その662 (2005-12-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友人Yから「『三丁目の奇跡』どうだった?」というメールが来ました。私が見に行ったのは『ALWAYS三丁目の夕日』!(フジタ)


母から、「『夕日が丘の三番地』観に行かない?」と誘われました。(ALWAYS三丁目の夕日)


私の同僚は、『私の頭の中の消しゴム』のことを『消しゴムの中の私』と言いまつがっていました。思わず、消しゴムのケースの中に人間が入っているシーンを想像してしまいました。(33)


二人の友達から、映画に感動したというメールが来ました。一人は『私の中の消しゴム』に感動し、もう一人は『私のポケットの中の消しゴム』に涙したそうです。(madamejinjin)


ドラマ『1リットルの涙』を、量を倍にして『2リットルの涙』にしてしまった方がいましたが、私の妹は一気に『100リットルの涙』にしてしまいました。幸いにも妹はすぐ間違いに気付いたのですが、「100リットルなんて多すぎじゃん。これじゃ1トンだよね」と。‥‥それも違う。(1トン分なら1000リットル)


何回も出ているネタではありますが、あの泣けるドラマの名前をうちの母は『一万リットルの涙』と間違えました。『二リットル』とか『十リットル』はありそうですが、一万ってあんまりだよ。(なみだの滝)


妹の職場の方の言いまつがい。「あのドラマ泣けるわよねー、『一万ボルト』」。ベテランさんだったので誰も突っ込めず。「ああ、泣けますよねーあれ」と流したそうです。(数字しかあってない)


今日本屋で。おばさま「『1リットルのハードル』どこかしら?」店員さん「‥‥」耳にしてしまった私も店員さんと一緒に一瞬思考停止しましたが、すぐ修復。はい、『いのちのハードル「1リットルの涙」母の手記』のことですね。(おばさま「ほほ、いやだわ」と余裕で笑う)


家族全員テレビドラマをほとんど見ない我が家。6歳の娘が友達との話題に入れないらしく、相談してきた。「ねー、私も見てもいいでしょー、『のび太をプロデュース』」のび太をイケメンにでもする話か?(伊豆のダンサー)


ドラマ『女の一代記』のCMを見ているときのこと。私「アー!あたし、このドラマ見たいんだよね!『女の一代記』!」母「誰の(『一代記』が)見たいの?」私「越後吹雪!」母「越路吹雪ね」(よしこ)


韓国料理を食べていた時、友人が「内田有紀って誰と結婚したんだっけ?」「ああ、『冬の国から』に出てる‥‥ほら‥‥あの」「えっ?」「ほら、『冬の国から』の弟役の‥‥あー、出てこないっ」「ねえっそれって『北の国から』のこと?」店内の『冬のソナタ』のポスターに惑わされました。(結局吉岡くんも出てこなかった)


夫が本当は何を言いたいのか、推理力を鍛える毎日です。昨日、好きな映画の話をしていた時。「『汽車ぽっぽ』みたいな感動する映画が好きだなぁ」「汽車ぽっぽ?!」「ほらー、北の方でさー、汽車が出てくるやつだよ」それは『鉄道員(ぽっぽや)』でしょ。(しゃみ)


姉と映画の話をしていて『Mr.&Mrs.Smith』が見たいと言おうとしたのに口から出たのは、「『Mr.&Mrs.清水』」。‥‥えらい和風になってしまった。(たっきー)


居間で母がテレビを見ているところに、風呂から上がった父が入ってきた。「おっ、母さんなに見てんの?」と父。母は番組に感動し、うっすら涙ぐみながらこう答えた。「私この番組すごい好きだわ〜‥‥『ウルルン大辞典』」(滞在記は私も好きだよかーさん)

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