その929 (2006-08-31)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


成田空港のカフェのカウンターで父が一言。「カフェ・テ・ラを」けっこうはっきりと大きな声で。吹き出す私。こらえきれない店員。たぶん初めて口に出したのでしょう。(いばーらぎー)


テレビに出ている女性タレントを見て。彼「どうしてこのタレントは売れてるの?かわいくないじゃん」私「イワシ系だからじゃない?」いやいや、「いやし系」の間違い。(WAKABA)


私「こないだ『オーメン』見たよ〜、恐かった〜」りょうこちゃん「あぁ〜、あれでしょう〜、悪魔の数字333」2で割ってどうする。(666)


レジのバイトをしていた私。お客様におつりを手渡しながら「○○円のおつりでございます。お楽しみくださいませ」と言った私。‥‥そこは、「お確かめくださいませ」でしょう。(トモ)


上司が、隣に座っている女性の先輩に、「(机の上のものが)はみ出してごめんね」と言おうとして、「すり寄ってごめんね」と言いました。先輩は固まっていましたが、私達は大爆笑でした。(業務用ココア)


欧州の宝飾品展にて、静かな館内でのオバサマ3人組。オバサマ1号が大きな声で「あ、これ、カメレオンよね?」続けてオバサマ2号3号も大きな声で「そうそう!カメレオン!カメレオン!」と反芻。その目線の先にあったものは「カメオ」。(ともこりん)


カンカン照りのある日、母が、長袖を着込んで「ちょっと庭の手入れをしてくるから」と玄関を出ようとしたその時、「あっ、アレ取って!ほらアレ‥‥アドバイザー!」それを言うなら、サンバイザー。(70歳でアドバイザーが出ただけよしとしてあげるよ)


出かけるわたしに母が「スーパー寄ってシーラカンス買ってきて」確認しなくても長い付き合いのおかげで、ツナ缶かシーチキンと言ったつもりだろうと察しがつきました。(もも)


会社宛のお中元でアイスクリームをたくさんいただきました。困ったことにそれをすべて収納できる冷凍庫がなく‥‥。でも、発泡スチロールの容器でしっかり保冷されていたうえ、「アンモナイトも入っているからダイジョウブだよ!」と自信満々の一言を言い放った私。フレーバー選びに夢中になっていたみなさんは、「そうだよね」と生返事。せっかくのまつがいを誰も聞いてくれてないのね。(ドライアイスで煙に巻く)


吹奏楽をやっているものです。オケスコ(オーケストラの曲のスコアのことです)を先生にお貸していた私。部屋を移動することになった私は先生に向かって思い出したように一言。「あっ、森先生、森スコを‥‥!!」‥‥先生は無言で、オケスコを返してくださいました。気づいてたんだか、気づいてなかったのか?口は災いの元です。(その夜同期の人と思いっきり笑いました)

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