その702 (2006-01-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


大晦日の言いまつがいです。恒例の紅白歌合戦を見ながら夕食をとっていたときのこと。審査員で出演されていた薬師丸ひろ子さんを見て、うちのママ。「ずいぶんいい歳になったわねぇ。ほら、映画に出てたじゃない、『機関銃と兵隊』」家族全員、一瞬の間を置いて大爆笑。私の頭の中にはミリタリー姿の薬師丸さんが機関銃をぶっ放してる姿が浮かびました。でも、いい大晦日の笑い納めになってよ。ありがとね、ママ。(5丁目の夕日)


年末、炬燵で紅白歌合戦を見ていた妹が台所に立つ母を呼んだ。「森太郎親子共演だってーっ」違和感は感じたけど、しばらくどこがまつがっているのかわからなかった私です。(かずら)


紅白歌合戦を見ていた妹と母のやりとり。母「(台所から)今誰が歌ってる?」妹「オレンジレンジ」母「え?森進一?」(よしぼう)


おおみそかに9時に寝てしまったばあさんと、かみさんの新年の会話です。ばあ「ゆんべ紅白どっち勝ったい?」かみ「スマップ出ると勝つわねぇ」ばあ「黒組の勝ちけぇ」今年はいい年になりそうです。(もと)


家族でうどんを食べているとき、小学生の息子が「最近は煮干か‥‥」とため息まじりにつぶやきました。この子、ダシにうるさかったっけ?と思いながら「いや、カツオだしだよ」と答えるとみんな怪訝な顔で私を見つめています。「来年は戌年か‥‥」とつぶやいたらしい息子だった。はっきり言え!(kazu)


大晦日の日、テレビから聞こえてきたのは「地球上で大晦日を迎えるのは初めてなので楽しみです」え?と思って画面を見ると、「スキー場」でインタビューに答える人が映っていました。(w)


年末、大掃除をしていた夫婦の会話です。「やっぱり年末年始はお金が飛んでくねえ」と言った私に、だんなが「そうそう、お金に毛がはえてる」。「毛?」(jijiko)


年の瀬で猫の手も借りたいくらいの忙しさのなか、グッタリとしている同僚を励まそうとして一言。「幕末だからね〜」日本の夜明けは近いのでしょうか?(狙って言ったわけではなく)


大晦日に、やってしまいました。主人に神棚の掃除を頼んでおせち作りにいそしむ私。少し離れた所から主人の呼ぶ声が。「タコスは買ってないのか?」「は〜、タコス?(この暮れの忙しいのに何)」そこで私は、声を張り上げて言いました。「タコスなんて買ってあるわけないでしょ!」「何とぼけた事言ってるんだ!俺は、榊は買ってないのか?と、聞いてるんだ!」笑ってごまかすしかありませんでした。(夫割舌わるし。私聴力わるし)


振袖を着て、彼氏と二年参りに出かけたときのこと。屋台の客引きで「そこの浴衣着た‥‥」と言われて、思わず彼氏と二人で「着物だよ」とつっこんでしまいました。(きゃっちー)


初詣に行ってきました。ふと、かかっていた絵馬をみると「○○校高合格!」と力強く書いてありました。でも、たぶん合格は無理だろうな。(すみ)


お正月の神社にて。おみくじで吉をひいた男の子が「ヨシが出たー!」と大声で言っていました。思わず笑ってしまいました。(おみくじ係)


元旦に受け取った年賀状に「昨日は色々とありがとう」とありました。正しくは「昨年は」だとすぐにわかりましたが。(陸)


英語が苦手な彼氏から、新年の挨拶のメールをもらいました。件名は「AHAPPYNEWYEAR!」本文の一行目は「つずり、大丈夫だよね?」(「づ」はduだよ)


友人の妹の話ですが。友人宅は昨年不幸があったのですが、喪中葉書を出したはずの友人から年賀状が。子供達の写真に添えられたメッセージは、「喪中葉書ありがとう!」どこから突っ込めばいいのか‥‥。(三十路姉妹の友)


お正月に帰省した時のこと、父が「新春メールっていうのが届くんだよね‥‥。誰から来てもそうなってるけど、お正月はそういうもんなのかね?」と。携帯を見てみたらそれは新着メールでした‥‥。(はな父)


我が家の雑煮は、家族の好みが違うため、「だし」と「白味噌」の選択制なのですが、母は「だし」か「白味噌」かをたしかめるときに、「餅の雑煮がいい?」と聞いてきました。はあ。(もち抜きの雑煮)


元日におよばれして出かけてみると、相手方は手作りの三重のおせちとお雑煮を用意していてくれて、超感激。私も料理をするのは好きだけど、和食は苦手。それで、おせちを前に「私、和食ダメなのよ!」と断言してしまいました。私の発言にその場が凍り付き、「食べられない。嫌い」という意味に取られたんだと気づき、あわてて訂正しました。(み)


今年のニューイヤー駅伝での事。TVをつけるとアナウンサーが「3位はアリさん工業!」と一言。アリさん工業?ずいぶんカワイイ社名だな〜、と正月からなごんでいたのですがよく聞くと「愛三工業」の間違いでした。(よしぼう)


ここ1週間位お餅ばっかり食べてます。そんな朝食時に「腹の肉!腹の肉です!」とテレビから流れてきて、自分の事か!?とびっくりしたら、箱根駅伝の「花の2区」でした。(花の腹のにく)


お正月に親戚一同集まったとき7才の甥っ子が「ボクは寅年!」姪っ子「私、馬!」甥っ子「えっ?クマ?強そう!」妹の旦那「オレはヘビ!」甥っ子「えっ?エビ?すごい!」(おばちゃんはパンダだよ〜ん)


お正月の宿題でこま回しの練習中、小2の長男が言いました。「ぼく、うま、こまくなったでしょ!」うん、こま上手くなったよ。(ぺけちゃん)


年始早々やってしまいました。挨拶に来られた取引先の方に「こちらこそ、今年もよろしくお願いします」と言うつもりが、「今年こそお願いします!」‥‥何を?(今年こそ結婚したいけど)


友人に、はやりの文句で新年の挨拶をと思い、はりきって「あけよろ!‥‥」と後が続かず。はしょりすぎた。「あけおめことよろ!」と言いたかったのに。(まだむ)


いつも、わかってても、「新着『言いまつがい』」を「新春『言いまつがい』」と読みまつがえてしまう。そのたびに「また新春って読んじゃったよ」とココロの中で笑う私。いつものように「言いまつがいをチェック〜」とサイトを開き「また新春って‥‥」といつもの儀式を通過しようとしたらほんとに「新春」と書かれていた元日のお昼であった‥‥。(365日言いまつがいチェック)

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