その827 (2006-05-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


徹夜の続いたH先輩。うとうとしながらパソコンで作業中の事でした。何を思ったか、おもむろにマウスを口へ運ぶH先輩。「Hさん!それマウスですよ!」「あ、あぁ‥‥」スムーズな動作でマウスを胸ポケットへ。だから、それマウスだってば。(スリーピー)


ビールをジョッキで飲みながら鍋の締めのうどんができるのを待つ一同。「もう、よさそうよ」の、鍋奉行の声にいち早く箸を持ち、フライング気味にうどんを入れようと差し出した私の左手が握り締めていたのは、ジョッキでした。箸を持ち、ジョッキを差し出す姿は、日頃、どちらかといえばしっかり者で通っている私のイメージをがたがたと崩れさせてしまいました。(これが本来の姿)


スーパーで食材を買い物してきて、次々に冷蔵庫の中へ収納してました。牛乳、野菜ジュース、卵、肉、パン、割きイカ‥‥と入れて扉を閉じて気がつきました。パンはまだしもスルメは冷やさなくてもよかったことを。(つろっこ)


ずっと眼鏡だったSさんは最近コンタクトレンズを使い始めました。そろそろ眼鏡のない顔にまわりが慣れてきた頃、化粧直しのあぶら取り紙を出しておもむろに両手を左右の目の脇にもっていき「眼鏡をはずす」Sさんを目撃しました。空気メガネ?ものすごく自然な動作で、ないはずの眼鏡が見えました。(ゆうき)


インスタントの焼きそばを食べようとパックをあけて、かやくを入れて‥‥と、このあとソースと薬味の袋もあけて投入。隣で見ていた弟が驚いた顔で「お湯捨ててからじゃないの?!」と聞いてくれたのに、何を考えたか私は「いいのいいの」お湯を注いで5分後、捨てたお湯が流れていくときになって「あ‥‥‥‥」弟に白い目で見られたっけ。(Oh!You!)


お母さんの頭を押さえてしまった看護師さんがいらっしゃいましたが私の同級生は産科実習中、分娩の苦しみのあまり分娩体位がなかなか取れない妊婦さんに対し主治医が業を煮やし「実習生!足押さえてぇー!」と吼えたため、全力で主治医の足を後方から抱きしめました。(たま)


先日、子供の頭と間違えてお母さんの頭を押えてしまった看護師さんの話がありましたが、私も似たような事をされました。友達と一緒に犬連れで遊びに行き、帰る時に犬をキャリーバッグに入れようとしていました。帰りたくなかった犬はなかなか入ってくれず、それを見かねた友達が手伝ってくれたのですが、彼女がキャリーバッグに入れようとしていたのは、私の頭。その後しばらく笑いが止まらなくて、笑いが収まるまで犬は外の世界を楽しんでました。(はらぺこりん)


小児科でお母さんの頭を押さえつけた看護婦さんがいらっしゃいましたが、私の父親が私の娘(当時2歳)の指先の怪我を見てもらいに近所の小児科に連れて行きましたら初老の先生は、やおら父(つまりおじいちゃん)の手をとって「‥‥大っきい」と絶句されたそうです。(にわのわに)


中学時代の思い出です。休み時間、友だちとおしゃべりに興じていると、密かに想いを寄せていたS君が私に向かって「ねぇ、メガネとって」と。突然の出来事に舞い上がる私、ドキドキしながらメガネをはずし、ぼやけた視界でS君を見つめました。永遠とも思える一瞬の沈黙の後、彼は叫びました。「‥‥違う!俺のメガネ!!」そう、そこはS君の席。目の前に黒いメガネケース。トホホ〜。(メガネをとったら美少女)

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