その829 (2006-05-23)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校教師をしているオーストラリア人のフィアンセが女子生徒と言い争った時。「I'msickoflickingyou!(君をなめるのはうんざりなんだよ!)」と叫んでしまった。一瞬凍りついた、女子生徒。しかし、すぐに聞こえなかったふりして、二人で言い争いを続けたそうです。本当は、「I'msickoflisteningtoyou!(君の言い訳を聞くのはうんざりなんだよ!)」って言いたかったんだよね。(じょんのび)


今でも思い出すと笑える中学生時代の英語の時間「UncleTomis‥‥」という文の英訳をさせられた男子が「えっと、アンクルおじさんは‥‥」と訳して爆笑の渦。その後、彼はしばらくの間「アンクルおじさん」というあだ名になった。(ビビデバビでぶ)


高校時代、英語テストでやっちまいました。英文和訳「NaotoKanconferredwiththeprimeminister.」を、「研ナオコは首相と会談をした」と読み、テスト時間中、首相と研ナオコとの会談内容をかなり必死に悩みました。菅直人だよ、自分‥‥。(二文字違い)


テレビで、アメリカの民主党議員がスピーチをしている映像が流れていました。当然、英語のスピーチだったのですが、途中で突然、「民主党」という日本語が耳に飛び込んできました。驚いたので、よく聞いてみたのですが、たぶん、「weshould」と言っていたのだと思います。(D)


後輩に「葡萄って英語でなんていうんだっけ?」と聞かれ、わたしはきっぱり「レーズン!」と言いました。そのあと同期のともだちは「マスカット」と答えていました。(たぼぞう)


英語もイタリア語もしゃべれない母と姉がイタリアに旅行中。イタリア人にすごい剣幕で話しかけられ(イタリア語)、困った姉は「Ican'tspeakEnglish!」と堂々と言ったらしい。イタリア人は諦めて去っていったらしく、母は「さすがお姉ちゃん!」と思ったらしいが、よく考えるとイタリア語で話しかけてくる人に「私は英語が話せません!」と言ってもね。(てら)


中学の娘はハーフで金髪ですが日本語は普通にしゃべれます。先日帰宅途中にバスに乗ったときのことです。隣に座り込んで来たおばさんがニコニコしながら娘に話しかけてきたそうです。「ア〜ユー‥‥ア〜ユー‥‥ナガインデスカ?」娘はどうしていいかと困ったそうですが、英語で答えてあげたそうです。(おばさんがんばれ)


若かりし頃、ベルギー旅行中での事。肉屋で買い物をしたら店員が「ほらよ!」と言って勢いよくおつりを投げ返しました。いくら下町の気取らない店だからってその態度はないだろう、こっちはお客なんだからさぁ‥‥ちゃんと日本語を使うなんて新手の人種差別か?ショックのあまりムッとした顔で店を出たあと気づきました。フランス語で「ヴォワラ」と言われたのだという事に。おつりを投げ返すのも慣習みたいなものなのですね。(Hereyouare)


アメリカに住んでいるため、4歳の娘に日本語を教えています。ある日、絵本を見ながらナスの絵を指差し、それは何か聞いたところ返ってきた答えは「ナイス!」でした。惜しいけど違います。(ミモ)


会社の課長が海外にFAXを送ろうとしていたのですが、何度やっても「応答なし」になってしまいます。そこで課長はぼそりと「おかしいなぁ、日本語で書いてあるから送れないのかなぁ‥‥」いやいや、FAXは言葉読めないし、第一今まで何回も日本語で送ってたでしょ!(まつがいOL)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる