その973 (2006-10-14)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


会社でトイレに入ろうと、個室じゃないほうのドアをノックしました。ああ、ここをノックしなくてもいいんだった、と個室に入りましたが、入るときノックを忘れました。水を流して、ふと見ると、鍵が開いたままでした。慌てて、内側からノックしました。(かやこ)


車を運転し、30分ほどで目的地に到着。サングラスをはずして、ダッシュボードの所定の位置にしまおうとしたら、サングラスがすでにきちんと収まってる。かけていたのは老眼鏡‥‥。どうりでやけにまぶしかったはず。(がっくり)


暑い日の昼間に、「クーラーを入れるから、窓を閉めて」と奥さんに言われた夫、なぜか、窓だけでなく、雨戸まで閉めて「暗いじゃないの」と奥さんに怒られた。(ぼけっと夫)


ゴキブリが苦手な自分。一人暮らしを始めてから一層敏感になったのはいいが、風呂に入り髪を洗う度に目の端で湯船の黒い栓をとらえて思い切りびびる自分がとてもくやしい。(どり)


私の職場がある町の地域性かもしれませんが、とにかく通勤途上の道によく犬の糞が落ちています。ある帰り道、つやつやと黒光りするごろんとした大ぶりのみごとなモノが歩道に転がっていました。あ、まただ、嫌だな、と思って迂回したとき気づきました。それは、カブト虫でした。(田舎に勤めています)


前から食べたかった「鶏肉の赤ワイン煮」を作ろうと材料を買い揃え、うきうきしながら準備してちょっと奮発したフランス産赤ワインをボトル半分以上注ぎ、いい感じで煮込み開始。煮込んでいる間にサラダとドレッシングをつくらなきゃ。赤ワイン煮だから、お酢は赤ワインビネガーにしようっと。鍋の隣に、ドレッシングを入れるボトルを置いて、ビネガーのふたをあけ、何を考えたのか、おいしそうに煮えつつある鍋のなかへドバーッと‥‥。ううう‥‥悔やんでも悔やみきれない大まつがい。(夕食は「鶏肉の赤ワイン&ビネガー煮」)


看護師です。個人病院で勤務していたころ、深夜に外来の患者さんがきました。診察室には先生と、自分と患者さん。その患者さんからとってもあまーいニオイが。診察のあいだ、ずっと気になってました。患者さんが帰ったあとに、先生に「いまの患者さん、いいニオイしませんでした?あまーいような‥‥ココアみたいな」ってきいたら、「患者さんは別にいいニオイしなかったよ。たぶん、君の口のまわりのチョコレートじゃない?」って。速攻で鏡で確認したら、口のまわりがチョコレートまみれ。患者さんが来るまえ、チョコレートケーキ食べてました。(あんちゃん)


裸足で川遊びをしていた小5の次男。「もう足ふいてあがりなさーい」という声に、水に足を入れたまま川べりの大きな石に腰かけて、タオルで足をふき始めました。靴を隣に用意して、まず左足。これから履く靴下がぬれないように、くるぶしの方までしっかりふいて。さあ、次は右足。おっとっと。転ばないように左足をついてっと。再び左足を川の水に突っ込んだところで間違いに気づき、「あ‥‥」と固まっていました。(それじゃあ一生終わらんよ)

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