その622 (2005-10-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


母と妹の叔母ちゃんは言いまつがいの宝庫です。この間も「おばちゃんねー、あの番組大好き。ほら、『社会の窓から』」それは『世界の車窓から』のことでした。(chocowaffle)


先日、『水戸黄門』を久々に見ました。友人が「由美かおるはすごいよね〜。やっぱりオギノ式が効くのかな?」由美さんが実践しているのは西野流でした。(一子の娘)


高校時代、バトミントンの大会で審判をしていた時のこと。「セブン、セックス」7対6(シックス)と言いたかったのですが‥‥。一瞬、会場内はシーン。直後、大騒ぎとなりました。トホホ。(べべこ)


日曜の朝、寝ぼけながらテレビを見ると三木谷社長がTBSを買収したと報じられているのを知り、とっさに近くにいた母に「TBS、売春されたん!?」目は買収と読んだのに、口では売春と発してしまった私。(ぶちょー)


高校で吹奏楽部に所属していた頃。『第六の幸運をもたらす宿』という曲を練習していた時のことです。クラスの友人に「文化祭では何演奏するの?」と聞かれ、堂々と『第六の興奮をもたらす宿』と。(yumi)


数年前、撮影のため髪結いさんに日本髪のカツラを用意していただこうとして電話で「キンカクシでお願いします!」と堂々と言いまつがえてしまいました。本当は「ツノカクシ」と言いたかった。その後お互い笑ってしまい、ほとんど会話になりませんでした。(お嫁さん)


会社の飲み会で盛り上がっていた時のこと。首に毛が生えるという男の人に向かって、同期の女の子が大声で「ちんげ(珍毛)だ〜!」店内が静まり返りました‥‥。本人もすぐに気がつき、必死で漢字を説明しだしましたが、みんな聞く耳もたずで、あとあとまでネタにされていました。(珍は要注意)


こないだ、友達とディズニーランドに行ってきました。すごく気持ちよく晴れてて、テンション上がりまくりでした。そこで、ミッキーのモノマネをしようとした友達が発した言葉。「ボッキー!」「ボク、ミッキー!」が縮まりすぎたみたい。(花も恥らう乙女)


弟のようにかわいがってる5才年下の男の子。私が「最近、問題勃発でさ〜」とメールしたら「どんな問題が勃起してるの?」という私を気遣う返信が。なんとなく、本人にはつっこめなかった。(1521)



小学校の時の話。教室の前の壁に貼ってあったその月の給食献立表を友人と見ていたとき、ある日の献立にデザートでフルーツポンチが含まれていた。友人が「コレってさー、よく男子が並べ替えてイヤらしい言葉で言うからやだよね〜」と言ったので「あ〜そうそう」と言おうとしたのに「あ〜、フルーツチンポね〜」とハッキリ言ってしまった。(えみ〜ご)



医学系の授業、ハンチントン病についての講義中。何気なく配布資料を眺めていたら、一ヶ所だけ、「ハンチンチン病」と書かれている部分を発見。隣の席の子にも教えてあげると、懸命に笑いをこらえてました。ふと気付くと、前方に座っていた友人2人もこらえきれずに身をよじってました。(くらげ)



高校・英会話のレッスンにて。世界の通貨を英語でお勉強中のうら若き乙女たち。先生が、「では、『P』の付く通貨は?」と質問しました。「pound!」「peso!」「punt!」「pence!」「penny!」知ってる通貨を先に言われた私の友達は、口をパクパクして、必死に発言しようとしています。「ぺ‥‥、ぺ‥‥、ペニス!」焦って出てしまった言葉といえ、それは、ない。先生は、あわてず「no」と一言。(MT)



ラジオを聴いていました。たぶん生放送。かわいらしい声の若い女性が曲紹介をしていました。「ミュージカル『メアリー・ポピンズ』から、『2ペニスを鳩に』」何と、曲が終わった後にも、もう一度!誰かすぐに気づこうよ!『2ペンスを鳩に』は大好きな曲だったのに、それからしばらくは、意識しすぎて、曲名を口にできませんでした。(あの頃は若かった)



私が小さかったころのことです。ビーズのセットを買ってもらいました。その中の、金色の丸いビーズが気に入ってつまんで顔の真ん前で見ていたらどういうわけか鼻の穴にスポッと入ってしまいました。私はびっくりして泣きながら、大声で「キンタマが鼻に入った〜〜!」と、何度も叫びました。あのとき、私の恐怖も考えず、笑い転げていた母と姉たちを、鬼のような家族だと思いました。(今ならわかる)



高校生の娘は、ごく最近まで萩本欽一さんの率いる球団を「茨城ゴールデンボールズ」だと思っていました。「ボールが複数形だし、あんなとんでもない名前、よくみんな平気で口にできると思っていた」そうです。(銀魂)



高校のころ、授業で一人ずつ発表する時間があった。その日は友人の日。黒板に張り出した紙の文字を読んでいたのだが、「100万個」とあるところを「ひゃっこ」と読んだ。それを先生が指摘すると、「え?マンコ抜けてる?マンコ?」と大声で‥‥。本人には授業の後に教えてあげましたよ。(H−KING)



僕が高校生のことです。部活の練習を必死にがんばる後輩の女の子達を感心に思って、「やる気満々だね!」と言いたかった。ただ、もっとかわいく言えないかなと思い、「やる気まんまん子ちゃんだね!」と言った。皆の視線が冷たくなった。そんなつもりじゃなかったのに‥‥。(イカ)



彼がはじめて私の部屋に来た日。ふたりでソファに座り、見たいテレビ番組を探していた。NHKの動物ドキュメント番組が大好きな私は、ちょうどそれらしい映像が目に入り、嬉々として言った。「あっ、動物がやってるよ!」ちょっと微妙な空気が流れた直後、こともあろうに映像は、アザラシの交尾シーンに。イヤ私は、動物「の番組」がやってると言いたかったのであって、動物がヤッてるからうれしいわけではないのです‥‥。(純情三十路前)



ダンナの会社での消防訓練のこと。部長が号令しました。「放尿!!」それって「放水」?男子トイレの消火訓練か。(もちもち)



保健士さんに健康相談をしていた際のことです。痔と思われる自覚症状があったので説明をしていました。「外には出てないので、おそらく入口あたりに痔核が‥‥あっ、入口じゃなくて出口ですね」‥‥以下、しどろもどろ。入り口と出口にこだわる自分が非常に恥ずかしくなりました。(やっぱり出口)


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