思いっきり漂白液を飲んでしまったのです。直飲みしたのがバレて怒られるのが怖かったので死ぬかもしれないけど親には言わないで寝ました。今思うと私、怒られるのが死ぬより怖かったんですね。(ぴぃ)


両親が寝ていたときのことです。深夜、突然父が起き、寝室のカーテンを開けました。「どうしたの?」と心配する母。父は窓ガラス(外)に向かって「すみませんでした!」と謝ると再び床に就きました。2階で寝ていた私は全く気づかず、母はその夜一人不安だったそうです。(ライカ)


捨て猫を何日か預かっていた時、うっかりエサを切らしてしまい、買い物に出るダンナに「ついでに『ねこ元気』っていうエサ買ってきて」と頼みました。確かに普段から天然な人ですが、「商品名まで言ったし、ラベル見ればわかるよね。子どもじゃないし」と思ったのが甘かった。「いや〜、わかんなくて探しちゃったよ」と笑顔で差しだしたのは「愛犬元気」。(実はウケ狙い?)


幼少の頃よく寝ぼけました。お風呂に入る前にはかならずトイレに行くよう言われていた私。ある日、夜中にトイレに起きたら、そのままお風呂に入っていました。すっかりさめた湯船につかってもまだ気付かず、水音に気がついた母親がやってきてはじめて何やら間違えたらしいことにうすうす気付きました。(すいか)

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