その687 (2006-01-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


兄が小学生の頃、クラスの書初めで力が入りすぎ「元日の朝」を「元の日朝」と書き初めてしまった子がいたらしいです。(がんのじつあさ)


そろそろ年賀状準備の季節ですね。昔、上司に宛てたものに、「ご健康をお祈りいたしております」と書くところを、「ご健康をお願いいたします」と書いちゃったことがあります。しばらく腕組みをして考えてから、「お祈りも、いたしております」と書き添えて、そのまんま送りました。仕事始めに、私の顔を見たとたんににこにこした上司は、「もう、正月から大笑いしちゃったよ」と報告してくれました。(すみさん)


その日は新年そうそう、朝イチにお客さんから電話がかかって来ました。かなり、緊張。あれ?「新年あけましておめでとうございます」?「いつもお世話になっております」?朝だから「おはようございます」?「おはようございました!」何がどう混ざったかもわからない変形具合で、意味がわかりません。二人で、仲良く初笑いしました。(由梨)


来年のお正月特番の話をしていて、「それ、どこに載ってた?」と聞かれた私は、「ネットで見た。ニャフーで!」『Yahooニュース』を強引に縮めてしまいました。(ねじ)


実家に帰省したときの言いまつがい。玄関までたどり着くと、部屋の奥で電話がなっていた。誰も受ける様子がないので、玄関から小走りで中へ。慌てて受話器をとりギリギリセーフ!「ただいまぁ〜」と元気よく発してしまった。あぁ、ハズカシ。ちなみに、受話器の向こうは、近所のおばちゃんで、何事もないかのように、「おかえりー」と答えてきた。柔軟性ゆたか?(サンク)


結婚が決まったという友人の発表を聞き、「おめでとう!じゃあ、幸せの絶叫だね!‥‥‥‥絶頂ね!」(たっきー)


英語の授業で生徒に「不定詞」を教えていたとき。説明しながら、頭の中で「不定詞」と「to(トゥー)不定詞」のどちらの用語を使うべきか一瞬迷った結果、出た言葉は「で、ここのプー不定詞が」‥‥真剣な授業で「プー」。大阪人は「プー」に弱い。その後は笑ってお話になりまへんでした。(英語教師しちまき)


深夜、友達と取り憑かれたようにボードゲームをやっていたとき、大声で「ビリだった人はじゅっきんふっかい!」と言いまつがった私。(くん)


会社で紙の束をホチキスで留めてました。針が無くなってしまい、自分のホチキス針の箱から出そうとしたら空っぽ。あ〜、隣の先輩のもらっちゃお〜。「〇田さ〜ん。ハチキスのホリ下さい」(MISAKUEEN)


うちの母。「最近のチーママはデトロイト食品ばかり子供に食べさせてるんだって」察するに「最近の若いお母さんはレトルト食品ばかり子供に食べさせてるんだって」と言いたいらしい。(結香)


バイト先のパートのおばちゃんたちの会話。A「梨もらったから後で食べようね」B「え、柿?」A「いや、なす!」一度言えてるのに茄子と言いまつがうおばちゃんに感動しました。それにしても柿って‥‥。(くりを)


小学生の娘は難しい言葉を使ってみたいお年頃。テレビゲームをしながら叫びました。「神の過保護を!」神のご加護を、と言いたかったみたいです。バチ、当たりそうだよ。(過保護ではない母)


今日は妻の誕生日。いつもと変わらぬ夕食の後、不満そうに述べる妻。「たんじょっぴ‥‥たんじょっぴっぽ‥‥誕生日っぽいことしたいな〜」(ぷ〜さん)


あれは2001年の年末のことでした。ふと、母が感慨深げにこう言いました。「21世紀ももう終わりだねえ」「もう終わっちゃうの!?」と私がツッコんだことは、いうまでもありません。(しましま)

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