その576 (2005-09-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


弟が地図を見ながらつぶやきました。「この地図、小粋じゃないな〜」それってどんな地図?と思った私は「小粋って?」と聞き返していました。弟曰く、「違う。広域‥‥」ああ、こいきじゃなくてこーいきですね。(じろ)


テレビのニュースをぼーっと見ていたところ、スタジオのアナウンサーが突然「ハムスターさん!」と。何の事かと思っていたら、中継先のアナウンサーがしゃべり出して、画面の下には「濱下(はました)」とアナウンサーの名前が‥‥。ハムスターに意見を求めているのかと思った。(オーマイガっ!)


以前、コンビニで買い物したついでにバニラシェイクが飲みたくて「バニラシェイクください」って疲れた感じで言った。すると渡されたのが割り箸一本(一膳)。なんにも考えないでクルマに乗り込み、ふと考える。店員には「割り箸一本ください」と聞こえたに違いない。いや、あまりの疲労でそのように間違えて言ってしまったのかもしれない。(オレ様)


今日、娘と外出したら廃品回収のトラックがやってきました。「ご不要になりましたパソコン、CDプレーヤ、ラジカセ、ブラザー兄貴などありましたらお知らせください」娘と顔を見合わせて大笑い。スピーカからの声が割れていて、どうしてもそうとしか聞こえない。ソウルフルな廃品回収車なのか?もちろん正解は「ブラザー編み機」。(寒月の嫁)


私の聞きまつがいは「情緒不安定」を「ちょうちょのパンティー」、「活動開始」は「カツ丼のお返し」です。どちらも何のこっちゃです。(みやひ)


それは親と一緒に夕飯を食べているときでした。ご飯を黙々と食べているといきなり母が「セメンタイト?」と言ってきたので何のことだろう?と思っていたら「それ、明太子?」と聞きまつがっていたことに気がつきました。(もぐら)


夕飯がカレーだった日。カレーをすくう、おたまがなかったので兄が、台所にいる母に「おたまー!」と何回も叫んでいたのですが、母には「グラマー!」としか聞こえなかったらしく息子の先行きを少し心配したそうです。(3回目でようやく理解)


うちの母親は毎日ウォーキングをしています。最近は暑いので、涼しい夜に歩くことが多く夕飯の支度をしてから出発してます。先日母に「お父さんが帰ってきたら『ウォーキング行ってくる』って伝えて」と言われ、帰宅した父にその通り伝言したところ、しばらくしてから父から「豆なんて煮てないじゃないか」と言われました。どうやら父には「アズキ煮てるから」と聞こえたらしいです。それ以来、うちではウォーキングに行くことを「アズキ煮る」と言うようになりました。(豆子)


マンションに住んでいます。エレベーターを待っていた時に、エントランスから入ってきた方が、郵便受けの方に姿を消しましたが、ちょうどエレベーターが着いたので「こんばんは。乗りますか」と声をかけたところ、「イエース!」との返事。そういえば外人の方もいたよなーと思いつつ、3秒くらい「開」のボタンを押して待ってましたが、ふと「いいですー!」って言ったんだ!と気がついて、すぐ閉めました。そもそもそんなノリじゃなかったし。(みみんがー)


大阪府吹田市にある「関西大学」、略称「関大=かんだい」の学生です。大学名を聞かれて「関大です」と言うとかなりの確率で同じく吹田市にある「阪大=はんだい=大阪大学」とまつがわれます。ちなみに関大の入試の手引きには、タクシーに乗るときには間違われないように「千里山の関西大学まで」と言いましょうという注意が1ページ使って書かれています。運転手さんが聞きまつがって阪大に行ってしまう事件が毎年あったんだろうなあ。(エポナ)


昔主人は、お母さんに「レース糸を買って来て」と言われ、「冷水筒」をぶら下げて帰って来たそうです。(わいわい)

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