その972 (2006-10-13)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


バーベキューの買出しリストを作成中、「めんつゆ」と打ち込んだつもりが思いっきり「まんつゆ」になっていました。自分で打ち込んだのに不意打ちをくらったような気がして、しかもその奥深いイヤらしさに、思わず吹き出してしまいました。まわりに人がいなくてよかった。(S)


母と台所で夕飯を作っていた時。母「ちょっと、そこのチン庫からアレとって!」私「ほいよ」(電子レンジからモノを取り出す)取り出した後、「あれ、いまなんて言った?」と母に聞いたが、何を言ったか覚えてなかったよう。最初に私も疑問に思わなかったところが、DNAを引き継いでそうで怖い。(さやか)


映画『シックス・センス』が公開されようとしていた頃。友人と映画館に行き、ポスターを見ながら話していました。「『シックス・センス』早く公開しないかね!」とテンション高めの私。しかしどこかばつの悪そうな表情の友人。おや?彼女も観たいと言っていたはずだけど?と思いつつも帰宅し、ふと思い当たりました。ずっと、『セックス・シンス』と言いまつがえていたことを‥‥。一体何度口にしたことやら‥‥。(今でもタイトル言う時は一呼吸置いています)


大学の研究室にて。今年就職した先輩が「新歓の飲み会は大変だったよ。部長とかにお酌しに行くだろ?そうすると必ず変態が来るんだよ」「え、変態ですか?!」それは確かに大変だ‥‥と思ったら返杯のことでした。(なかよし)


「ふらっとやって来た」という印象の新人君は、みかけよりも素直で、まわりの人とのなじみも意外と早く、さあ、これから責任ある内容を任せられるかな‥‥と、思った矢先、「俺、今月いっぱいで辞めます」今後、どうするのかと聞くと、今までと同じようなことをやるらしい。だったら、ここでがんばってよ!という思いで、出たことばが「ここでじっくり、腰を押しつけてもう少しがんばってよ!」えっ?いえ、私はそんなつもりじゃ‥‥。言った私が赤面しちゃいました。(ひとみ)


まだ私が独身だったころの事です。当時、職場にアルバイトの若い女性がいました。話す言葉に馴れ馴れしいところがあるイマドキの娘といった感じでしたが、笑顔がかわいらしく、私も少し惹かれていました。その娘がある時、私に向かって「ねぇ、エロ本取って」「えっ‥‥?」職場で突然そんな大胆なことを言われても‥‥それに今は持ってないんだけど‥‥。「そこのエロ本取って」彼女が指さす方向を見ると、そこには私がオヤツにいただいたプリンの容器が‥‥。「そのプリンの容れモン取って。捨ててくるからっ」好意で言ってくれたのは有難いのですが、「容れモン」って‥‥。人知れずドキドキしてしまいました‥‥。(馬些史)


小学校1年生の妹が夏休みの宿題の読書感想文を書いていました。読んだ本は親から引き継いだ年代物の『ちびくろさんぼ』。自信満々で書き上げた力作には思いっきり『ちびくろちんぼ』と書かれてました。家族一同大爆笑のみならず親族一同に広まり爆笑の渦は広がる広がる‥‥。(みんなカガミ文字書いちゃうんだよねぇ子どもは‥‥)

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