その632 (2005-11-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある遊園地で「ドラえもんの皆様」と放送が入ったので「ドラえもん?!」と親子で反応したけど「ご来場の皆様」でした。(親子そろって聞きまつがい)


さっき兄が「根津美術館に行きたい」と言ったのを「ネズミジュース買い行きたい」と聞きまつがいました。(ふいづ)


休み明けに出てきた後輩がだしぬけに「きのこ見ましたか?」と聞いてきて、「へ?きのこ?見てないよ?」と困惑ぎみに答えたら、「???きのう混みましたか?」と、さらに困惑ぎみでした。そうよね、いくら秋だからってね。(ちえ)


今朝、『めざましテレビ』を音だけ聞いていたら、「明日は新作コントをご紹介します!」と言っていたので、どこかの旬の芸人が朝から生コントをするのかと思ったら秋冬の新作コートの特集だったようです。コントのほうが観たい。(あけみ)


会社の先輩に「どこのシャンプー使ってるんですか?」と聞いたら「私はドコモのSH900iを使ってるよ!」と自信満々の返事が。あとから聞いたら「ドコモシャープ使ってるの?」と聞こえたらしい(ドコモシャンプー)


インド出張から帰ってきた先輩が、「私、絶対宇宙人か外人やん」と。インド出張のせいでおかしくなったかな、と思っていたら、「私、絶対中耳炎か外耳炎やん」でした。耳かきが大好きで、インドでも耳かきしすぎたらしいです。(エツコ)


バレーボールの試合中、先輩が突然相手選手を指差し、「あの人はノーメイクだときついね」。そんな大声で言わなくてもと、一人であせっているとふとノーメイクではなく、ノーマークだったことに気がつきました。‥‥ブロック行けってことね。(貴子)


『笑っていいとも!』を見ていました。テレフォンショッキングのゲストをタモリさんが紹介したら、隣の部屋にいた旦那、「え、大阪のナオ君?誰それ?」保阪尚希さん、うちでは「大阪のナオ君」と呼ばれることになりそうです。(げっこ)


うちの母がコンビニで店員さんに「スライスチーズはありますか?」ときいたそうです。すると店員さんは怪訝な顔をして「世界地図ですか!?」と。コンビニに世界地図を買いに行ったりしないわな。(碧)


ある日、僕が「伊藤英明って岐阜出身だって」と言ったら母が「豆腐ジャーキーが何?」と言い返してきました。おい、豆腐ジャーキーなんてあるのかよ。(もち)


南米の伝統的な手芸に、「モラ」という刺繍があります。先日、母親に「モラ刺繍って知ってる?」と尋ねたところ、戸惑いながら「それは、年齢的なもの‥‥?」という返答。母は、「漏らし臭」と聞きまつがえていました。(お母さんは、まだ大丈夫)


聞きまつがいですが‥‥。ある日、ラジオで、「皆さん、いんぐりもんぐり党をご存知ですか?」と。そんな言葉があったなあ、でも、なんだったっけ、しかも「党」?‥‥と考えていると、「検診を受けて、乳がんを撲滅しようという運動です」ピンクリボン運動、でした。それなら知ってた。(もんぐり)


中学の部活動で部長をしていたときのことです。部員の父兄から差し入れをいただいた、という話を職員室で顧問の先生から聞きました。その後、先生が「おまえ、牡蠣むけるか?」と言われました。あの貝から身をむく‥‥やったことないなあ、と思い「できません」と言った後で見せられたものは、果物の柿でした。先生は「か」にアクセントを置いて言っていたので、てっきり魚介類の方だと思っていました。「き」にアクセント置いてくださいよ〜。(イントネーションまつがい)


職場での女性の会話。「こないだの『勤労少年』、見た〜?剛くんや、松潤も良かったけどKAT-TUNの、あの男の子もかわいかったよね〜」ん?ジャニーズが?勤労?と思って、よく聞いてみると『金田一少年』でした。(『勤労少年の事件簿』も見てみたい)


ボーッとテレビの教育番組を見ていた時のことです。子供たちが体操をしていました。するとお手本のお兄さんが「周りを気にして正面を向いてください」。なんでわざわざ周りを?と思いながら画面を凝視すると、「回れ右をして」の聞きまつがいでした。(NHKっ子てるり〜)


私の地元では、防災放送というのがあって火事の広報や徘徊老人を探す放送などが市役所から各町のスピーカーで流れます。その日も「ピンポンパンポーン」と始まったので耳をすませていると「本日夕方5時より、ラブフォーユーを行います」と、のたまうではありませんか。??!!?!?!?と思いつつ、最後まで聞き逃すまいと耳をダンボにしていると、「‥‥40トンの水を放流しますので」と続きました。そうです、「ダム放流」を「ラブフォーユー」に聞きまつがえたんです。一人で「ぽっ」っとなってしまいました。(s)


私は耳が弱く、高いところにちょっとでも上がるとすぐ痛くなります。彼と山に行き、我慢できず「耳痛いもん」と訴え、どんどん下りました。けれど彼は「君がそんな言い方する人とは思わなかった」と不機嫌にいうのです。私は痛くて涙目に鼻水まで出していたのに‥‥。しばらくして彼が「もしかしたら耳が痛いの?」と聞くのです。「ミミ(自分の事)、いたいもん(ここに)」と聞こえたらしい。そりゃ私は名前に「み」がつくけどどうみてもそんなキャラじゃないでしょう。(みっちゃんと呼んでね)


子供が小学生だったときの会話。私「将来何になりたい?」子供「毎日おいしいケーキが食べられるからパティシエになるんだ」私「そんな生半可な気持ちじゃなれないよ」子供「生ハムからキムチはできないの?」子供はすばらしい!(和子)

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