その756 (2006-03-11)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


お弁当をつくりながら朝食の目玉焼きを焼いていた。じゅ〜というフライパンの音にコップに水を汲みおもむろに水を注ぎ込んだ。弁当箱に。(ソラシド)


以前、会社のパソコンのメールは受信すると「ピンポン」と音がなりました。10回中6〜7回は「はい○○でございます!」と、とびっきりの営業声で電話を取り寒い思いをしておりました。(今はもう音は消してあります)


私が高校生の頃。ある暑い夏の午後、渇きった喉をどうにかしたいと帰宅した時、私の母が「冷たいお茶、冷蔵庫にあるから飲んだら?」と言うので冷蔵庫を開けると私の湯のみにお茶が入ってた。おもむろに私はぐいっと一気飲み。「酢」だった。燃えるような喉をかきむしりながら悶絶してる私の横で母は「あ、それ酢よ」と説明。私の湯のみに入れとくなあー!(すみぞ)


会議室を出ようとしたその時、なぜかドアを激しくノックしたという方がいましたが、仕事場の新人君もやってくれました。お客様から預かったコートや鞄をロッカーに保管するのですが、ロッカーを開ける際「コンコン」っとノックを‥‥。もし返事があったら怖いよ。(出戻り美容師)


中学生の時の話です。友達が魚の骨がのどにささって取れないので医者に行きました。しかし「うちでは処置できません」と断られたと怒っています。よく聞くと「接骨院」に行ったらしい。「骨という字があるから取ってもらえると思うでしょ?」と言うが‥‥それは無理でしょう。(自然に取れてよかったね)


昔、わが家の風呂は石油バーナーを使って沸かしていました。ある日の夕飯時、なにやら風呂場がやけに明るいと思い開けてみると、タンクから漏れた石油に引火し、炎が天井まで燃え上がっていました。母は火を消し止めるべく、小学生だった私に命じました。「菜っ葉持って来い!早く!」(え!なんで菜っ葉?)と思いつつもお勝手に走った私が手に持ってきたのは、葉っぱを使ってしまったあとのカブでした。「何で菜っ葉持ってこないんだい!」と怒る母に、「だってこれしかなかったんだもん」と叫ぶ私。「菜っ葉で石油の火が消えるわけないジャン」と、一人冷静な姉が言いました。風呂場の火は父が庭の土をスコップでかけて無事消し止め、事なきを得ました。母は村の防災訓練で、「天ぷら鍋に火が入った時には、傍にある菜っ葉をたくさん放り込むと消える」と聞いてきたばかりでした。(今は昔)


高校時代、3回の遅刻は欠席1回とみなされるため、ほぼ毎日、駅まで全力で走りました。地下鉄の改札口を通ろうとする私に、駅員さんが言いました。「雨、やんでるよ」地下で切符を切っている人が、なぜ外のことがわかるのかなあ‥‥。おかしいなあ、20秒前まで降ってたぜ。定期券を見せて駆け抜ける私の背後から、「お〜い、傘、傘、傘〜、とじなよ〜」。(さきころ)


信号待ちで、向かい側をぼんやり見ていたら、足もとに荷物をどっさりおいている人がいました。車のお迎えを待ってるのかなーと思ったら、その荷物が「んぶるっ」と震えました。「!?」と思ったら、信号を渡って来たのは大きな犬3匹でした‥‥。眼鏡かけよう、と思いました。(なぎを)

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