その626 (2005-11-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


信じがたいのですが、ケミストリーを「ケミカルズ」と言い放ったことがあります。誰だそれ。(さなえ)


子(小1)が、テレビに出ているレイザーラモンHGさんを見て一言。「この人、レザーモードっていうねん」たしかに、黒革仕様。(豚皮仕様)


巨人軍新監督の原辰徳氏をテレビでみていた友人が「青大将、来年こそがんばってほしいよね〜」と。蛇?(ジョっちゃん)


友人と芸能人の話をしていた時のことです。「なんだっけ、その人‥‥あぁ!まさかりくさおだ!」いいえ、くさかりまさおです。(金太郎)


ジャイアント馬場のことを「バイアントじゃじゃ」と言ってしまいました。(べっちゃん)


古い話で恐縮ですが、死んだ父が生前、NHKの『シルクロード』を見ながら「う〜ん、ヨロコビ太郎の音楽はいいな」と感心したように言い放ったのでした。我々が訂正すると、「なにっ!キタローだとっ!苗字はどうしたんだっ!」と怒り出しましたっけ。(花色木綿)


母がテレビでコメント中のデーブ・スペクターを見ながら「ディープ・スペクターってさぁ」と言った途端、父が「コイツはそんなに深みのある人間じゃないっ」と一喝。見事な夫婦連携プレーを見せて頂いた。(ちーぷすぺくたー)


けさ妻がやってくれました。妻「今度あの番組のゲストあの人だよ。ちょいワルおやじのイタリア人の‥‥そうだ!ジェロニモ!」夫「ジローラモだろ!ネイティブアメリカンかよ」(もっちー)


私の母は、私の息子(2歳)が『アンパンマン』にはまっているのを見て、「やくみつるさまさまよねえ」と言った。すごく風刺の効いた『アンパンマン』になりそうだねえ。(やなせたかしよね?)


兄嫁の結婚式のとき、母が「このウエディングドレス、宇野千代のプロデュースなのよ」と言うので「宇野千代は着物以外もやってたっけ」と思ってたら「神田うの」のことでした。うの違い‥‥。(あざらし)


友達数人で話していた時のこと。財布にいくら入っているかという話になった時、一人の子が、「私はチヨ入ってるよ」と言い出しました。チヨ‥‥?みんなで首を傾げていると、「宇野千代だよー。五千円札」それを言うなら樋口一葉でしょ!と総ツッコミをくらった彼女は、慌てて言い訳するように、「だって私、昔から社会人が苦手なんだもん!」「社会科」と言おうとして、まつがったらしい‥‥。(彼女も立派な社会人)


会社で、「あの番組見た?」と、昨夜私が見た番組の話題になったので、ここぞとばかり得意げに、「見た見た。あの部長課長が出てたヤツでしょ?」「‥‥次長課長でしょ。」(大して違わないでしょ)


『チャーリーとチョコレート工場』を言いまつがっている方がいましたが、うちのダンナは普通に『チャーリーとチョコレートエンジェル』と言っていました。速攻で「お色気系になってるし!」と突っ込んだらキョトンとしてました。後で気がついてちょっと恥ずかしそうでした。(ばんび)


私「ラッセル・クロウって何に出てたっけ?」母「えぇと‥‥ほら!あの古代ローマの剣闘士のやつ‥‥えっっと‥‥あっ!『ナビゲーター』!」戦わないで案内する役ですか?スケールが小さすぎると思いますが。(ベッシー)


母から電話がかかってきました。母「あれ観たのよ、『かわいそうな象』」私「ん?(カンで)柳楽優弥くんの?」母「そう。大きくなったわよね」カンがはずれてほしかったほどの間違いです。(アバウトママの娘)


母と宮崎アニメの話をしていた時のこと。「お母さんあれ好きだなー、えーっと‥‥『天井の城ジュピター』?」庶民的なんだか壮大なんだかわかりません。(みずえ)


母が言いました。「今晩あれ観なきゃね、ブラジルのドラマ、『ツルとカメ』!」『ハルとナツ』ならNHKだけど?(どんな姉妹)


3年生の息子は『劇的!ビフォーアフター』という番組を何度教えても『ビフテキ!ビフォーアフター』と言いまつがえます。お腹空いてる時間でもないんですけど‥‥。(ノーマJ)


彼女と音楽について話してた時、「あの美輪明宏の歌なんだっけ、えーと『ヨッコラセの歌』!いや『ヤットコマケの歌』!違う、『ヨイトコマケの歌』!」後一歩だったのですが、正解にはたどり着きませんでした。(たまふろ)


あまり本を読まない母が、「久しぶりに本を読んだ」と自慢げに話しました。私「なに読んだの??」母「んと‥‥なんだっけ。あれよ!すごい売れたやつ!『どまんなかで愛を叫ぶ』」すっごい売れたのになぜまつがえるんだ‥‥かあさん。(まなみ)


小学生の頃、発表会の劇で宮沢賢治の『どんぐりと山猫』をやることになりました。担任が「みんな、しっかり練習して、すばらしい劇にしような!」と熱くなりながら黒板に書いた文字は「宮沢賢治『やまぐりとどん猫』」。(どん)


童話の話をしていて、父が『キリとアリギリス』と言いました。(38番)


母が目玉のおやじを見て一言。「あっ、親父のめだま!」隣にいた父親の目ん玉を見てしまいました。(鳩子)

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