その737 (2006-02-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私は書店で働いているのですが、お客様からの問い合わせで「『きょうの白川さん』ありますか?」『きょうの猫村さん』と『生協の白石さん』が混じったんだと思うんですけど、それでも『白川』って。(RAIN)


『ナルニア国物語』、日本には無い語呂なもんで、言いまつがい多発?映画館で予告を見た職場の同僚。「あれおもしろそうだったよね、絶対見に行こう!『ナムル国物語』」うまそう?(p)


知性派を自認する夫が言いました。「スティーブン・スピルバーグ監督の『ベルリン』を見たい」見たいのは『ミュンヘン』かと存じます。(夫のまつがいは超楽しい)


年末、『SAYURI』を観に映画館へ行きました。チケット売り場で孫を連れたおじいちゃんが「『カブトムシ』っていうのを大人1枚、子供1枚」。無事に観れましたか?『ムシキング』を。(洋子)


「『有頂天かぞく』よかったでぇ!」イキイキ語る母。『有頂天ホテル』やで、と訂正したら「え?今そう言うたやろ?」(木葉)


先日映画の話をしていてやってしまいました。「えっと、なんて言ったっけ?『The仰天ホテル』?」(8)


私と母は昨日ここでも噂の『私の頭の中の消しゴム』を観に行きました。感想を言っていると母が、「『頭の中の私の消しもの』よかったわぁ!」と言っていた。(もしや消しMONO?)


映画『単騎、千里を走る』を、何をどうまつがったか、『千里、牙を剥く』と言ってしまいました‥‥。ホラーにしてしまいました。ごめんなさい。(なぎ)


数年前、『半落ち』という映画が上映されていたころのことです。私の父は『半落ち』を見て感動したらしく、「おもしろかったぞ、『半殺し』」と言いまつがえました。私が「違うでしょう」と笑うと、父は「そ、そうだった。『生殺し』だった」とさらに言いまつがえました。その見事な言いまつがえっぷりに、大笑いした私。後日、『半落ち』をテレビで放送することになったときのこと。「お父さん、テレビで放送するんだって。『半‥‥』」で黙って続きをうながすと、「なんだよ、わかってるよ。『半生』だろ」。息が止まるほど笑いました。(一応わが父は平和主義)


テレビで映画を見ていた母。通りかかった私に「今、『ぽぽぽ』やってるよ」私は「?」「ほら、片倉建と末広涼子の。あと大竹しのぶが出てるやつ」正解率25%。(きなこの友)


露天風呂で、元気な老婦人が趣味の多さを披露していました。最近は、ダンスをはじめたらしい。「何て曲を練習してるの?」と聞かれ、元気いっぱい「『へぇでるわいふ』!」‥‥たぶん『エーデルワイス』だと思われます。(ちゃあ)


とんちんかんなコトをよく言うおばさんが「あの唄、いいよねぇ。『ヨネスケの唄』!」と言い出した。何のことだかわからないので聞き流そうとしていたら一緒にいた人が「それは『ヨイトマケの唄』です」と突っ込んでいた。なるほど。(なお)


卒業式の話をしていたときの友人の言葉です。「うちの学校は『仰げば尊し』派だったからさ、私『蛍の墓』って卒業式で歌ったことないんだよね」友よ、どこの学校も『蛍の墓』は歌わないよ(アキ)

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