その894 (2006-07-27)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある夏の日の食事時のこと。妹の名は「ゆみこ」。姉は、妹に麦茶の入ったボトルを取ってもらおうと、こう言った。「むぎちゃん、ゆみ茶取って」(ごんごん)


銀行に小切手を持っていき、「現金に換えてください」と言おうとして「銀行に換えてください」と言ってしまった。(銀行には換えてくれなかった)


ママ友が「今の薄型テレビってドラムカンとちがって場所とらないからね〜」って。ブラウン管だよって訂正してあげるべきか迷ってそのまま流してしまった‥‥。(近所のママ)


友人が会社で体験した、言いまつがい。ある日の部長の訓示にて。売上アップを目指し、士気を高めるべく、部長が力強く叫びました。「だんちいっけつ、エイエイオー!」社員も素直に、エイエイオー!友人は拳を挙げるに挙げられなかったそうです。(M)


ある居酒屋での出来事。小腹が空いたので長崎ちゃんぽんを頼んだ。「おまたせしました!長崎チャンピオンです」強そうです!(くいな)


通信誌の校正をしていた時、「はにほへをチェックして」とリーダー格のおばさまに言われた‥‥。「てにをは」ですかね。みんな黙って原稿のチェックに入りました。えらい!その後もおばさまは「はにほへ」と言います。(まる)


珍しく力説する夫。「だから、現実から背をそむけちゃいけないんだよ!」背をそむけたら、思いっきり向き合っちゃうんだけどさ。「‥‥あっ」(なぼちん)


姉が色々と落ち込んでいる時、何を考えても答えがまとまらなかったようで、発した言葉。「もう、支離めちゅめちゅだよ‥‥」確かに、滅裂だと思いました。(きき)


この前僕が自転車に乗るときおばあちゃんが「鉄カブト忘れてるよ!」と言い、ばあちゃんヘルメットだよとツッコみました。その翌日また同じ場面があり、今度は改善しようと思ったのか「ヘルカブト忘れてるよ!」と言ってくれました。ヘルカブトってなんじゃそりゃ!(東)


もう10年以上前の話です。友人がコンビニでバイトをはじめました。初日、店長さんがつきっきりで指導に当たってくれたそうです。二日目、いきなり店がすごく混んでしまい、慣れないこともあって、店長さんがサイドについてくれました。ついつい、挨拶を忘れてしまう彼。そのたび店長さんから厳しいお声がかかります。店長「ほら、いらっしゃいませ!」彼「あ、いらっしゃいませ!」やがて、同じ商品を3つ持ってきたお客様が来ました。レジは「3×」と打つように教えてもらっていました。店長「ほら!3かける!」彼はもうこれ以上できないほどの満面の笑みを浮かべ、「さんかける!」とお客様にお声がけしたそうです。翌日、彼はバイトを辞めました‥‥。(演劇青年へ)


数年前、姉が「つまようじ取って」と言おうとして、どういう具合か「タケコプター取って」と言い放ったことがありました。その場で笑い悶えてつまようじをつかめませんでした。(まくろ)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる