その707 (2006-01-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場で、自分の席の内線がなりました。はやくとらなくちゃ、と思いながら手が伸びた先は、電話機の横にあったココアの入ったマグカップ。一口飲みそうになって、まだ呼び出し音がなっていることに違和感を覚え、あわてて電話に出ました。(ココア好き)


コーヒーを飲もうとペーパーフィルターをセットしお湯で濡らして、冷凍庫からコーヒー豆を出して、ペーパーフィルターの上にさらさらと出したら、緑茶でした。仕方ないのでフィルターを換えてコーヒーを入れなおしました。緑茶は後でドリップして夫に出します。(ひー)


絵の具で学校の課題の絵を描いているとき、いい加減疲れてきた私は「もーうんざり!」と絵の具をバケツに突っ込んだ‥‥つもりでした。はっと気付くと私の手が伸びていたのはティーカップ。緑の絵の具がジワッと広がった紅茶の色は、忘れられません。(ひろ)


手を洗おうとして顔を洗ってしまう人がいましたが、私は歯を磨いてしまいます。なぜか歯ブラシを取ってしまう‥‥。(くらに)


風邪で朦朧としていた日のことです。お味噌汁のお椀に、炊きたてのご飯をよそってしまい、うわ、とびっくりしました。食事の後、薬を白湯で飲もうとして、湯飲みにポットから熱湯を入れ、さらに冷水を入れようと冷蔵庫から取り出したのは、浄水ポットではなく牛乳でした。口を開けて、まさに注ごうとしたとき、1歳の息子が「ぎー?」と言ったので、はっと我にかえりました。もう少しでお湯割り牛乳で薬を飲むところでした。(「ぎ」は牛乳の「ぎ」)


友達とホテルに泊まったときのこと。シャワーを浴びた友達が「ここのホテルのタオル、なんか使いづらいよー、ゴアゴアしてるし短いし‥‥」そこにはびしょ濡れのバスマットが!「同系色だから悪い」と友達。それからというもの、ホテルに着くとまずタオルとバスマットをチェックします。(かおり)


仕事帰りにバスに乗っていたときのこと。誰かが降車ボタンを「ピンポーン」と押したのに次のバス停で停車しても誰も降りない。「誰かまつがって押したんだな〜おまぬけさん」と、窓と窓の間に頭をもたせかけてぼんやり考えていた私‥‥。ハッ!と身を起こして今迄頭を付けていたところを見ると、そこに降車ボタンが!私が頭で押しちゃってたんです。(おまぬけさん)


学生の頃、冬の夜道を原付バイクで帰宅途中、徐行運転で近づいて来たパトカーのおまわりさんに止められました。「赤い原付バイクに乗った男性を探しています」って、私、髪を後ろで結んでフルフェイスのヘルメット被ってジャンパーとジーパン着てるだけで、女なんですけど!(ちょっとおもしろかったけど)


子供の着替えにお母さんのTシャツをまつがって入れたお話がありましたが、私も似たようなのがありました。子供が3歳くらいのとき保育園に迎えに行くと子供が「お母さん、ほら」とスカートをめくってパンツを見せるので「あら、こんなところでパンツ出したらダメね」と言ったとたんに気付きました。なんかゆるゆる、そう、それは私のパンツ。しかもそろそろ捨てたほうがいいような感じの‥‥。「あら〜、先生なんか言ってた?」「ステキね、って。」「‥‥」(ゆかり)


休日に、とある大学の脇を通りかかったら建物の間から黒煙が出ている!慌てて正門の守衛さんに「火事!火事ですっ!」と知らせると「あぁ、今日、芸術学部の窯出しなんですよ〜。よく近所のかたが通報してくださったりして消防車が来たこともあるんですよ〜」と慣れた様子でにこやかに教えてくれました。雨の中、わざわざ詰め所から出て来て説明してくださった守衛さん、ありがとうございました。(アイボリー)


一人、居酒屋で考え事をしながらビール飲んでたら、灰皿の中にビール注いでしまいました。(望月)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる