かんがえもの
ぶいちゃん
きのううっかり寝ていたら、どすこいおやじが、ぶいちゃんに
かってに手紙をだしていた
のです。
うっかりねてもいられないです。
ばあやは、はなちゃんがわるいといいます。
でもね、ぶいちゃん
こんな状態、うっかりひるねもしたくなります。
みぎをみてもひだりをみてもうしろにいたっては、へそ天でねている、ねこ。
うつってないけど、もういっぴきいます。
かんがえものです。
しかも天気がわるいとかいってはなちゃんは、あまりお外にいってないです。
よるか、あさ、ぐるぐる、あるくだけ。
その間、ばあやは、つばめの子のようすをみたりのらねこたちに、なんか、あいそうをふりまいたりして。
はなちゃんのことはどうおもっているのか。
ぶいちゃんは、ひとりっこで、はなびとかもつれていってもらってるんでしょ。
はなちゃんもうみとか、やまとかいきたいです。
家出しようかと思います。
あ、いまからばあやがどこかにつれていってくれるって。
家出はとりやめ。
ぶいちゃん、いいこでね。
はなちゃんより。
追伸どすこいおやじは、おとこですよ〜っみなさん。
なんで、おんなだと思ったんですか〜っ。
どすこいおやじのおよめさんが、まえはいたんですけど、10年くらいまえに、病気でしんじゃったんです。
びびあん、ってなまえだったんだって。
いまは、おそらにいます。
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