その689 (2006-01-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


以前、デパ地下で食品の販売員をしていた時のこと。お客様への声かけで「いらっしゃいませーー」と言ったつもりが、何を思ったのか思いっきりデカイ声で「お腹すいたーー!」と言ってしまった。‥‥たしかに、休憩時間直前でハラペコだったのはわかるんだけどね。(はらぺこあおむし)


先日、知人の息子さん(2歳)が髪をばっさりと丸刈りにしました。もうそれはそれは可愛らしく、私もキャアキャア言いながら頭を撫で回していました。すると突然そこにいたもうひとりの知人が、目を細めながら「コンソメみたいで可愛いねえ」と。‥‥コンソメ?真相はマルコメでした。「メ」しか合ってないし。(えり@えり)


友達と、家の話をしていた時です。私「まず玄関入ると、屋根まで筒抜けなんだよね〜」友「それって、天井まで吹き抜けってこと?」家で内緒話もできやしない。(気が付けばアメリカ在住7年目)


料理を全くしたことのない彼が先日、晩御飯のカレーを「僕が作るから教えて」と言い出しました。じゃあニンジンはこれぐらいに切って、たまねぎはこれぐらいに、と教えていたところ「カレーってたまねぎ入ってたっけ?」と言うので、私は声をはって言い返してしまいました。「カレーの入ってないたまねぎなんてきいたことないよ!」どんなたまねぎやねん‥‥。(はるお)


以前、旅行代理店のカウンターセールスをしていた時のこと。お客様のご希望のフライトが満席だったので、他社便で同時刻発のフライトをお勧めしようと思い、「ご希望のフライトは満席なので‥‥」と言おうとしたら、口を突いて出たのは「ご希望のフライトは満席なのだ」。言いながら「私、今バカボンのパパだ」と思い、お客様もヒクヒクしながら小声で「‥‥バカボン?」そして、何とか応対を終えた後、先輩が笑いながら「お前、バカボンのパパみたいだったじゃん」とトドメを刺してくれました。(父さんはフセイン似)


私の甥っ子(8歳)といつも熱心に遊んでくれるダンナ。今日は正義の味方ごっこをしているようだ。「お兄ちゃんが小さい頃は、ウルトラマンっていうのがあったんやで〜‥‥シュワッポ!」どうやらウルトラマンシリーズはあまり見てなかった模様。その場にいた兄夫婦、兄の友人そろって大爆笑しました。(カオリ)


上司がとある部長の再婚までの軌跡を話していました。「奥様を亡くした部長は、コドモでひとつで男育てたんだよ」良い話を聞いてたはずの一同、爆笑でした。(まと)


私のあせもが出た足をみて、母がひとこと。「あんた、デリカシーね」デリケートの事でした。(38番)


大騒ぎしながら歩く観光客と道ですれ違ったら、義母が「や〜ねぇ。旅行してる人ってペンションが高くって!」と言い放ちました。‥‥宿泊代のこと?「テンション」のことでした。(でも、言えないヨメ)


友人の話です。彼女と数回目のデートで喫茶店にいった時の事彼はかっこよく自分の物と彼女の物を注文しました。「アイスコーヒーとプリン・アラ・ドーモ!」ウェイトレスさんはお盆で顔をかくして「くっくっく」と震えていたそうです。(ヒデ坊)


小学校5年生にもなっていつもいつも私にまとわりつく息子。いい加減イライラして一言。「もう、お母さんのこと、ほっとしといて!」「ほっといて!」と「そっとしておいて!」が微妙にミックスされてしまいました。(群母)


高校生のころ、喫茶店に入りメニューを見て「えーー、これなんやろう。あったかいケーキ?珍しいー!」と嬉々として顔を上げると「それ本気で言ってる?」といぶかしげな友だちの顔。「ホットケーキやん!珍しくないやん!」(むかしばなし)


たった今のできごとです。「ミルクコーヒー」と「コーヒー牛乳」の話をしようとしていた母が発した言葉は「ミルク牛乳」どうやっても牛乳です。(まつがい一家)


上司が、電話口で、「明日、いない日っているんですか?」‥‥いない日はいないだろさ。(ない)

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