その879 (2006-07-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、仕事の関係資料の中にビデオのパンフレットで『フレディVSジェイソン』というのがあった。たまたまテレビでマイケル・ジャクソンのニュースが流れていたのだが、その時電話が鳴り、受け取った関係資料名を教えてくれと言われたので、つい「マイケル&ジャクソン」と答えてしまった。(やんぐ)


先日、テレビを観ながら父が「そういえばアイツ、最近見ないなあ、ほら」と、誰かを思い出そうとしていたのでとりあえずヒントが出るまで放置していたら「ほら、アイツ、えーっと、嘆きのナントカだよ」と、まるでヒントにならない言葉を吐いてそこで思い出すのをあきらめてしまった。すると、後ろから、母がすかさず「それは、嘆きじゃなくてつぶやきシローでしょ」と見事な解答を唱えていてああ、伊達に夫婦じゃないなと感心した。(缶)


テレビCMを見ていてふと気になり、「この二人ってよく一緒に出てるけど、阿川佐和子とふんだみって幼馴染みか何か?」と姉に聞いて大笑いされました。壇ふみさん、日本人離れしてました。(ベトナム人女優フン・ダミ)


お寿司屋さんで宮崎駿監督の映画が流れていました。待合い席にいたお姉さんが「あ、これ何やったっけ‥‥『ネコの宅急便』?」確かにジジはクロネコですが、それって某宅配業者の事ですか?(『魔女の宅急便』と『猫の恩返し』)


ジブリファンの5歳になる甥っ子と遊んでいた時の事。「『ばけもの姫』見ない?」とDVD鑑賞を勧められました。だいたい意味あってるんやけどね〜。(『もののけ姫』だねぇ〜)


山のようなOA機器に囲まれ、配線まみれの中で仕事をしていた私に、同僚が一言。「お疲れ〜。それにしてもすごいね〜、ハウルの動く墓みたい!」どっと疲れてしまいました。(ヒナカノ)


映画チケットの社内販売のリストを見ていたら「『ケド戦記』宮崎吾郎初監督作品」。なにやら言いようのない不安を感じるタイトルになっていました。(ツトム)


先日会社で後輩とディズニーの映画の話をしていたら後輩が「僕はあれが好きです、『キノピヨ』!」と。(私はシンデレラが好き)


テレビで『海猿』を見ていました。息詰まるクライマックス!そこへ、息子がやってきて、画面をちらりと見て一言、「あ、これって『ウミヘビ』だよね?」ヘビじゃないよお。感動一気に盛り下がり。(くらむぼん)


木曜日、お客さんと話していたうちの上司。「今日は早く帰るの?あ、ドラマ見るんやね‥‥『笑う世間は鬼ばかり』」どんな世間なんですか。(たまふろ)


夕食の時、映画など一切見ない祖母が言いました。祖母「あれ、いいみたいよ〜。ホラ、『何とかの証明』って映画!あれなら私も見に行きたいわ」私「証明?そんなのやってたっけ?」祖母「仕事がすごくできる主人公がね、突然物忘れが始まるって話よ」母「聞いたことあるわ。何の証明だったかなー?」証明から離れた方がよかったみたいです。(『明日の記憶』)


うちの両親は、某コンビニのことを「イレブン・セブン」と、よく言っています。「7」と「11」、どっちが先かわからなくなるようなのですが、父はさらにわからなくなったようで、この間は「イデン・セブレン」と言い放ってました。(おやつ)


先日、母と話していたら「織田信長」が話題にのぼったのですが、気づいたら母は「織田信長」のことを「おぶなが」「おぶなが」と呼んでいました。新手の略称でしょうか。(橋)

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