その589 (2005-09-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場のランチルームで、電子レンジに飲み物を入れ、あたためスタートを押しました。ボーッと待つこと約1分。ピーっという音で我に返り、私が開けたのは横にあった冷蔵庫のドアでした。(うた)


昨日のことです。かなり寝坊して、寝ぼけつつもあせって出勤支度をしていました。大急ぎでシャワーを浴びた後、ペットボトルの林檎ジュースを飲みながら、髪を乾かしていました。右手でドライヤーとジュースを交互に持ち替え、左手は手櫛で。ハッと気づくと、ジュースを持った右手がドライヤーを持つはずの高さまで上がるのが見え‥‥。次の瞬間、頭からジュースをかぶっていました。(状況を把握するまで数秒かかりました)


私の会社のS子先輩は、ある日外でイベントをやっていた男の先輩に「名刺がなくなっちゃったから俺のカバンの中から黒い名刺入れ持ってきて!大至急!」と言われてタクシーをぶっ飛ばし、「持ってきましたー!」と鼻息も荒く差し出したのは、黒いカバーに入った「ヒゲソリ」でした。(さすがS子選手)


大阪の某水族館に行った時のこと。大水槽の前でジンベイザメやあらゆる魚を眺めてホワ〜ンとしておりましたら、オバチャンの集団が「ほれ、底の方におるやん!あれ!ヒラメや!」オバチャンが指差した先には「エイ」がいました。(とろろ)


夜、夕飯のお裾分けに叔父のところに行きました。すると、「雨そんなに降っていたのか!」と驚かれました。「へっ?降ってないけど」と自分の格好を見て気づきました。叔父さん、紛らわしい黒のTシャツでしたが、これは雨じゃなくラメです。(これってみまつがい?)


父と妹と私の3人ファストフードに行ったときのこと。父が「オレンジジュースも頼んだら?」と言うので、私たち二人が「ここのは無果汁だからやめておくね」「そうだねたぶん無果汁だろうね」。父は数秒考えてから、「‥‥それって、ムカつくジュースのこと?」以来、無果汁の表示を見るたびに口元がゆるみます。(お父さん元気?)


そう言えば、私の妹も二段ベッドの上から落ちました。私は、下の段に寝ていたのですが、朝、起きてベッドから降りようとすると足にムニュッとした感触。妹がベッドから落ちてそのまま寝ていました。運がよかったのは、私が蹴って落とした布団の上に落ちたということ。姉妹で寝相が悪いのですが、とりあえず、私に感謝してほしいものです。(あっちい)


住んでいる家のキッチンの水栓はレバーを下から上にあげると水が出て、下げると水が止まります。実家の水栓はその逆。」という方がいらっしゃいましたが、私の実家のキッチンはレバーを上げると水が出て、下げると止まり、洗面所はその逆です。なぜ同じ狭い家の中なのにそのように設計したのか、どういう意図があるのかはわかりません。使い慣れていない私ばかりか、慣れているであろう両親さえもレバーの上げ下げが定かではなく、遊びに行くたび、キッチンや洗面所から「きゃーっ!」「うわっ!」という悲鳴が聞こえてきます。実家で水道を使おうとするたび、レバーを持つ手が緊張します。(同じにすりゃよかったのにね)


先日家具屋に行きました。若い店員さんに、「ウッドカーペットが欲しい」と言ったら、ホットカーペット売り場に案内されました。「いえ、木の方です。ウッドです」と言ったらやっと、目的の所へ。奥に立てかけてあったので、取ってもらうことにしたのですが、6畳用は重そうなので、「手伝います」と言ったら、「大丈夫ですよ」と言われたので見ていました。案の定、倒れてきたカーペットにつぶされそうになりました。その時店員さんは、「あ、いけね。ホットカーペットじゃなかった」いや、だからね‥‥。(モカッチャ)


中学生のとき、家族は留守でとてものどが渇いたので適当にジュースをコップになみなみとついで飲み干しました。気づくと私は床の上に倒れて数時間寝ていたらしいのですが目覚めても頭ががんがんしてひどい目に合いました。どうも、自家製の梅酒の原液を一気飲みしたようです。(残念ながら今も駄目)


ドライブ先で見かけた喫茶店「ユトリロ」。しかし、その店名が書かれた看板の絵は「モナリザ」。それはやっぱりまつがってるだろう、と思う。(モナリザはダ・ビンチ)

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