その992 (2006-11-02)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の父、66歳。「わきあいあい」を「うきわいわいわい」と言う。何度訂正しても直らず、なんとなく楽しげな雰囲気だけは伝わるので、今ではそのままにしています。(もうええわ‥‥)


うちのお母さんは、「もぬけの殻」と言おうとして、「間抜けの殻」と言いまつがっていました。どんな殻なの?(まりこ)


今まで勤めていた会社を辞めて、独立する報告をしにやってきた方に、うちの社長がひと言。「それじゃ、これからは裸一発でがんばれ!」‥‥あの。それを言うなら、「裸一貫でがんばれ!」じゃないでしょうか?(H・M)


高校時代、同級生がマクドナルドでコーンポタージュスープを頼もうとして「ポーンコタージュ!」と元気にのたまっていた。(こきち)


アクセサリーを友だちと見ていた時彫り物のされたペンダントを指して、「これ、きれいだねー」「ほんと、きれいなオカメ!」こういうのはカメオっていうんだと思う。(ロディ)


兄弟で靴の話かなんかをしていたとき。「オシャレは足もとからってゆうしな!」と言おうとして「足もとはオシャレからってゆうしな!」と張り切って言ってしまった。(中)


私がちょっとヘマをしたとき、友達ふたりが励ましたり慰めたりしてくれました。話し終わった後、私はふたりに「はげさめてくれてありがとう!」とお礼を言いました。ぽかんとする友達。「はげます」と「なぐさめる」を混ぜて言ってしまったんです。それから1年以上ネタにされ続け、今では私達の間で「はげさめる」という単語が定着しつつあります。(ちょっと便利)


今朝、息子がお箸で小皿をちょんちょんと叩いた。妻「おはらっ!」‥‥「お箸でお皿を叩かないっ」を略したらしい。(北海道弁家族)


家に帰ってリビングのドアを開けるなりおかんに「安っ!」と言われ、は?!と思ったら「間違えた、『早っ!』だ」って‥‥。「安っぽい人間だからよ」って、あんた、自分の娘でしょーに‥‥。(柿ピーわさび味)


私がお洋服屋さんで働いていた頃の事。思い切った感じで、一人の若い男性が入ってきました。どうやら彼女へのプレゼントを探していたみたいですが初めての様で、非常に緊張されながら大きな声でこう言いました。男性「あの〜、アレください。ほら、3枚くらいで着るやつで」私「は?3枚?」男性「そうだ!ア‥‥ア‥‥アンブレラ!」私「‥‥アンサンブルでございますね」言いまつがいに笑いそうになりましたが彼女のためにがんばった彼がほほえましかったな〜。(ツマコ)


ご飯をどこで食べようかと話していたときのこと。「ドリンクバーがあるとこがいいな」と言おうとして、「バ、ド、バ、ド!」とまくしたててしまいました。(バド)

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