その614 (2005-10-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある電気店でテレビを見ていた4歳くらいの男の子が「ジブリアニメ」という言葉を聞いて「ジブリアニメ!ジブリ弟め!」と叫んでいた。(こめこめ)


私は保育士です。隣のクラスの子のかわいいまつがいを。今、地元局で『トムとジェリー』が放送されていて、朝、見てから登園している子どうしの会話なのですが。「僕、今日トマトゼリー見てきたよ」「私はトマト大好き」(園でトマトは大豊作)


4歳になる姪っ子のかわいい言いまつがいです。長袖パジャマを着せられた姪っ子が「わたしの長袖長すぎ〜」と言おうとして「わたしの長袖ながそで〜」と言いました。聞いていて思わずそうだよ、と返事したくなる言いまつがいに妹と大笑いしました。(のら)


5歳の息子とボール遊び。「今度はサッカーしよ。僕がボールピーパーね!」頭の中で救急車のサイレンがなりました。(ゴールキーパー)


小5の息子は気に入った曲をエンドレスで聴きたがるクセがある。ここのところお気に入りの曲を、車の中で繰り返し繰り返しかけるように要求され、言うなりになってかけていたら小1の娘が一言、「もうやめて!耳がタコになっちゃうじゃない!」‥‥気持ちはわかるけど、ちょっと違うよ、娘よ。(おかざき)


「かーさんの足にできるのは、なんだっけ。たこつぼ?」私の足にいくらなんでも、蛸壺はできない‥‥。正解は、「魚の目」でした。一文字もあってないし。(金魚の目)


娘が小3の頃。「(お友達の)Yちゃんのママがね、いやなことがあるとYちゃんに体当たりするんだって」ふくよかなお母さんが、Yちゃんにタックルしている図を想像してちょっと心配に‥‥。「八つ当たり」でした。(りこ)


私の子供が小学1年か2年だった頃、学校からかえるやいなや「今日の給食めちゃおいしかった。作って」と言うので「なんやったん?」「ワシのてんぷらっ」思わず今月の献立表をみたらその日は「いわしの竜田揚げ」でした。(バンドリ)


甥っ子(6歳)を乗せてドライブ中、「ねぇ、この車、ぶつかったらサンドバックでるの?」いや、サンドバックがでたらむしろ痛いと思う。(ちか)


友人が二人目の子供を出産した。初めてのお披露目で、あまりの可愛さに、「もらって帰ろうかなー」と言うと、お兄ちゃんの「ダメ!」のひとこと。妹がやっぱり可愛いのね、とみんなが微笑む中、彼の一言。「病院から借りてるから」友人は焦って、違う違うと説明していました。(そういうまつがいもあるわけで)


私は小さい頃、リュックサックのことを「ショッテック」と言っていた。たしかに、しょって行く物だもんね‥‥。(自分語)


12時前に食堂に行った。娘(3才)「お昼前やから、やせてるなあ」私「???」息子(7才)「それをいうなら、すいてるやろ」息子よ、あんたはエライ!(さすが兄妹)


もう少しで4歳になる息子がついさっき「ねぇお母やん、きもってくもい?」と言うので、なんのことだろう?と思っていたら、ボソっと「まちがえた。クモってキモイだった」とつぶやき、自分でまつがいに気付いていました。息子の成長した一面が見られてよかったです。(はみころ)


この前、友人の4歳の娘となぞなぞをしていたのですが、私が「一番上に『チ』がついてとても足の速い動物はなんでしょう?」と言ったら「チ?うーんとね‥‥うーんと‥‥わかった!チカちゃんだ!」ま、チカちゃんも動物だけどね。(こめこめ)


ファミレスで友達とランチを楽しんでいたら、後ろの席に座っていた男の子がドリンクバーから戻ってきて、「ママ!ジャジャエール持ってきたよ!」と誇らしげに叫んだ。かわいかったです‥‥。(まいこ)


6年男子の口げんか。「おまえさ〜いいかげんにしろよ。昔のことをむさぼり返すのは、やめろ!」(本人、かっこつけてタンカきったつもり)


小2の息子のまつがいです。家族以外は内緒の話をした後「この話はダレにも内緒だよ」と言うと、息子は「ボク、くちがやわらかいから自信ないな〜」と言いました。「口が堅い」の反対はやわらかいと思ったようです。ことばは難しいよね。(ゆうやけこやけ)


小2の息子。ちーとも進まないピアノのテキストのページををめくりながら曲の題名だけ読んでいた。『スケーターワルツ』、『チクタク時計』、『きよしこの夜』‥‥。「おかあちゃん、『きよしこ』って、誰?」(あつこ)


知人のお嬢さんが4歳くらいの頃、その春から小学校に上がるお兄ちゃんのことを「お兄ちゃんね、今度ライオン小学校に行くの」と教えてくれました。珍しい名前だなぁ‥‥と思っていたのですが、そのお兄ちゃんが入学した学校は「○○第4小学校」でした。(舌足らず)


6歳の娘と交換日記を始めました。やっと文字が書けるようになったものの、長い文章がかけないのが悔しかったのか、「も゛がすくなくてごめんね」との文章が。「も゛」が、「もじ」の圧縮型であることに気づくまで、しばし時間を要しましたが、娘なりのメッセージに、ジーンとした母でありました。(おんこ)

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