その729 (2006-02-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


とある日、晩御飯何にしようかなと考え、大根とカブがあったなと思い出したのでそれで何か作ろうと考えたところでスーパーへ。「大根とカブで何かを作る」ということだけが頭に残った状態で、材料を物色。レジへと運んだカートの中には買わなくてもある大根とカブの姿が。家へ帰って買ってきたものをしまおうと冷蔵庫を開けてそれらを見つけて脱力。こんな大量の大根とカブ、どうしろと‥‥。(兵さん)


一休みしようとしてコーヒーをいれ、タバコに火をつけて一服し、トントンと灰を落としたところはいれたばかりのコーヒーカップ。(昼休み)


仕事帰りに音楽を聴いているとケータイが鳴ったので、右手で右耳のイヤホンをはずすのと同時に左手でケータイを取り、そのまま左耳に。当然左のイヤホンに当たってしまい、あせって左耳のイヤホンもはずしました。(メイメイ)


とても欲しかったものを買うために出掛け、バスを降り、地下鉄のホームへ向かうはずが、降りた向かい側のエスカレータに乗り帰りのバスに乗ろうとしてしまいました。私は何をしに出てきたのかとマジで思いました。(浮かれすぎでした)


勢いよく歯磨きをしていて、歯ブラシが鼻の穴に入ったことありません?(Mu)


トイレですっきりした後、手を洗うために右手で水道の蛇口をひねって水を出し、左手でタオルを引き寄せて濡れていない手を拭きました。手、洗えてませんけど。(その後洗いましたとも)


仕事が忙しすぎて頭の中が整理できないまま、昼休みで混雑するオフィス街の吉野家で牛丼を食べたときのことです。食べ終わってお勘定を払い、いつものように箸箱から爪楊枝を取って表通りに出て、楊枝をくわえたその瞬間、妙な違和感‥‥。爪楊枝だと思ってくわえたのは割り箸でした。御堂筋を行き交う人混みの中で、割り箸を持って佇む私‥‥。セミが鳴いてたなあ。(悶次郎)


塾で数学を教えるアルバイトをしていた時、とても眠くて、生徒が問題を解いている間に、コックリコックリと船をこいでしまい、「まずい!」と思い、我に返った瞬間に「油揚げ!」と言ってしまいました。数学の問題に油揚げが出ていたわけでもなく、その場になんとも言えない空気が流れ、いつもは大人しく、ほとんどしゃべらない子がクスリと笑いました。(おいなりさん)


テレビでニュースを見ていたら急にチャンネルがばらばらと変わりました。母がリモコンを持っています。「ドラマが見たいんだったらひとこと言ってくれれば」と、軽くむかつきながら母を見ると「○円の5%は‥‥」と言いながら、チャンネルを押していました。お母さん、それに%表示ないから‥‥。っていうか、それ、押しても数字出ないから‥‥。(母の血を脈々と受け継いでいる娘)


100円ショップで買い物中、ちらちらと私を見る女の人がいました。「???」と思いつつ買い物に集中していると、いきなり「○市の△でございます。この度は申し訳ありませんでした」と土下座して謝られてしまいました。そしてその人は言うだけ言って去って行かれました。その間数秒‥‥。いつもは混雑しているのに、その瞬間だけ周りに誰もいなかったのでまつがいを分かち合うことができませんでした。もちろん、私には一向に覚えがありません。(瞬間接着剤を物色中)


今年は、ほぼ日手帳をガンガン使うぞ!と気合いを入れていたのですが‥‥。木曜日の予定を1ページ先の土曜日のところに書いていました。「しまった」と思いつつ書き直したら、金曜日のページでした。3度目の正直で木曜日に予定を記入しました。通常の3倍手帳を使ってる‥‥のかな?(シェアラ)


『ピンクパンサー』を見ようと思い立ち、『モンティパイソン』を借りたことがあります。あのテーマ曲はいつ流れるんだろうと思いながら鑑賞し終えてやっと違うものだと気づきました。(狂う象)

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