その902 (2006-08-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日魚屋さんに「銀だら」を買いに行きました。「ぎんだらは今日はないねー」とお店のおじさんが言ったのを聞いた六歳の息子、大声で、「おかーさん!きんたまなかったの?!きんたま、おかーさんすきやのになぁー!」と残念そうに叫びました。(サフラン)


たしか高校時代ですが、ある日行われた模試がとても難しくて、数学に至ってはほとんどできませんでした。試験後友人数人と「今日の模試、できた?」などと会話していて私は「全然駄目。数学なんかちんぽんかんぽんだった」と言ってしまっていたのです。友人らが黙り込んで初めて、私は言いまつがえたことに気づきました。(匿名希望、学生女)


いつもの商店街の花屋さんの店先を通り過ぎたら、夏らしく、インパチェンスの花苗が咲いていました。ぱーんと種を勢いよく飛ばす、ホウセンカのお仲間です。ふとその手書きの値札を見ると‥‥ん?「インポチェンス○○○円」インパチェンスはラテン語の「impatient(我慢できない)」が語源だそうですので、それじゃかなり間違ってます!この花屋のイケメンお兄ちゃんは、仏花を求めるおばさん達のアイドルなので何気に影響力が心配です。(プランター)


朝出かける直前、制服のブレザーを着るのを忘れ、階段の下から、上に向かって「ブレザー取って」と叫んだら、弟がすごく恥ずかしそうに「お姉ちゃんがブラジャー取って、だってさ」と母に伝えていた。(みお)


世界史の授業で先生の話をぼんやり聞いていると、先生の口から有り得ない言葉が。「で、この包茎ファンドっていうのが〜」は!?なんでいきなり下ネタ!?と私はひとりで焦り教科書を慌てて確認すると「封建反動」。こんな聞きまつがいをする自分が死ぬほど恥ずかしくて心の中で悶絶しました。(カルピス夕張メロン味)


あるレストランの記事を読んでいて、「おすすめメニュー」を見たら、「ヤラシイ」と書いてあってびっくり。よく見直してみたら「ハヤシライス」でした。(かーちゃん)


スーパーに買い物に行った時、小さなポスターに「あなたの性欲診断します」の文字が‥‥。そんなもの診断されても‥‥と思い、よく見たら「あなたの性格診断します」と書いてありました。(ああ、性格ね‥‥)


地元情報誌の表紙にどばーんと「エロライフ」の文字が!「オイオイいいのかい、そんな事をトップ記事にして!」と焦りつつ、よく見てみたら、「エコライフ」でした。私の脳内の方が、何かどばーんと出てるのかもしれません。(しむしむ)


知人に無礼をはたらかれたためものすごいご立腹モードの私。「そんなことじゃイカン!」と叫んだつもりが「そんなことじゃイヤン!」と叫んでしまいました。自分で腰が砕けました。イヤン。(書留タロウ)


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