その792 (2006-04-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今日職場で印鑑を押そうと思い、朱肉のフタを開けて印鑑をポンポンポンと朱肉の上に。すると突然「カン!カン!カン!」という激しい音が!朱肉ではなく、開けて裏返したフタに向かって印鑑を打ち下ろしていました。(さば子)


会社帰りにコンビニに寄ってドアを押して外に出たら、入口手前の駐車場のアスファルト地面に黒の毛糸の手袋が片方落ちていたので誰か落としたんだなー。でも、入る時にはなかったから今、お店の中にいる人のかもなー、と思っていたら、マイ手袋でした。(つろっこ)


若い頃、私はガソリンスタンドのバイトをしていました。ある日いつもお世話になっているお客様の車を預かりにスクーターで出かけました。お客様からキーを預かり、帰りに車を運転していると、交差点の信号待ちで周囲の人達からの異様な視線に気付きました。子供が私を見て笑っています。そうです、やってしまいました。バイクのヘルメットをかぶったまま運転していたのです。しかもフルフェイス。F1レーサーかよ!(気分はシューマッハ)


大学生のころ、西洋史の授業中ねむくてたまらず、朦朧とした意識の中、教授が権利と言っているのを懸命に書き取ろうとして「権利?権利ということは権兵衛、ごんべえってどんな字だっけ?」とノートに必死で「権兵衛」と書こうとしている自分に気付き、びっくりした。(ピスタチオより)


寿司を食べていて、付いていたわさびでは足りないと思ったので、母に「わさびとって」と言ったら、寿司に付いていたわさびを全部とられました。チューブのわさびを渡して欲しかったのに‥‥。(グミ族みたいな人)


長く愛用中のソーラーパワーのアナログ式腕時計。今まで一度も止まったことがありません。が、先日、机の上に置いてあったそいつの文字盤を見たら、6時間ぐらいズレてました。「いきなり大胆すぎだろ!」と思って手に取ったら‥‥。12時が手前になってました。(ソーラーマニア)


友人とモツ鍋をつついて帰った夜のこと。帰りの電車でわたしはおなかの具合が急に悪くなってしまいました。家までもたせようと駅から急ぎましたが、途中で耐えられなくなり、コンビニに駆け込みました。店内を走り、店の奥のトイレのドアを開けようとしました。が、ドアが開きません。鍵はかかっていないし、ドアノブを引くと開きそうなのに、鈍い手応えとともにほんの少し開いてすぐに閉まります。限界が近くてんぱっていたわたしは、その鈍い手応えのあるドアを一気に開けました。ドアを開けると、わたしの目の前で男子中学生がドアに背を向けて小用を足しているところでした。中学生はうっかり鍵をかけずに用を足していたら、他の客がドアを開けようとしているのに気づきました。彼はあわててドアノブを掴み何とかドアを開けさせまいとがんばったのですが、全身全霊でドアを開けるわたしの力の前にあえなく敗れ去ってしまったのです。(自称おばちゃん・ぶりりん)


湯船に両足をつけ、しゃがもうとして気がついた。パンツを脱いでなかった。(冷え性)

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