その941 (2006-09-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名字は「佐藤」です。取引の覚えのない通信販売会社からDMが来ました。しかし宛名を見て目が点に。そこにはカタカナで「ダトウ様」と。なにをー!この私を打倒とは、いい度胸しとるやんけ。かかってこいや〜!(さとう)


私は「理子」で「よしこ」とよみます。「理科の『理』に子供の『子』でよしこです」と伝えたら、「科子」で封筒が届きました。(倫理の「理」じゃ伝わらないもん)


電話で資料請求を承っていました。お客様が宛先とお名前をおっしゃる時に「○○としひこといいます。としひこの『とし』はびんかんの『びん』です」と丁寧に教えてくださいました。ご請求いただいた資料を入れた封筒の表に、「○○瓶彦」様と自信たっぷりに書き、投函した直後に気が付きました。「瓶・カン」じゃなくて「敏感」だ!(ゴミ分別しっかり主婦)


友人に、猿渡(さるわたり)さんと石躍(いしおどり)さんという人がいます。知り合った頃のこと‥‥。どちらの人に会っても「さるおどりさん」と呼んでしまうのでした。(もう正しく呼べます)


叔父の奥様のことをわが家族はみんな「すずこさん」って呼ぶので「鈴子」と何年も信じていたらじつは「静子」だったと判明。私一人が把握してなかっただけのよう。なまっていただけだったのね。(IN岩手)


我が子の名は「さき」。小学生になって、色鉛筆全部に名前を書かなくていけないとのこと。もう、面倒だなって思って書いている途中、10本目あたりで気がつくと、「きき」と書いていて、子どもに指摘された。「ききちゃんってのもかわいいね」とごまかしたが、子供はイヤそうな顔をしていた。(てーつ)


契約先の葬祭関係の会社名を、本社に電話口で説明するとき、「霊」を説明するのに、「霊魂の霊です」と言いながら、自分でも変な例えだなあと思ったので流してほしかったけど、「え?」と言われ、「あの、こわい霊の霊です」と言って、なんとかわかってもらいました。(るんるん)


お名前の「まさこ」の「まさ」という漢字を、「宮沢賢治の賢です」と言われ、「あの、賢いという字で‥‥」と返したら反応がなかったので、お客様の頭の中の宮沢ケンジは違う字なのかなあと思い、「えーと、どのような‥‥」と聞くと、「大臣の大に、下に貝があるやつ」と言われ、大貝、というはじめて遭遇する漢字にめちゃめちゃインパクトうけつつ、もしやと思い「大臣の臣にヌに貝の、賢いという字ですか?」と聞くと、「そうそう」と言われ、最初から「賢い」で合ってたんじゃん、と思いました。(るんるん)


わたしの上司は「二反田(にたんだ)」さんといいます。電話ではいつも聞き返されるそうです。普段冗談など言わないその上司が、電話を切って、ポツリ。「ウガンダさんだって‥‥」アフリカ系に間違われたのは彼の50年以上の人生で初めてだったそうです。(ひらさわ)

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