その577 (2005-09-13)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある日、友達とあんパンを食べていたときのこと。あんパンのあんはこしあん派かつぶあん派か聞こうとした私は‥‥。「こしパンとあんパン、どっち派?」(じじぽん)


夏休み中、買い物から帰ってくると息子が寝転がってダラダラしてたんで「こんなダラダラして!」と言おうとしたが「だんなコラコラして!」と言ってしまった。(こめこめ)


私、新人臨時保育士です。6月から3歳クラスの「うさぎ組」の担当になりました。子どもたちは、外で元気いっぱい遊んだ後冷たいお茶を飲みます。給食室へお茶をもらいに行くのは私の仕事です。子どもたちが冷たいお茶を待っています。廊下を歩きながら「ウサギ組です。お茶ください」を頭の中で復唱します。給食室のドアを開けて言いました。「うちゃください」(まっち)


母とデパートに入ったら、母が開口一番、「あ〜、すんやりする」。涼しいとひんやりが混じったようです。(ないすな)


サッカー国際親善試合を母とテレビ観戦していた時のこと。後半のゲーム終了間際、となりに座っていた母が放った一言。「露出時間はどれくらい?」「‥‥もしかしてロスタイムのこと?」「そうそう、それそれ」(大逆転)


正当派言いまつがいです。昨夜地震があったとき某国営放送のラジオのアナウンサー氏。「なおこの津波による、地震の影響はありません」うしろで「地震による津波っ!」とするどくささやく声があり、繰り返しのお知らせからはちゃんと直ってました。(min)


テレビで、郵便局に強盗が入ったというニュースのときにアナウンサーが「当時、郵便キャクに客はほとんどおらず‥‥」と言っていました。一瞬、「郵便局の客」を略して「郵便客」という言葉があるのかと思いました。(まゆみそ)


台風が関東に上陸しようとしていた本日の夕刻、テレビのニュースで風が吹き荒れ、波がうねり、いかにもいよいよ上陸か、という映像がいそがしく流れる中、アナウンサーがひとこと。「台風の接近が近づいております」ええと、つまり、まだそんなに近くないのね。(いつも台風情報ありがとう)


台風情報をテレビでみてました。「マンホールのフタが取れないようにダンボールで補強してあります」と記者が報告してました。ダンボールで補強ができるなんて、どんな方法かと思いテレビ画面をみると、ガムテープで貼り付けたマンホールのフタが映ってました。訂正することなく放送は進んでいきました。(アリー)


台風で冠水し放置された車をニュースで見ながら、私「人乗ってないのに、ウィンドブレーカーだけ動いてる!あっ、ちゃう、ウィンカー!」夫「ほんまや。ウィンカー動いてる!」20歳の息子「ワイパーのことやな‥‥」(52歳国語教師)


台風の時に起きた「鉄砲水」を伝えるニュースで、キャスターが「みずでっ‥‥鉄砲水が発生し」ギリギリで気づいて、言いまつがわずにすんだ?(みぽこ)


ついさっき、台風ニュースをみていたら、女性キャスターが言いました。「各地でドサシャイガイ、いや、ドサ、ド、土砂災害が‥‥」確かに言いにくいですよね。(笑わない女性キャスター)


ある日の会社の朝礼です。ちょうど大きな台風が九州を直撃していた時間帯で、テレビ会議でつながった九州支社の人に、社長が「台風はどうですか?」ときいたところ、「雨風ともに非常に強く、朝礼後に全社員、退職します」とまつがえてました。社長も苦笑いでした。(28歳男)


先日の衆院選でのことです。開票速報のアナウンサーがある選挙区で「ここでも自民党が票を大量獲得です。320万議席を獲得しました」と淡々と言っておりました。(多すぎ!)

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