その561 (2005-08-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


洗い物をしようとして「今日は油ものが多いなあ」と思いながらスポンジに洗剤をたっぷりつけて握った瞬間、異様な感触が‥‥。私がスポンジにたっぷりつけたのはサラダ油でした。(ゲン)


「肌水」というスプレータイプの化粧水があります。お顔にしゅっしゅっ♪‥‥マキロンでした。(にわのわに)


夏バテ気味の朝、コンビニのおにぎりで簡単に食事を済ませようと、カップの豚汁をつくり、スポーツ新聞を読みながら、湯呑みにほうじ茶のティーバッグを入れ、プロ野球の記事につい夢中になり、よし食うぞ、と見ると、豚汁にティーバッグがどっぷり浸かっていました。慌てて取り出しましたが、豚汁には濃厚なほうじ茶の香り。悪くない味でした。(組み合わせは発明の母)


寝る前に本を読もうとして枕元の電気をつけてしっかり目をつぶって本を開いていました。どうやって読むんだ自分!(ふいづ)


大学生の頃、いつも眼鏡をかけている友人Aが眼鏡をかけていませんでした。私「眼鏡どうしたん?」A「なくなった」‥‥一週間後。私「眼鏡でてきたん?」A「うん」B「どこにあった思う?冷凍庫に入ってたんやって」(冷たい眼鏡って、気持ちよいんかなぁ‥‥)


ある日の夜中、布団に横になりながら本を読んでいると、突然「ボン!!」という音と共に家がビリビリッと震えました。私は、地震かと思い身構えましたが、どうやら何か違う。何事かと思い1階に降りると、台所で何ともいえない表情で母が突っ立っています。「どうしたの!?」と聞くと、「ゴキブリが出て、ガスコンロの方に行ったから、中の方に殺虫剤まいたんだけど、出てこないから、火であぶってやれと思って火点けたら、爆発した‥‥」家が震えるほどの衝撃だったのにもかかわらず母に怪我はありませんでしたが、皆さん、お気をつけください。(ぱちぱちうに)


某テレビショッピング番組を見ていたら、欲しい商品が出て、「残りわずか!」の表示。焦った私は受話器をつかみ、プッシュホンで一生懸命、欲しい商品の商品番号を押していました。気を取り直して電話をかけ直しました。(ミル)


ある時電車に乗ったときの話です。私の乗る電車は、座席がみんな進行方向に向いているタイプの電車です。電車は少し混んでいて、立っている人も何人かいたのですが、わたしは空いている席を見つけました。しかし、そこに行ってみると、席には大きなカバンが置いてあり、隣に男性が座っていました。「立っている人もいるのに、カバンのために席を使うなんて非常識だな‥‥」と思いながらも、結局私も立つことに。しばらくすると、カバンの隣に座っていた男性が席を立ち、カバンを置いたまま隣の車両に向かって歩いて行ってしまいました。「カバンを置いたままどこに行ったんだろう」と思っているうち、また電車が混み始めました。ある駅で乗車したおばさまが「すいません、このおカバン、どなたのかしら?」とちょっと怒り気味で言いました。すると、カバンの置いてある席の前の席に座っていた女性が「あ,すみません‥‥」と申し訳なさそうにカバンを自分の近くに移動しました。「え?あなたのカバンだったんですか!?」と、あの男性がいたことを知っていた人は誰もが思ったでしょう。男性は,立っている人の(カバンの持ち主ではなく自分に向けられる)視線が痛くてどこかに行ってしまったのですね。(ぺ)


何年も前に家族で旅行に行ったときのことです。母は山にあるお土産屋さんで、ナスの漬物をご近所用のお土産としていくつか買いました。家に帰って皆さんに配り終えたところ、隣の家の奥さんが渡したお土産を手にやってきました。応対にでた母は「まずかったのかな?嫌いだったのかな?」と不安に思ったそうです。が、その奥さんは苦笑いしながら予想外の一言を。「このお漬物、プラスチックの見本品でしたよ」ええっ、見本品!?ありえないような失態に母はひたすら謝るしかなく、ひょっとしたら他の人にも?!という疑念に駆られて皆さんにプラスチックの漬物じゃないかどうか確認していました。それにしても売る方も売る方ですよね。(それからは商品は真ん中から取る派)


先日ひどい二日酔いで出社したときの事。座っていても頭がクラクラするので、デスクにある水を飲もうと思ったら受話器をつかんでました。そこで、何をしようとしていたか思い出せなくなり、「誰から電話だろう?」と無言の受話器をしばらく眺めていました。(まうまうまう)

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