ほぼ日 - 言いまつがい

その757 (2006-03-12)

言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。

携帯で音楽を聴きながら会社から帰る途中、パン屋に寄りました。店のドアを開けて、「あ、イヤホンはずさなきゃ」と思い両手ではずしたのはなぜかメガネ。一瞬にしてぼやけた視界にびっくりした。（ゆうゆ）

夜、洗面所でドライアーで髪を乾かし、ドライアーを止めようと思うとなぜか電気を消してしまいます。真っ暗になって飛び上がるほどびっくりし、一瞬ブレーカーが飛んだかと思うのですが私の手にはスイッチを消した感触が残っているので、自分が消していることに間違いはないと思います。（日常茶飯事）

ある日、家に帰ってきてさてうがいをしようかとコップに水を汲むと、歯磨き粉のチューブを手にとり、中にぶちゅ～っと‥‥。コップを洗ってうがいは済ませました。（ルーイヨッシー）

先日、夜帰宅すると母が「冷蔵庫にカニかま入っとうやろ。隣のおばちゃんがくれたみたいや」と言うので、冷蔵庫を開けて見ましたが、ありません。「ないでー」と言うと「うそ、さっきお母さん食べたで」と言うのでもう一度よく見ると、そこには解凍のために皿に載せられた豚肉が。もちろん生で。「おかあちゃん、もしかして、豚肉生で食べたん？」「やあ、ほんま、わからへんかったわ」翌日、母はお通じがよかったと喜んでおりました。（かに）

先ほど会社のトイレで用を足し、パンツのホックを止めようとしたらきつかったので「お昼ごはん食べすぎたかしらん‥‥」と思いつつ、気合いを入れて「ふんっ！」と締め直したらバランスを崩してドアにもたれかかった‥‥つもりが、外に飛び出してしまいました。鍵をかけ忘れていました。（よかった、誰もいなくて）

腰と胃が同時に痛い。でも、どうやら骨関係ではなさそう。で、総合内科に出向きました。50代前半のお医者さん。かくかくしかじかと症状を訴えると、「じゃあ、そこのベッドに寝て、おなか出してくれますか？」はいはい、と言われたとおりにすると、「最近何か手術受けましたか？」と言いながらおなかを触診。と、その手がぴたりと止まったと思ったら、「あれ？これは何の手術のあとかな？」とおっしゃる。へんだな。高校のときに盲腸をやって以来20年、何もしてないが‥‥。不審に思って自分のおなかを見ました。そして、思い切って事実を伝えました。「先生。それは、ストッキングの、ゴムのあと、です」看護婦さん、こらえきれずに外へダッシュ！（たま）

日曜の午後、スーパーで牛すじを見つけ、牛すじカレーをつくろうと思い立ちました。たしか家にルーの箱はあったから、あとは玉ねぎとローリエを買って帰ろうと考えながら買い物してる頃、友人から携帯に連絡が入り、うちに泊まりにくることになりました。今日牛すじカレーつくるよ！食べる？うん！って会話を続けながら買い物終了。悪戦苦闘して22時、カレー完成とともに友人２名が到着。それぞれ好きな量のご飯を盛り、完成した牛すじカレーをかけて２、３口味わった後、友人が「これカレーと違うんじゃない？」え？まさか？だって箱は茶色かったけど？おそるおそるごみ箱を確かめると、箱は、カレーじゃなくてビーフシチューのルーのものでした。そして、味はたしかにシチュー。しかし、指摘されなかったら一人最後までカレーだと思い込んだまま食べきってたと思います。おそろしや。ごちそうさまでした。（思い込みカレー）

上半身の無い人を見た方がいらっしゃいましたが、私は服だけの人を見てびっくりしたことがあります。夕方子供の通う中学校へ自転車で向かっていると、人気の少ない公園のわき道を向こうから白っぽい服だけが近づいてきます。公園の隣はまさにお墓が並ぶ一角も‥‥。ぎょっとしながらも徐々に距離を縮めていくとよく日焼けした野球部の子でした。本当に、薄暗さと彼の日焼け具合がうまく溶け合っているのに驚いてわかってからもどきどきでした。（ＲＫママ）

トイレでトイレットペーパーがなくなってしまい、新しいものをつけたのはよいものの、何を思ったのか芯を勢いよくトイレに投げ捨てた友達がいます。（エンゼルフレンチ）

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