その610 (2005-10-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今日会社でパソコンに向かっていて、マウスを使って画面左上で作業しているのに、右下でもカーソルが動いている?あれ?と思ってよく見たら、小さな虫が画面上を動いていました。(もうすぐ健康診断)


おじさんの家に行ったとき、冷蔵庫に冷やしてあった飲みかけのサイダーを飲んでしまいました。そこで、かわりに水を入れておくと、そうとは知らずに飲んだおじさんは「やっぱり気が抜けたサイダーはうまくないなー」だって。(気分の問題)


マンションの外廊下で息子が叫びました。「ママー!ゴキブリがいるよーっ!」私はゴキジェットを片手に走り、小さなゴキブリ目がけて、噴射!1回、2回、トドメに3回!と、そこで気がつきました。ゴキブリではなく、コクワガタのメスでした。息子と2人でコクワガタに謝って、お墓を作りました。堪忍してね。(ちづる)


数年前、家族(両親・兄・私)で日帰り温泉へ行った際のこと。父と兄はそれぞれ別の有料ロッカーを使ったそうです。施錠をした後「あ、タオル忘れた!」と言い出した父。「バカだなー、親父」と言いつつ、鍵を閉めた兄の手にもタオルはなかったそうです。入浴後に休憩室で落ち合った私と母は大笑いしました。(モリノク)


昔、友人たちと箱根へ出かけた時、わたしは駅でこれから行く美術館の割引券をゲット。悦に入って美術館に到着し、ロッカーに荷物を入れた際、割引券を入れたまま施錠してしまいました。ロッカー代のほうが割引額より高くつくので開けるのはあきらめて、正規の値段で入館しました‥‥。(桜)


焼酎でコーヒーをいれた人がいらっしゃいましたが、私の母は焼酎でラーメンを作りました。同じくウチでも焼酎の空きボトルに水を入れていたせいかと思われます。(くれまさ)


わたしは昔、下宿で自炊したての学生の頃、料理本に「だし1カップ」と書いてあるのをみてだしの素をザーっと1カップ投入したことがあります。食べてみて、すごくまずくてびっくり。なぜだかしばらくわかりませんでした。(ぽこん)


婦人服売り場で、買い物をしている姉を待ってボーっと立っていたら、4、5歳の男の子が走ってきて、おもむろに私の手をぎゅっと握り、また走り去っていった。後からその子の母親と思われる人が「すみません」と言いながらその子を追いかけていった。何のことやらわからず立ち尽くしていると、向こうの方でその男の子が「だってあのお姉さん、人形かどうか確かめたかったんだもーん」と言っているのが聞こえた。ちょっとうれしい、のか?(カオナシ)


知人から聞いた話です。長いけど、いくつものまつがいが複合的に起きていて、インパクトがある話なので、書かせてください。あるペーパードライバーの奥様が、急な用事で車を出すことになりました。愛犬に見送られて、車を発進させたものの、乗り慣れていないので、必死のノロノロ運転です。しばらくすると、後続車にクラクションを鳴らされました。「のろいから、怒ってるんだ!」と思って、懸命に走るのですが、後ろの車は、いよいよただならぬ様子でパッシングしたり手を振り回したりしてきます。「ああ、どうしよう」と焦るけれど、どうしていいかわかりません。「抜かしていってくれないかな」と思って、左に寄って車を停めました。ところが、なんとしたことか、後続車は抜かすどころか、後ろに車を停めるではありませんか。運転席から、おじさんが降りてきます。「どうしよう!」思わずハンドルに顔を伏せました。おじさんは運転席の窓をどんどん叩いて、開けろと迫ります。観念した奥様が窓を開けると、おじさんは言いました。「犬、ひいてますよ」え?犬!?犬を轢いちゃったの、私!?ゾ〜〜ッとして、恐る恐るサイドミラーを見ると‥‥。そこには、死にそうになりながら、ハァハァと激しく肩で息をしている愛犬の姿が‥‥。ん?でも、怪我もしてないし、ちゃんと生きてます!何が起こったかというと‥‥。愛犬の綱は、庭を走り回れるように長くしてありました。奥様は家を出るとき、慌てたためにその綱をドアに挟み込んだまま、車を発進させてしまったらしいのです。犬は、飼い主の車に引っ張られながらも、引きずられまいと、何キロもの道のりを、必死に走ってついてきたのでした。おじさんの言葉は「犬、引いてますよ」だったというわけです。ノロノロ運転でほんとに良かった。(たまごっつ)


「ネコはメスで、イヌはオス」という話で思い出しましたが、私の高校の時の同級生は「サイはオスで、カバはメス」だと思っていました。ツノで判断していたらしい。(まいたん)

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